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日米国際結婚→アメリカへ移住して23年間を過ごす。不妊治療、高齢出産、離婚までを経験。…

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日米国際結婚→アメリカへ移住して23年間を過ごす。不妊治療、高齢出産、離婚までを経験。5年前に日本へ永住帰国。 社会人になった2人の日米ハーフの子供がいる。今は富山でおひとりさま、小さな暮らし。在アメリカ時代に培ったMacとネットスキルを活用して日本の生活を楽しんでいる。

マガジン

  • 海外 バイリンガル子育て

    海外で暮らしながら小さいお子さんを育てていらっしゃるご家族へ。 現地の言葉だけで育っていくお子さんを見て、ちょっと残念に思っていらっしゃいませんか?このマガジンは私がアメリカで生まれた2人の子供達に日本語を教えようと奮闘した(今は昔の)記録です。 言葉を教えるのに決まった法則があるわけではありませんが、ご自身の言葉、日本語をお子さんに伝えていくヒントになれば幸いです。

  • 日本ーアメリカ間の渡航情報

    日米間の渡航者向けに、知っていると便利あるいはお得な情報を集めて行きます。

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2人の子供をバイリンガルに育てて今思うこと

私にはアメリカの片田舎で生まれた子供が2人(現在26歳の息子と23歳の娘)います。知られたメソッドもない中、ほぼワンオペで日本語を教えた結果、何とかふたりとも英語と日本語のバイリンガルに育ってくれました。 今回はそこに至るまでの来し方を振り返りつつ、バイリンガル子育ての経験者として私が今感じることを綴っていきます。 バイリンガル子育ての動機まず、私と元夫が子供をバイリンガルに育てたいと思った動機は 日本に住む私の両親が子供と日本語で会話ができるように 将来子供が日

    • 耳がムズムズする理由とその自力解決法

      耳の穴に妙なムズムズ症状が出始めた 人間を長くやっていると、いろんな初体験をするものです。 先週初めくらいから、右の耳に妙な症状が現れ始めました。 外耳道(耳の穴)に髪の毛が1本、そうでなければ微小な虫か何かが入り込んだような感覚を覚え始めたのです。 最初はあまり気にも留めず、やり過ごしていたのですが、1週間たっても一向に収まる気配がありません。 それどころか症状は次第に度合いを増してきて、しかも1日に何度も何度も襲われる原因のわからない症状に嫌気がさしてきました。

      • 英単語の向こう側、移住してわかったアメリカ人の生活スタイル〜靴と玄関〜

        フローリングの床の部屋にテーブルや椅子、ソファを置いて生活をしていても、私達日本人は食事の時にやっぱり箸を使ってますよね? 日本の生活スタイルは近代において大幅に欧米化したけれど、生活の細かな部分は決してそういう訳ではありません。 なので、日本人がアメリカで生活を始めるとそれまでの生活と同じ部分とそうでない部分がゴッチャで、「どうして〜??」という思いにかられることもしばしばです。 生活スタイルの違いには国の制度や地域性、風土の違い、また身体上の相違などいろんなことが関

        • 何もすることがない日にやったこと

          おひとりさまの小さい暮らしを営む私には、現状同居する子供もペットもいないので、全く予定のない日というのが(しばしば)あります。 さて、そんな何にもすることがなかった今日、私がやったことについてお話ししたいと思います。 1 スマートテレビを使い倒す 新聞を取っていない私は、なるべくテレビという家電を情報源として使おうと言う意志を持って使っています。 なので、テレビは録画番組もYouTubeもリモコンのボタン一つで切り替えられるスマートテレビにしています。(最近はスマートテレビ

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        2人の子供をバイリンガルに育てて今思うこと

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        • 海外 バイリンガル子育て
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        • 日本ーアメリカ間の渡航情報
          3本

        記事

          海外でバイリンガル子育て〜2人目の子供の場合〜

          私がアメリカNCの片田舎で、2人目の子供にも日本語を教えたいという希望を持って過ごした2000年以降の日々の記録です。 20世紀最後の年の9月に、私達の一人娘が生まれました。 日本語の小さなコミュニティができた!娘の誕生により、私たちは小さな日本語コミュニティを獲得しました。 この年、長男は年齢が4歳近くになっていて、アメリカにいながら私と息子は家ではいつも日本語で会話していたからです。 2人が3人になると、「わたしと息子」「僕とママ」という1:1の関係だけでなく、私

          海外でバイリンガル子育て〜2人目の子供の場合〜

          海外でバイリンガル子育て〜ふたつの出会い〜

          これは、私がアメリカの片田舎で2人の子供に日本語を教えたいという望みを抱いて過ごした1990年代後半以降の日々の記録です。 ベターベイビーセミナーとの出会いアメリカでバイリンガル子育てを成功させるため、私は子供の言語習得について何らかの指針を得たいと思いました。 その時に出会ったのが(今は亡き)脳科学博士グレン・ドーマン氏。アメリカ、フィラデルフィアに拠点を置く彼の研究所が主催した「ベターベイビーセミナー」でのことでした。 ドーマン氏がセミナーで教えてくれたことは、

          海外でバイリンガル子育て〜ふたつの出会い〜

          海外でバイリンガル子育て 〜ことばを教える具体的な方法〜

          私にはアメリカの片田舎で生まれた子供が2人います。ワンオペで日本語を教え、何とかふたりとも英語と日本語のバイリンガルに育ってくれました。 今回は「どうやって日本語を伝えればいいの?」と迷う方の一助になればと思い、私が実践した具体的な方法を綴っていきます。 ゆっくり はっきり 繰り返し 親が赤ちゃんに新しい言葉を聞かせる時は、いつも ゆっくり はっきり 繰り返して 聞かせてあげてください。 早く言ったのでは、特に聴覚の未熟な赤ちゃんには聞き取れません。口のあけ方なども

          海外でバイリンガル子育て 〜ことばを教える具体的な方法〜

          グローバルエントリーを日本国籍者の資格で取得するまでのプロセス

          以下は、グローバルエントリー(Global Entry)の申請から取得までのプロセスを米国税関・国境取締局(CBP)のウェブサイトにあるGlobal Entry for Citizens of Japan(英語)のページを基に、日本語で分かりやすく説明したものです。 日本国籍の方は、米国税関・国境警備局(CBP)のトラステッド・トラベラー・プログラム(Trusted Traveler Program TTPと表記されることが多い)のウェブサイトからグローバルエントリー(GE

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          グローバルエントリーを日本国籍者の資格で取得するまでの…

          アメリカ渡航で重宝したグローバルエントリー!申請から承認まで

          前回は、日米間を行き来する渡航者にとってとても便利な認証、グローバルエントリーが2023年夏から、日本人ならだれでも申請できるようになったことをお伝えしました。 米国の空港の出入国ゲートで長い列に並ぶことから解放され、待ち時間を大幅に短縮してくれるツールなので、 長い列には並びたくない方(健康面に問題のある方、高齢者、小さい子供連れの方など)は$100を支払う価値があると思います。 グローバルエントリー〜永住権で取得した私の場合〜  オンラインでTTPにアカウント作成

          アメリカ渡航で重宝したグローバルエントリー!申請から承認まで

          日本人も申請可能!アメリカ入国がクルー並みに早くなるグローバルエントリー (Global Entry)

          アメリカに入国する際に非常に便利なグローバルエントリー (Global Entry)という認証をご存知ですか? 2023年7月から日本人全員がグローバルエントリー申請の対象に アメリカへ渡航する時、あの長時間に渡るフライトの末にさあ入国! という場面で、クルー(フライト乗務員)はほとんど待ち時間なしに国際空港の入国審査を通過できるのに、 一般の渡航者は長い列に並んで、時には何時間も待たなくてはいけません。 運悪く混雑する時間に当たると、乗り継ぎの国内便に乗り遅れてしま

          日本人も申請可能!アメリカ入国がクルー並みに早くなるグローバルエントリー (Global Entry)

          海外でバイリンガル子育て 〜序章〜

          環境:父親はアメリカ人、私は日本人、場所はアメリカ NC 私には2人の子供がいます。 上は息子1996年生まれ、娘は4歳年下で2人ともアメリカ、ノースカロライナ州の地元の病院で生まれました。 2人は同じ家で育ち、共にバイリンガルですが、そこに至る過程は同じではありませんでした。 どの言語が母国語になるのかは育つ環境次第 まず、言語を習得する過程についての基本的な認識から。 アメリカで生まれた赤ちゃんは、どの子でも英語を話すようになるでしょうか? 日本語はどうでし

          海外でバイリンガル子育て 〜序章〜

          自己紹介+国際結婚、バイリンガルetc

          はじめまして、皆さん。 私のプロフィールの記事にお越し下さり、ありがとうございます。 私は wordpress、blogger、hatena などいろいろな ブログサービスを経て、今日ようやく note に落ち着きました。 noteはいいですね。共感できる方々とバーチャルに出会えます。 オフ会をしたいと思うくらいです。笑笑 さて、簡単に自己紹介をさせて頂こうと思います。 私は大学を卒業後、東京で英語を扱う出版社に就職しました。 中学、高校の英語の教科書の編集がメインの仕事

          自己紹介+国際結婚、バイリンガルetc

          窓から見える剱岳が好き。あのギザギザのシェイプ、ドカンと地面に根を張ったような重量感。富山というと立山が有名だけど、立山と言いながら剱岳をイメージしている人は多い。あの富山の写真家、イナガキヤストさんの写真に出てくるメインの山は大体が剱岳。これは春、大日橋のふもとから撮ったもの。

          窓から見える剱岳が好き。あのギザギザのシェイプ、ドカンと地面に根を張ったような重量感。富山というと立山が有名だけど、立山と言いながら剱岳をイメージしている人は多い。あの富山の写真家、イナガキヤストさんの写真に出てくるメインの山は大体が剱岳。これは春、大日橋のふもとから撮ったもの。