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野菜に100倍の価値を生むブランド力 10/18

こんばんは
明日からまた一週間頑張りましょう。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

ブランド化の力と難しさ

以前、スターバックスはブランド力で売っているというnoteを書かせていただきましたが、ブランドの力は絶大です。ブランドは需要の法則を超えた力を発揮することがあります。

大学の講義で商品のマーケティング案を出す際によくブランド化という言葉を聞きます。事実、世の中には多数のブランドが存在し、そのブランドに絶大な信頼を置いています。

しかしながら、ブランド化といっても、宣言するだけでブランドとして浸透するのならば難しくありません。多くの顧客がそのブランドの価値を評価していなけらばなりません。

一本のネギを1万円で売る

記事の中では、ネギのブランド化に成功したねぎびとカンパニーの事例が紹介されています。なんと、一本のネギが1万円で売れているそうです。相場の100倍以上の価値です。

ねぎびとカンパニーが販売している1万円のネギ「モナリザ」は、10本程度しか販売しないプレミア商品です。ぜひ一度食べてみたいと思うでしょう。また、スーパーには2本298円のネギを出荷しているそうです。

プレミア商品の「モナリザ」や贈答品用の「真の葱(10本程度で1万円)」の高級葱があることによって、通常ではかなり高い「寅ちゃんネギ(2本で298円)」が安く感じてしまうブランド力があると述べられています。

10本ですべてのブランド化

記事のタイトルにもあるように、10本のネギによって、ねぎびとカンパニーのネギは数倍の価値で評価されています。私は日本一というブランドが強いと感じています。

10本の効果

日本一の値段のネギのブランドというのはとても興味を引きます。さらに価格も万に到達しているのでかなり選び抜かれた10本と感じます。一見不可能な額に感じますが、お金持ちは食いつきます。

お金持ちの気持ちになってみると高級品を買うハードルは低いです。しかし、数が限定されると新たなハードルが出てきます。どんなにお金を持っていても10本しか販売されていないためさらにプレミアになるのです。

日本一という魅力

また日本一の高い時計を買うことはできなくても、日本一のネギは手を伸ばせば手に入れます。日本一の価値が1万円で手に入ると聞くと高くないと感じる人は多くいます。

さらに、そのネギとあまり大差ない製法と品種のネギが相場のたった3~4倍で購入できるとなると安く感じてしまいます。それがブランドの力であり素晴らしいブランドマーケティングだと思います。

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