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子どもの中学受験に伴走していたとき、怒りや不安、焦りを強く感じることがありました。

子どもの受験が大きなストレスになっていました。

成績が伸びない。
不得意科目と得意科目の差が広がったまま。
努力しても成果に結びつかない。
なぜ、どうして。
大丈夫なのか。
もう時間がない。
間に合わないかもしれない。
このままでは絶対にマズい。

親が心配性の性格なのか、我が子のことだから気をもむのか。

悩まされました。

ついに小6になり、「いよいよ受験学年、本番まで1年を切った。」と思うと、どうしようもなく不安感が高まりました。

小6になってから、得意科目と不得意科目の差が開くばかりでした…。

モンモンとした日々を送る中、ふとしたことから出会ったのが「禅の教え」。

師曰く、悩みというものは自分自身の心が作り出したもので、実体がなくどうにもならない」。
だから、解決できないし、その必要もない。
頓着せず「放っておけばいい。
人が出来るのは、目の前にある現実に対してだけ。
だから、「今できること」に集中すればいい。

目からウロコとはまさにこのこと。

かなり救われました。

先々のことをあれこれ考えても仕方なく、親も子も「とにかく今できることをやればいい」と思ったら不思議と気が楽になりました。

入試の直前期も「ここまできたら、とにかくやるだけやるぞ」という感じで進んでいきました。

子どもの中学受験は、精神修養(?)だったのか…。


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