見出し画像

婚約指輪を購入した。〜ロードオブザリング〜

2023年6月23日を婚約記念日にすると決めた。
また天赦日、一粒万倍日である2023年8月4日を入籍日にすると目標を立てた。

逆算するともう1ヶ月ちょいだが、6月はYOASOBIのライブに会社の同期との3泊4日沖縄旅行とあまり余裕がない。そう考えると、婚約指輪の購入、予約した「東京エディション虎ノ門」への部屋のレイアウト等の段取りは今月中に、特に納期のかかるかもしれない婚約指輪に至っては今月中には購入したい。

5月13日(土)、14日(日)で銀座を駆け巡り、合計9店舗のジュエリーショップを巡った。そして、婚約指輪を購入した。記録に残すと共に振り返りたい。

この2日間で来訪したジュエリーショップとしては下記の通り。
・I-PRIMO
・ティファニー
・カルティエ
・銀座ダイヤモンドシライシ
・EXELCO DIAMOND
・ラザールダイヤモンド
・ティファニー(松屋銀座ポップアップストア)
・ブルガリ
・ハリーウィンストン

ブランドマップ

銀座という場所は本当にありがたい。おそらくこんなにもジュエリーショップがひしめき合っているのは、日本でここしかないだろう。銀座という場所に感謝して、2日間歩き回った。

まず、私の当初の予算としては30〜40万とした。また、ティファニーしか勝たんと思っていたのが、最初の気持ち。
実際のところ、世の男性達が婚約指輪を女性に贈る割合は6割だという。

私もこれくらいの割合だろうと思っていたが、やはり私はしっかりと婚約指輪を贈りたいし、一生の思い出になるようなプロポーズをしたい。そのため婚約指輪を贈らないという選択肢はなかった。

さて、ここから1店舗ずつ訪問した時系列順に振り返りたい。

I-PRIMO
記念すべき1店舗目である。きっかけはゼクシィからの予約で4,000円分のJCB金券がもらえたから。単純な理由ではあるものの、I-PRIMOは20代を中心に人気のブランドである。

ここの店員さんは私が何も知らない、ずぶの素人だということから、非常に丁寧に婚約指輪について教えてくれた。特にダイヤモンドの国際評価基準である4Cについては大変勉強になり、他の店舗に行ってもその商品の理解を深めることができた。0.32CのFのVVS2で34万というところであった。

I-PRIMO銀座本店


ティファニー
当初はティファニーしか勝たんと思っていた上に、ここしかないだろうと私は思っていたのだが、ティファニーは指輪が本事業ではないと知る。宝飾品や銀製品がメイン事業であり、指輪へのウエイトは低い。さて、ティファニー銀座本店は本当に人が溢れていた。さすが人気ブランドである。
価格帯としては0.3Cで、50万前後。ただ、意外だなと思ったのが、I-PRIMOのようなダイヤの輝きがなかったこと。キラッキラという表現ができなかったのだ。さらに0.3Cで4Cを落として、43万の商品もあった。予算内ではある。

Tiffanyの伝統的なカット、だが輝きが、、、

ここで初めて知ったのだが、外資系ブランドは1点ものしか扱わないのだ。
つまり、ダイヤとリングをセットで完成された形でしか売っておらず、I-PRIMOの様にダイヤとリングが別々に販売されていることがない。だから外資系ブランドは本当に欲しい商品を探すのが難しい。
そして、50万前後であれば、先程見たI-PRIMOの方が輝きは優っているなと感じた。

改装工事中のTiffany銀座本店。

カルティエ
ティファニーかカルティエかで迷う方は多いのではないだろうか?ここも本店が銀座にあるということから、直接店舗に乗り込む。銀座の角地に構える店舗兼オフィスは他社を圧倒していた。
カルティエもティファニー同様で本業は指輪ではなく貴金属や時計である。その中のラインナップに指輪があるというもの。しかし、憧れを抱く女性は多い。店内はティファニー程ではないがよく混んでいた。

Cartier


価格帯は0.3Cで54〜55万といったところ、カルティエもティファニー同様に1点物である。そして、ここでも違和感だったのだが、ダイヤの輝きがI-PRIMOの様に七色に輝くダイヤの輝きをしていない。これは後に知ったのだが、外資系は大きさを重視するという。輝きやカットに関しては日本ブランド程、重視していないそうだ。

他店を凌駕するCartierタワー

1日目は3店舗回った。夕方から別用であったので、今日は3店舗。


2日目は1200からスタート今日も銀座Dayである

銀座ダイヤモンドシライシ
国内ブランドでここの名前は知っていた。ダイヤの質も高いということから訪問した。かなり客で溢れていた。一般的にGW後が親への挨拶を済ませた人も多いということで、この時期は客が増えるという。
ダイヤモンドシライシの輝き、そしてクオリティは昨日見たティファニーやカルティエを上回った。正直、ダイヤの質は全然国内ブランドの方が優秀だと思った。ここの店員さんも言われていたが、婚約指輪は国内ブランドで輝きのあるダイヤモンドを購入して、結婚指輪はティファニーとかカルティエを買う方が多いそう。ダイヤモンドだけを見てどこのブランドだとわかる人はプロ出ない限り分からないらしい。価格帯としては0.3Cで35万〜という感じ。ダイヤの七色の輝きは本当に美しかった。

ダイヤモンドシライシ銀座本店

5軒目は
EXCELCO DIAMOND

ここは今日訪問するまでは初めて聞く店舗であったが、知る人ぞ知る最高品質のダイヤモンドを扱っており、一般的なダイヤモンドの形を生み出したのはEXELCO DIAMONDという。ここはかなり良かった。ダイヤの輝きが他の店舗を圧倒していた。それはおそらくカットの技術だろう。回った店舗の中で一番美しくとても惹かれた。そして特に0.3Cではなく、 0.5Cの希少なトリプルスターのダイヤ、予算オーバーの59万ではあったが、本当に美しかった。そして、店員さんの態度も非常に丁寧で、また歳も近くてgoodであった

偶然の出会いのエクセルコダイヤモンド本店

6軒目は
ラザールダイヤモンド

ここも訪問するまでは知らないブランドであったのだが、国内での有力ブランドである。色々と丁寧に教えてもらった。0.31CのFのVS2で45万といったところである。

ラザールダイヤモンド銀座本店


7軒目は松屋銀座に出店していたティファニーへ
やはりティファニーブランドに惹かれてしまう自分がいた。ただ、0.5Cになると90万を超えてきていた。完全な予算オーバーである。輝きに関してはやはり国内メーカーの方が優秀のような気がする。

Tiffanyブランドだと0.5カラットは90万を越える
やはりTiffanyブルーは美しい

8軒目は
ブルガリ

ブルガリに関しては指輪作っていたんだという驚きの事実であった。しかし外資系のハイブランドであり、ここもカルティエ同様に銀座の一等地のしかも角地に巨大な店舗兼オフィスを構える。ブルガリも本業は指輪ではないがやはり高級外資系ブランドということもあり、0.3Cでも45万〜といったところであった。

銀座の一等地に聳え立つブルガリ

https://www.bulgari.com/ja-jp/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%AB/%E5%A9%9A%E7%B4%84%E6%8C%87%E8%BC%AA

9軒目は
ハリーウィンストン

私の中でハリーウィンストンが最高峰ブランドであった。価格は通常のブランドの2倍くらいすると聞いていたが、確かにその通りであった。しかも 0.5Cからしか扱いがなく、その 0.5Cの一番安い物でも120万であった。ただ輝きは国内ブランド以上だったかもしれない。間違いなく、ハリーウィンストンがナンバーワンブランドである。いくらでも婚約指輪にお金をかけることができるなら、ここを間違いなく選んでいた。

最高峰のハリーウィンストン


これだけ多くの店舗を回る中で、自分の中で答えは決まっていた。
EXELCO DIAMOND」である。あの店舗で見た予算オーバーではあるものの、背伸びをすれば買える 0.5Cのトリプルスターダイヤモンドに心を惹かれていた。ずっと今日気になり続けていたし、これもご縁だということで
1900からEXELCO DIAMONDに再訪問し、昼も商談をした副店長と再商談。 0.5Cのトリプルスリーダイヤモンドは本当に美しかった。そして、キミに決めた。

購入したダイヤモンドとリング


将来、一生にわたってダイヤモンドの輝きは永遠である。ブランドに惹かれて質の低いダイヤモンドを購入するよりも、本質から美しいダイヤモンドを購入してプロポーズするのが私の定めだなと感じた。
今日のご縁に感謝したい。リングについても副店長と一緒にシンプルだが伝統的なそしてダイヤモンドの美しさを際立たせるリングにした。

諸経費諸々込みで¥710,000-である。返品は受付できないとのこと。
だが、プロポーズが成功するという確固たる自信、それは慢心かもしれないが、今日の決断に迷いはない。こうして私は婚約指輪を手に入れた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?