カビの生えたバーガーのCMが大賞に 7/16
こんにちは。
昨日から独学でプログラミングを初めてみました。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
よくわからない広告ってありますよね
皆さんはネットの広告や、YouTubeの広告を見ていて、全然商品の内容が見えてこない広告や、明らかに過剰な広告を見たことはありませんか。ごくまれにテレビCMにも何が伝えたいかわからないCMがありますよね。
広告とは、商品や事業を知っていもらうために作る場合が多く、広告を出すのは、かなりお金がかかってきます。
マスメディアではかなりのコストが発生するはずなのですが、興味を引けないCMを放映するのはかなりの無駄です。
飲食店のCMにカビ
記事の中では、広告で賞を獲得しているバーガーキングの「Moldy Whopper(カビの生えたワッパー)」の広告を例に挙げ、その意外性や、顧客の心をつかんだ手法が考察されています。
このCMは、飲食店であるバーガーキングの看板商品のワッパーにカビが生えていく様子を早送りで写したCMです。自身の商品にカビが侵食していく様子を写すのは、一見マイナスのように感じられます。
カビが安全性をアピール
しかし、このCMが表現したいのは「人口保存料が無添加」という点です。記事の中でこの手法は、完璧ではなく、少しマイナスの場面を見せることで正直な広告をつくる企業というアピールと身近に感じさせているそうです。
記事を読んで
私が気になったのは、この広告はバーガーキングだからこそできる広告だということです。例えば、ハンバーガー店の広告をつくるうえで表現したほうが良い点の順番はどうでしょう。
まず、そのハンバーガーのおいしさ、見た目、種類の豊富さ、サイドメニューの豊富さ、店の雰囲気などが先に重要視されるはずです。
飲食チェーンの広告は難しい
しかし、それらの点は大手ハンバーガーチェーンであるからこそすでに知られているため、言う必要がないのです。逆にそれらの情報はほかのチェーン店とあまり大差はなく、そこでの差を表現するのは難しいのです。
ハンバーガーのおいしさを測る単位なんて存在しないし、見た目の評価基準も作れてとしても、一般化していない分表現しても意味がないでしょう。そう考えると大手チェーンの広告はとても難しいでしょう。
私の「Moldy Whopper」の考察
この「Moldy Whopper」のすごいところは、定番の商品なのに流行に乗っているところです。健康志向が強まっている中、食品添加物を嫌がる人は多いです。
そのようなときに、人口保存料を使っていないという。広告において、それ一本で広告にしてしまうには贅沢だと思います。しかし、時代に沿ったインパクトと絶対的な根拠を表現できています。
美しく見えるカビ
その他にも、ふつう汚いと思われるカビを少し美しい芸術にも感じるような構図で撮影されています。ただ、カビの生えたワッパーというわけではなく、どこか美しくカビの生えたワッパーになっているのです。
時代とともに変化する広告
広告においても逆転の発想が素晴らしい表現のカギとなっている気がします。インターネットの普及で広告は表現するモノから、ホームページなどの入り口に変わってきました。
意味の分からない広告もなんだか調べたくなってしまうことってありませんか。広告の多様化も進んでいって明らかに昔とは異なるスタイルになっています。そういう風に見てみるのも面白いかもしれません。
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