詩「四つ葉のクローバー」
僕は四つ葉のクローバー
周りの子とはちょっと違う
1枚葉が多い
巷では「見つけたら幸せになれる」
なんて言われてる
でもね ぼく思うんだ
四つ葉のクローバーを 見つけたから
幸せになれるんじゃなくて
幸せな人が ぼくらを見つけるんじゃないかな
だって 幸せな人は
幸せをたくさん知っていて
たくさんの幸せを見つけられるんだから
「みーつけた!」
周りに花が飛んでいるような笑顔の子供と
目が合った
その子はぼくに手を伸ばした
反対の手にはすでに仲間が数本
どうやらぼくは
強者に拾われたみたいだ
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