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東京エディション虎ノ門にてプロポーズ実行。史上最大の作戦。

6月23日(金)@東京エディション虎ノ門にて1年付き合った彼女にプロポーズをして、承諾を得て、婚約をした。
独身生活は終わり、これからは夫婦としての共同生活が始まる。このプロポーズを実行した当日を振り返りたい。

この日は午後半休を取って、午前中は在宅勤務をした。昨日もそうだが、社内の同僚や先輩にも2023/06/23にプロポーズを実行すると伝えたし、直属の上司とは毎週の1on1ではプロポーズに向けての進捗報告とか、結婚に付いて色々と話していた。そして今日を迎えた。直属の上司からは頑張れよとteamsのチャットが届いていた。

1230に自宅を出発。Jeepで銀座へ向かう。
1330〜1430行きつけの散髪屋「ヘアモードキクチ」へ。店員さんにも事前に今日のことを伝えていたので、いつもより気合を入れてカットしてくれた。

1500前に虎ノ門エディションの駐車場へ。さすが、5星ホテルということもあり、ロールスロイスファントムやランボのウルス、フェラーリをはじめ超高級車が数多く駐車していた。駐車場はホテル宿泊者は24時間で4,000円。さすが虎ノ門価格である。

Ferrariに奥にはロールス・ロイスファントムが見える

1500ちょうどにチェックイン
日本のホテルだというのに、スタッフや客層は外国人が大半を占める。5月下旬に下見には来ていたものの、やはりここの空間は聳え立つ、東京タワーは見えるものの外国にしか思えない。しまいにはスタッフからは英語で話しかけられる始末。ウェルカムドリンクのアップルジュースが非常に美味であった。

部屋にチェックイン。51平米のプレミアキングである。ここから見える東京タワーは本当に圧巻で距離が近く、息を呑むような景色に圧倒された。息をつく暇もなく、部屋のレイアウトに取り掛かる。バルーンを必死で膨らます。
事前にお願いをしていた会社の同期にも来てもらい、レイアウトに取り掛かる。無我夢中にバルーンを膨らます。壁に貼り付ける。
「Will you marry me?」の文字のAに空気を入れすぎて穴が空いてしまったのは残念。。。ただ、全体的には良い出来である。素晴らしい!!
ここまで駆けつけてくれた同期には感謝である。

上手くいくことを信じて、ここまでの彼女との思い出を振り返りながら、独身生活に別れを告げたいと思いながら、服装を整える。プロポーズはバチバチのスーツでと決めていた。
理想の夫婦とはどのようなものなのか?答えはなく、十人十色である。自分達で自分達らしく作り上げていくもの。
募る思いはプロポーズ時に渡す手紙に想いを綴った。手紙は4種類。「今」「10年後」「20年後」「50年後」への手紙である。自分の中の気持ちを整理して、いざ!!彼女を31階にあるホテルのエントランスへと迎えにいく。

1900彼女と合流
実は会うのは2週間ぶりである。そういう理由もあり、余計に緊張する。だが、改めて、私はこの人で間違いない。自分の人生をより良いものにしてくれる。かけがえのない人。麗しき人。そんな自慢の彼女である。

Editionのロビーから見える東京タワー

ディナーは事前にコースで注文をしていた「The Blue Room」ホテルの新緑のエントランスの左側にあり、椅子やソファーのクッション生地が全てブルーであり、少しだけ薄暗い店内を引き立てる。Editionのスタッフさんに事前にお願いをしていた通り、東京タワーが最も綺麗に見える席を用意してくれた。

どの料理も非常に美味しい。特に和牛とトリュフは非常に美味であったものの、やはりこの後のことが気になる。先日の会社の同期との沖縄旅行の話に花を咲かせたりして、決して緊張から無言になるようになることはなかったが、その時が近づいていることを思うと、心臓の鼓動は早くなっていたに違いない。

和牛とトリュフ


デザートまで食べ終えて、2040頃に併設しているバー「The Jade Room」へ
ここはテラス席である。スタッフさんにの計らいもあり、ここも東京タワーが最も綺麗に見える席に案内してもらう。

東京タワーが本当に大きく、近く、ムードを高める。橙色の東京の顔が私達を見下ろしている。
先程の「The Blue Room」ではお腹は満たされていたので、ドリンクのみ注文する。私はマティーニを注文する。3年前仕事で香川にいた際にマティーニを注文する男はよく分っているという言葉を思い出して、マティーニを注文する。この後の緊張感を少しでも和らげるにはマティーニに頼らざるを得なかったのだろうと思う。

特等席からの東京タワー


着席してドリンクが来て、その5分後くらいに彼女のバースデープレートが届く。29歳の誕生日おめでとう。プレゼントのPRADAの財布をここで渡す。すごく喜んでくれて嬉しい。まずは1つ目のサプライズは成功!
ゆっくりと20代最後の年の彼女なりの抱負とか、目標とかを聞く。
うんうんと頷くものの、この後の集大成が成功するか、それが気がかりであり頭にあまり入ってこない。
とはいえ、彼女には20代ラストイヤー全力で楽しんでほしい。一緒に楽しもう!とそんな話をしたことを覚えている。

改めて覚悟を決める

手洗いに行き。自分の顔を見つめ、改めて覚悟を決める。今日を史上最高の日にすると。

2130「The Jade Room」を出て、ついに室内へ。ここまで色々と準備を重ねてきた。近年はプロポーズを正式にせずに、婚約指輪を贈らないカップルも多いと聞く。でも一生に一度だし、私はサプライズで喜ばせたい。購入した指輪も自信を持って彼女に贈れる最高の指輪である。

指輪、Editionという最高の環境、最高の部屋、同期に手伝ってもらった最高の飾り付け、あとは自分の気持ち。自分を信じるだけ。

部屋前で大きく深呼吸をして、部屋に案内する。
そして、その時を迎える。

部屋に入った瞬間。聳え立つ橙色のあまりにも巨大な東京タワーに心を奪われた。その2秒後くらいに彼女が喜びの声をあげていた。

「Will you marry me」壁にバルーンで準備した文字。ベッドの上に花束と置かれた指輪。聳え立つ東京タワーがそこにはある。

Wii you marry me?

花束を手に持ち
「Shoko、世界で、、、、、、、、一番、、、、、、、、、愛しています」
花束を渡す。
そして指輪を箱から取り出し、パカっと蓋を開けて、彼女の目の前で
右足を跪く
「俺と、、、、、、、、、、結婚して下さい。」

彼女は笑顔だった。そして
「はい。よろしくお願いします。」

そして、お互いに抱き合った。
全てが結ばれた瞬間であった。この日を最高の形で締めくくることができて本当によかった。嬉しいという気持ちももちろん。プロポーズが成功したというほっとしたという安心感の方が大きかったかもしれない。

Wii you marry me?


最高の瞬間で、生涯忘れることはないだろう。
その後、スタッフさんがケーキを持ってきてくれて、写真をたくさん撮った。聳え立つ東京タワーが俺の味方をしてくれた。

今日という日を死ぬまで忘れない。

開放感に包まれ、リラックスする私

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