曼珠沙華

私と私の対話の場所 感情の掲示板

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最近の記事

本の世界

思い返すと、私の人生に読書は付き物だった。 1番古い記憶は小学校5年生の昼休み。 私は机に座り、図書館で借りた本を開いて本の世界に夢中になっていた。それからは友達と呼べる関係の子が私にも出来て、学校の朝読書の時間以外は本を開く事はなくなった。小中とほぼ変わらない同級生達の中で生きてきた私は、高校生になり新しい人間関係を築くことに苦戦した。 元々人とのコミュニケーションを取ることが苦手だった私は、案の定新しい環境で一人浮いた。 その頃から私は本の世界へ逃げ始める。 授業と

    • 恋愛と自殺は似ている

      恋愛と自殺は似ている。 それは別に「死にたくなるほど愛している」とかそういう意味ではなくて、私にとって恋愛と自殺は両方とも定められた運命の上に存在しているものという意味だ。 どれだけ前向きに生きることを考えても、どれだけ今が幸せでも、「私は40歳になったら自殺する」という気持ちは無くならなかった。 前までは「私は不幸だから死にたくなるんだ」「孤独だから死にたくなるんだ」と思っていた。しかしそれは勘違いだった。そもそも私の人生は自殺の為に存在しているのだ。 どれだけお金持

      • 愛について

        私は20代前半という1番若々しく、女として輝いている時期に他人に恋愛感情を抱けなかった。 行動してみたら何か変わるかなと思って、マッチングアプリをやってみた。実際に相手と会った。それなりに趣味も合うし、一緒に雑貨屋や古着屋、カフェ巡りもした。とても優しい人だった。 それなりに楽しかった。 でもそれ以上でもそれ以下でも無かった。 その人と家に帰って通話する時間は私にとって苦痛だった。悪い人では無い。相手も真剣に交際相手を探している。だからこそ余計私の心は傷む。「ごめんなさい

        • 薔薇園の薔薇にはなれないという話

          「私はあの人よりも努力しているのに、なんであの人の方が幸せなのか」 「なんであの人はあんなにも皆から好かれるのだろうか」 「なんであの人ばかり私の欲しいものを手に入れることができるのだろうか」 いつも自分と他人を比べては、「なんで」を繰り返してきた。精一杯努力しても私は手に入れる事は出来ないのに、あの人は努力をしなくても手に入れる事が出来る。 私の努力が足りないのか?私はどれだけ頑張っても人並みにはなれないのか?そんな事を考えているうちにどんどん自分のことが嫌いになって、自

          私が幸せに生きられない理由を本気で考えてみる

          本当の自分を好きになれない︎ 自己肯定感が低い事が私が幸せに生きられない最大の理由だと、カウンセリングを受けながら何度も感じた。なぜ本当の自分を好きになれないのか、どうしたら自分を好きになれるのかを先ずは考えていく。 ◾︎本当の自分がクソすぎた 物に当たる 驕り高ぶっている しょうもない嫌がらせをする 相手の気持ちを考えられない どんな風にクソなのかを書き出してみた。細かく書くと沢山あるが、わかりやすく大きな特徴だけをあげることにする。 これらは基本的に小学生〜高校卒業

          私が幸せに生きられない理由を本気で考えてみる

          ラブレター

          最近あまり眠れていない。 嫌な夢ばかり見る。 目が覚めた瞬間、不安な気持ちに襲われる。 現実に生きていてもずっとふわふわした感覚が続いている。 自分の意識を本の世界へ飛ばすことで現実逃避をしながら過ごしている。 朝から理不尽なクレーマーに当たる。 世の中は、運命は、人生は、私に対して理不尽だ。 美味いものでも食べて今日くらいはぐっすりと眠って欲しい。 私くらいはお前の事を肯定してやるし、味方でいてやる。私の前でくらい気を張らなくていいし、本音で過ごしていい。自分に嘘をつ

          ラブレター

          17年後に自殺する女の23歳の誕生日

          私は40歳で死のうと思っている。 自殺計画はまだ立てていないし、本当に死ぬ事ができるかどうかもわからない。 2年前に首を吊る用の縄を買ってきたがその紐もどこかへ無くしてしまったので、また買っておかなければいけない。 そんな私は23歳の誕生日を迎えた。いや、正確には数日後に迎える。縄を首にかけるまで残り17年というわけだ。 これを読んでるあなたにとって誕生日とはどんな日だろうか? 愛する人から生まれてきたことに対して感謝の言葉をかけて貰える尊い日だろうか。 日頃頑張ってい

          17年後に自殺する女の23歳の誕生日

          感情の海での6ヶ月

          ぐちゃぐちゃな感情の海で溺れてしまいそうになった時、気持ちを文章にすると心が落ち着く事が最近わかった。 特にそれは、人に見られる場所であればあるほど良い。 この半年間、私の心の内で何が起きていたかを書いていこうと思う。かしこまった書き方にはなるが、この方がどうやら私には合っているようでこのままで行かせてもらう。 私は遠回しに言われても「今相手はこう思っているんだな」と察する事ができる。だから、遠回しに言っても伝わらない・察する事の出来ない人の気持ちが理解出来ない。「遠回

          感情の海での6ヶ月

          置かれた場所で咲きなさい

          この言葉が嫌いだった 「あなたの居場所はそこで充分」 「あなたはまだ努力していない」 「あなたはその程度」 と言われている気がした 中学生の頃どこかでこの言葉を聞いて、自分は何となく「お前の居場所はそこで良い。高望みをするな。」という意味だと解釈をした。 今思えばその当時はまだ視野が狭かったがためにそういう解釈をしてしまったのかもしれないし、単純に私がひねくれ者だっただけなのかもしれない。実際自分はひねくれている。しかもプライドが高く、自己肯定感が低い、精神的に未熟な人

          置かれた場所で咲きなさい