本当の愛は、束縛しない
私は執着心の強い人だ。
一度「これ!」と思ったことに対しては、とにかく真っすぐ目を離さず見つめてしまう。
自分が決めた目標に対しては、移り変わらず、実現まで諦めない。
こういった面ではまだ良いのだが、執着対象が人となってしまうと、その被害は途轍もなく大きくなる。
窒息しそうな程に、
相手と自分を束縛してしまうからだ。
何よりも怖いのは、お互いそれが愛情だと思い込んでしてしまうことだ。
愛しているから束縛する。
愛されているから、束縛されている。
だから不安であるのはしょうがない。
身動き取れないのも仕方がない。
とんだ勘違いである。
『心の持ち方』(ジェリー・ミンチントン)の中にーー
私たちに必要な愛は、誰かからもらうものではなく、内面から来るものである。相手を支配しようとする愛は、本当の愛ではない。それは自己中心的な執着であり、自分が精神的に不安定な人間であることを世間に公表しているだけだ。
と書かれてあるが、まさにそうだ。
また、聖書には
愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が伴 っているからです。 恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。(第一ヨハネ4:18)
とある。
これどんな人間関係においても同じ。
怖い、苦しい。そう感じるようであれば、一度その「愛情」を見直してみるべきだ。
そして、自分自身の心をも。
嗚呼、そういう私も、なんと自己中心で、精神不安定な人間なのだろう。
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(画像素材元:https://www.pakutaso.com/)
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