ミソラ

旦那と3人の子供たちと生活している主婦です。 思ったことや感じたこと、自分の考えや伝え…

ミソラ

旦那と3人の子供たちと生活している主婦です。 思ったことや感じたこと、自分の考えや伝えたいことを発信していきます。

最近の記事

詩「選ばれたいけど…」

わたしはいつも選ばれない 選んでもらえない だって上には上がいるんだもの 選ばれない人生は悲しいから 誰かに選んでもらいたくて 何かに選んでもらいたくて 選んでもらえるように 選んできた それなのに苦しくて それだからこそ苦しくて 心が本当に望んでいるのは 選ばれることなのではなくて 自分を信じて 心のままに 選び続ける人生だ

    • 詩「あなたが見ている世界は?」

      時計のアラーム  一日の始まりを教えてくれる 朝の光が気持ちいい 満員電車 時間通りに多くの人を乗せて走る 赤信号 道ゆく人を守る 誰かが植えてくれた歩道に咲くきれいな花 誰が開発してくれた便利なスマホ あたりまえがあふれるこの世界で たくさんのありがとうに 気付くことができたら この心は 幸せでいっぱいになるのでしょう どんな人にもやさしくなれるのでしょう 時計のアラーム もう朝がきた まだ寝ていたいのに 憂鬱に体を起こす 満員電車 今日

      • 詩「相思相愛」

        ぼくが君を気にしたのは 崩れた笑顔に心が揺れたから ぼくが君にまた会いたいのは なんとなく居心地よかったから ぼくが君を選んだのは 本音で向き合ってくれるから わたしがあなたを気にしたのは こんなわたしに声をかけてくれたから わたしがあなたにまた会いたいのは わたしのことを受け入れてくれたから わたしがあなたを選んだのは あなたの笑顔にいつも救われるから 笑顔に惹かれて 笑顔に恋をした 本音が嬉しかった それが嬉しかった ここには 認め合い支え

        • 詩「時」

          時計の針は 止まることなく ひたすら進む 戻ることなく どんなに幸せなひとときも 次の瞬間には過去になる 時計の針は いつも一定 変わらず今も 時を刻む どんなに辛いできごとだって 次の瞬間には過去になる だから 今を 大切に生きる だから 今を 味わい尽くそう

        詩「選ばれたいけど…」

          詩「強くなりたい」

          強くなりたい 強くありたい 守りたくて 自分のこと 大切なあの人のこと 弱さを隠し 涙をこらえ 孤独を愛して 自分の本当の気持ち 置き去りにして 弱い僕が泣いてる 泣きたい僕は悲しんでる 本当の僕を無視しないでと 強くなりたい 強くありたい でもその前に 愛してほしい 認めてほしい 僕自身に 弱さ抱きしめ 涙受け止め 全てを愛して その先にやっと見つけた 本当の強さ

          詩「強くなりたい」

          詩「我が子の傷」

          我が子が傷ついて泣いている 痛い 痛い 尋常じゃなく痛い なんとかしてあげたい 助けてあげたい だから 「大丈夫?」「あーする?」「こーする?」 心配の声が止まらない いやいや 待て待て 傷ついたのはこの子であって わたしじゃない ならこの痛みは何? これはきっと過去の痛み 過去の痛みを思い出しただけ 愛する我が子の泣き顔が 過去の痛みをさらにえぐる 向き合うべきは 過去の自分 心配の声が必要なのは 過去の自分 わたしに人の傷は治せない

          詩「我が子の傷」

          詩「怒り」

          フツフツ フツフツ 湧き立つ怒り 不安に侵食された体 バクバク バクバク 心臓の動きが速くなる まるで命の危機を感じているかのよう この不安をなんとかしなければ この恐怖をなんとかしなければ 心を安心させなければ 理性はあっという間に崩壊 濁流のごとく怒りが押し寄せる 「わたしを安心させろ」とばかりに 感情的に怒鳴り上げ 怒りを撒き散らし 標的をコントロールしようとしている 気づいた時にはどうにもできず 感情があふれ出して止まらない 過ぎ去った

          詩「怒り」

          詩「素直に伝えられたら」

          ごめんねとか ありがとうとか 愛してるとか 大切だよとか 本当に伝えたい想いは こんなにもシンプルなのに 喉の奥で言葉が詰まって 出てきてくれないんだ 寂しいとか 行かないでとか 苦しいとか 助けて欲しいとか 本当の気持ちは プライドや世間体とかに埋もれてしまい 見つけられなくて 間違った言葉を選んでは 困らせてしまうんだ 心に正直でいられたら 気持ちを素直に伝えられたら この世はもっと簡単で 単純で 楽しいものなんだろうな

          詩「素直に伝えられたら」

          詩「四つ葉のクローバー」

          僕は四つ葉のクローバー 周りの子とはちょっと違う 1枚葉が多い 巷では「見つけたら幸せになれる」 なんて言われてる でもね ぼく思うんだ 四つ葉のクローバーを 見つけたから 幸せになれるんじゃなくて 幸せな人が ぼくらを見つけるんじゃないかな だって 幸せな人は 幸せをたくさん知っていて たくさんの幸せを見つけられるんだから 「みーつけた!」 周りに花が飛んでいるような笑顔の子供と 目が合った その子はぼくに手を伸ばした 反対の手にはすでに仲間

          詩「四つ葉のクローバー」

          詩「すれ違い」

          わたしが彼を怒るのは ずっと一緒にいたいから 彼女が僕に怒るのは 彼女にとって僕は至らないから 僕が彼女を心配するのは 彼女のことが大切だから 彼がわたしを心配するのは わたしのことを信じてないから わたしが涙を流すのは  分かり合えず悲しいから 彼女が涙を流す理由 いつもわかってあげられない 僕が別れを告げたのは 彼女のことを愛しているから 彼が別れを告げたのは もうわたしを愛していないから すれ違うから考える 人の気持ちを 自分の気持ち

          詩「すれ違い」

          詩「空と心」

          ふと見上げた空 いつもとは少し違って見える いつもより壮大で いつもより優しくて いつもより温かくて 胸の奥から何かが込み上げ 喉の奥で何かが通り過ぎ 目の奥では涙がじわり そうか わたしは泣きたかったのか 雲の動きに心が止まり 空の色で心が癒える いつもと違って見えた空 それは心を教えてくれた

          詩「空と心」

          詩「蝶々」

          ヒラヒラ 舞い踊る蝶々たち 体よりも ずっと大きい羽を パタパタ パタパタ 動かして フラフラ フラフラ 飛んでゆく まっすぐ スイスイ 飛べないけれど 前へ前へと 進んでいく たどたどしさが 可愛くて たどたどしさが 美しい そんな姿が 愛されて 不完全だから 魅力的 今日も蝶々は飛んでゆく ユラユラ ユラユラ 飛んでゆく

          詩「蝶々」

          詩「だるい朝」

          今日も朝が来た 体が重たい朝が来た 寝ても寝ても眠い朝が来た 昨晩早く寝たのにな そういや変な夢見たな よく覚えてないけれど 今日も朝が来た 布団が恋しい朝が来た 朝日が憎い朝が来た それでもとりあえず目が覚めたから それでも無事に朝を迎えたから 今日も一日なんとか 生き抜くとしよう

          詩「だるい朝」

          詩「涙は本音」

          どんなに言葉をつぐんでも どんなに無理して笑っても 涙はポロポロ溢れ出す いつも平気なフリをして 平常心をたもっても 涙はポロポロ溢れ出す 涙は本音 悲しいけれど 泣くことでしか 表せない

          詩「涙は本音」

          詩「わたしの中に住む悪魔」

          わたしの中で ひっそりと暮らしている悪魔 気に入らないことがあると 悪い顔して現れる あんなヤツ痛い目に合えばいい いや、痛い目見るに決まってる とかブツブツ最低なことを呟いている こいつの存在に気づいたのはつい最近 自分のことを 清く正しい人間だと思っていたから 見て見ぬふりをしていた 思い切って声をかけてみた 「やっと気づいたか 猫かぶっていい人ぶりやがって お前もあいつらと同じ 悪魔を飼う普通の人間ってわけ」 それほど驚かなかった ショ

          詩「わたしの中に住む悪魔」

          詩「美しき自然」

          暗闇を照らす静かな月明かり キラキラ瞬く夜空の星 朱色に燃える夕焼け空 綺麗な弧を描く雨上がりの虹 色が移ろい変わりゆく山々 一面真っ白な雪景色 輝く水面に 野花の絨毯 自然が生み出す美しさ 自然が織りなすエモーショナル 幼い子供の目を奪い 多忙な大人の足を止める それはまるで 万人の心を揺さぶり 万人から支持される 芸術作品だ

          詩「美しき自然」