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アメリカ渡航で重宝したグローバルエントリー!申請から承認まで

前回は、日米間を行き来する渡航者にとってとても便利な認証、グローバルエントリーが2023年夏から、日本人ならだれでも申請できるようになったことをお伝えしました。

米国の空港の出入国ゲートで長い列に並ぶことから解放され、待ち時間を大幅に短縮してくれるツールなので、

長い列には並びたくない方(健康面に問題のある方、高齢者、小さい子供連れの方など)は$100を支払う価値があると思います。

グローバルエントリー〜永住権で取得した私の場合〜

 

オンラインでTTPにアカウント作成

私は永住権を持っていた2013年に、グローバルエントリーをアメリカ国内で取得しました。

日本国籍+ESTAで申請する場合とは手続きが少々違いますが、参考までに
具体的な内容を簡単にお話ししておきます。

Step ❶ Trusted Traveler Programsにアクセスしてオンラインで申し込む
Step ❷ アカウントを作って自身の情報を登録し、最後にクレジットカードで$100支払う

仮承認の通知


Step ❸ 数週間後にemailが来て、 status change (書類審査が通過した)の連絡がある(仮承認となる)

インタビューの予約を入れる


Step ❹ 30日以内に面接(インタビュー)の場所と時間の予約を入れる

インタビューを受けられるロケーションは主にアメリカ各州の空港の中にありますが、混んでいるところは数か月先まで予約が入っていました。

混んでいる場所へしか行けない人は、毎日サイトにログインして reschedule my appointment から入って、早い日時のキャンセルが出たところを取ります。

インタビューに行く


Step ❺ 必要な書類を持って、グローバルエントリーのインタビューに行く

私の場合、最寄りはノースカロライナ州のシャーロット空港でした。

この看板が目印

ターミナルの2階、出発階(Departures) Check point C の向かい側です。

入って右側に受付の係員がいて、受付時間と必要書類(レター、パスポート、グリーンカード、運転免許証)をチェックしたあと、審査官に呼ばれるまで 待つようにと指示されました。

中には、空港の入管にあるGlobal Entryのキオスクのデモ機があり、使い方を試してみることができました。

インタビューの目的

インタビューの目的は基本的に、グローバルエントリー取得の目的を聴取することとデジタルの個人記録にアップロードするために生体認証(biometrics)をとることでした。

審査官は私に質問しながら私が持参した書類をスキャンして、記録を完成させ、最後に指紋と顔写真を撮って終了でした。

審査官とは当然のことながら、英語で話しました。

私の場合は所要時間はものの5分でしたが、それぞれの人の事情によっていろいろ尋問され、もっと時間がかかっているような人たちもいました。

Houston 

承認の通知が来たら

審査を通過すると最終的に承認されたことを知らせるメールで登録済旅行者番号( Known Traveler Number)が届きます。

Step ❻ カードが1週間ほどで郵送されてくる(恐らく米国居住者のみ)
Step ❼ 受け取ったカードをオンラインでActivate (有効化) する

再びオンラインで自分のアカウントにログインし、審査が通過したことを知らせるメッセージをクリックします。

次に出てくるスクリーンに、届いたカードの裏の3桁の数字を記入するように指示があります。

そのようにしてカードを有効化しておかないと、イミグレーション(入国管理局)でGlobal Entry のキオスクを利用して入国審査を通過することができません。

以上が、私がアメリカでグローバルエントリーを取得したときの体験談でした。

もうだいぶ前のことなので、永住者向けの手順は事情が変わっているかも知れません。

その場合はコメントでお知らせ頂ければ、これから取得される方のために役立つと思いますので、よろしくお願い致します。

以上、日米間の渡航が多い方々のお役に立てれば幸いです。


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