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焙煎日記 2022/12/16 ブラジル フクダトミオ ブルボン

本日はマンデリンとブラジルを。
この二種にコロンビアを加えると、ジリオの『深煎りブレンド』になります。

ブラジルは国策でコーヒー農園を作った産地です。本来コーヒー豆を作れる土壌ではなく、大規模な改良作業で農園を切り拓いたそうです。
その際に大いに力を発揮したのが日本からの大移民団で、今から100年ほど昔の話です。
今でも日系2世・3世の方が活躍されていますが、ジリオでは「トミオ・フクダ農園」のものを長く使用しています。


トミオフクダ氏のお師匠さんは北大農学部出身の島野さんという方で、科学的な土地改良と樹上完熟豆を使うという画期的な農法を開発され、残念ながら現在は引退されましたが、多くのお弟子さんにその味は引き継がれています。

その透明でまっすぐな苦味が、この『深煎りブレンド』のベースになっています。


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