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愛なんて ひとりで成り立つ訳ない
甘えん坊 声だけでいい

詩なんて 喜怒哀楽 の端っこ
の そのちょっと先 の
ふり の 訳のわからない先

ああなんで 人って最後まで 
ああ 自分の死ぬ瞬間を
見られたら 納得するだろうか

ワインで悪酔い  いい歌は
優しすぎて かえって辛い
塩辛でワイン 合うわけないと思っていたけど

若い時に もっとめちゃくちゃに 
もっと 何もかも捨てて
そう今思う でも出来なかった

ただクソ真面目な男として 
生きてきてしまった それでも
出会えた ほとんど初恋で

この不思議は なんだろう 一度だけ
の 人生は そんな仕掛けを 
だから 書くことは少しだけなんだけど

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