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前澤のいないZOZOの未来 11/5

こんにちは
昨日の分です。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

カリスマ的なリーダー

組織論的にはカリスマ的なリーダーシップで成り立っている企業はカリスマ的なリーダがいないと崩壊してしまうとされています。しかし、そんな組織には必ず世代交代がやってくるものです。

この前も取り上げたZOZOは創業者の前澤友作氏のカリスマ性によって大きく成長した企業です。前澤友作氏の打ち出すZOZOの取り組みやメディアに取り上げられる行動は多くの人の注目を集めました。

しかし、ZOZOがZホールディングスの傘下に入る際に前澤友作氏は社長を辞任したことにより、ZOZOの顔を失ってしまいました。ZOZOはこれからが大事な戦いとなってくるでしょう。

二代目社長

記事の中では、前澤氏の後任としてZOZOの社長に就任した澤田宏太郎社長の話が紹介されています。なんと、新社長に就任する一週間前に告げられたそうです。

澤田社長は、前任の前澤氏が様々なアイデアを出し、それについていくような組織構造だったものを、組織のメンバー全体で考え、上層部に意見を上げていくような体制に変えたそうです。

正反対な人物

そして、前澤氏のように新しいアイデアでみんなを引っ張るのではなく、既存のサイトのシステムの改善や過去の反省等を生かして改良していくような経営を行うところから始めたそうです。

澤田社長は前澤氏とは正反対なタイプのようです。しかし、澤田氏はZOZOのカルチャーを維持する、ファッション人材とたくさんのデータがあるため、問題はないと考えているそうです。

ロジカルだけじゃない

記事の中では、「ロジカルじゃない世界に実は解がある」という言葉があります。私はこの言葉にとても感心しました。私も世の中にはロジカルじゃないことが多いと感じます。

自分はどちらかというと、澤田社長のような人間で理論的に物事を考えるタイプの人間です。しかし、何でもかんでも理論的な行動をとる人間は学問の中にしか存在しません。

大きな信念が重要

ZOZOのファッションの通販サイトも、最初は実際にはいてもいないのに買う人なんているわけがないと言われていました。しかし、実際には近所に店舗がないブランドの商品を買う人が多くいました。

意図していなターゲットに流行してしまうのはマーケティングでもまれにあることです。ロジカルだけではすべてを片付けることはできません。前澤氏のような信念で動く人が大きな成功を収めることはよくありあます。

ZOZOの社員はファッションに対する信念とカルチャーが消えない限り、指示されるでしょう。ZOZOSUIT2はその大きな一歩としてとても期待できます。

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