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7インチ盤専門店雑記466「80sのイベント準備開始…」

一昨日70sイベントが無事(!?)終了しましたので、来月の80sイベントに向けて準備開始です…と行きたいところですが、どうにも動けません。70sイベントの日が激混みで、実はイベントそのものにもかなり影響が出てしまったので、次回はもう少し慎重に準備しようとは思います。まあ毎度のことなのですが、イベント当日というのは不思議とお店が混んで忙しくなるもので、これは人生そのものというか、思うようにならないことばかりの典型です。そういうものだと分かっていても結局繰り返すという、何とも情けない人間です。70sは「早め早めに準備していたから何とか開催できた」に近いもので、反省点の山を築いてしまいました。その反省点を次に生かすどころか、山が大き過ぎて動き出せません。まあそもそも翌日曜日の定休日に半日がかりで片づけたようなもので、「よ~し次、行ってみよー」とはなりません。

何をゴタゴタ言っているかというと、毎度次の準備を念頭に置きながら片づけるわけですが、ブツが見当たらないなぁというものが多くて、「アレッ!?」となっているんです。原因はいくつも考えられます。まずは売れてしまった盤が多いこと、そして記憶が曖昧になっているものが多いこと、さらには以前のイベントで主だったところはかけてしまったなぁ…というあたりです。アナログ盤で持っていたと思っていたらCDだったというものも多いので、そろそろ記憶の限界がきているのかという印象です。…年齢ですかねぇ。

ヘッダー写真はデヴィッド・ボウイの「Never Let Me Down」の12インチ・シングルですが、「アレ?こんなジャケットだったっけ?」という凄い違和感があって、慌てて自宅に保管してあったアルバムも見たところ、さらに???となってしまい、…ここで思い出せればまだましですが、半日経ってようやく「別の曲かも…」と思い出し、 ↓ これを見つけ出しました。

さらに困ったことに、「この曲がかけたかったわけじゃなかった」ということにここで気がつくわけです。ボケ老人そのもののような自分に少し嫌気がさしてしまいました。結局のところ、かけたかったのは1993年のアルバム「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」に収録されている「ドント・レット・ミー・ダウン&ダウン」だったというわけで、80sイベントではかけられないと…。先が思いやられます。

アラームの「ストレンクス」に関しては、12インチ・シングルを持っていたと思っていたら、アルバムしか出てきません。…まあアルバムでかければいい話ですが、記憶違いが甚だしく、CDラックの前で茫然となってしまいました。…そもそも好きな曲があったのに、曲名を思い出せないという困る以前の状態だったりします。

カッティング・クルーの「ブロードキャスト」は英米でジャケットが違うので、ジャケット・トークのイベントでご紹介したのは憶えているのですが、曲をかけたかどうか…。まあヴィデオで紹介することも可能ですし…。この連中に関しては、まあましな方かもなどと、少し安心しましたが、…さて、かけますかね?悩ましい線上という気がしますね。80s臭は強いですよね。

実はジェネシスも某曲の12インチ・シングルを探しておりましたが、なかなか出てきてくれません。…そのかわり、いつ入手したか、存在すら忘れていた「Tonight, Tonight, Tonight」の12インチ・シングルが出てきて、「おー、店に持ち込んで鳴らしてみますか」となっております。こんなことをやっていたらあっという間に1か月は経つわけで、同じことの繰り返しになりそうでビビッているというわけです。

さっさとプレイリストを固めてしまえばいんでしょうけどね…。それができれば苦労はしませんね…。大事なのはトークの中身の方ですしね…。80s、上り調子の経済状況と事件・事故で終わってしまいそうな時代ですから、慎重に内容を詰めないと、ただの音楽を聴くだけのイベントになりそうでいけません。

だいたい開催3週間前にFacebookで告知するのですが、告知前の現段階で既に8名様のご予約をいただいている有り難い状況です。…慎重に準備しないわけにはいきませんね。


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