シェア
暗証番号を忘れてしまいました。 昨日までは確かに覚えていたんですが ちゃんと無意識に指が…
金魚鉢の中に逆さまの地球が見えたりする わたし何も頑張ってないのに どうしても動けなく…
扉 死にたい 死にたい 死にたい 死にたい 帰りたくない 帰りたくない 帰りたくない 扉 …
第一話 貴方の小さな肩の重みを感じて 見上げると 月が見えました 静かな気持ちになりました…
見失ってしまいました はじめにあったひかりを ちいさなものたち よりあうものたち かぞくの…
吹く風の先にあるものは 揺れる炎の息遣い 見えない吐息の息遣い 血に透く青の息遣い …
奇妙奇天烈な喉仏の化物の如 極太の行燈を頭上からぶら提げ探照灯を燦燦と 地球誕生の以前の如き 地獄の底 劣情の焔が岩漿帯となって ぬたうつ そのなかを のたりのたりと 我が物顔で泳ぐ 邂逅したる亡者ども その遺骸蓄積を想起する およそ人は 奴隷船の底部で鉄亜鈴を足枷にしながら 短く 在るものだ のたりのたりと 黄金色の背鰭を翻し 大きな屁をぽわんと放つ そんな悠然たる 最期を迎えてみたい
東京。 新宿 不夜城 闇は無い。いつまでもいつまでも輝き続ける街 星のない空に 女と男は 終ら…
おしゃべりが苦手な九官鳥 縁側の籠の中で 今日も暮らしてる きっと あしたも 暮らし…
「飢える」 狼になりたい 言…
「乾く」 「河」から語り始めようと想う かつて 大牟田川は紫色の水が流れる河だった 空を…
どこかで見たことのある風景を 追いかけてきた ずっと ずっと どこかに ある 空白の …
ぬりえ とっても とっても おおきな ぬりえがありました はしからはしまで みわたせない…