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子どもの中学受験に伴走した経験は、大変ではあったけれど、親にとっても子どもにとっても成長の糧になったと思えます。

今から振り返れば、もっとああしておけばよかったと思うこともあります。

親と子にとってこんな受験だったらいいのにと思ったことをいくつかまとめておきたいと思います。

ポイント1:親の覚悟

塾のテストや模試の結果が悪くても「たかが塾のテストじゃないの。弱点がわかってよかったね。」と開き直れる。

究極のポジティブ思考といってもいいかもしれません。

親の基本スタンスとして貫き、子どもも冷静に受け止める。

そして、たんたんと解き直す。

親は、子どもに期待しない。

「たかが中学受験じゃないの。それで人生決まるわけじゃないし。」

投げやり、とは違います。

とても高い目標なわけです。

非常に高い山なので、そう簡単に越えられるとは思わないし、思えない。

途中でつまずいても完全に想定の範囲内。

ちょっとでも進むことができれば、ものすごいことに思えます。

それを積み重ねていくのが理想だと思います。

現実には、テストの点が悪いと、子どもが落ち込み、親もガッカリ、それをみて子どもがまた落ち込む、ということがよくありました。

ポイント2: 頑張ったのに成果が出ないときの対処

頑張っても、結果が出ない。

時間をかけて勉強してるのに成績が上がるどころか下がる。

そんなときこそ親の出番だと思います。

結果に関係なく、しっかり評価してあげる。

これができるのは、日頃から子どもを見ている親だけです。

子どもにとって『絶大な影響力』をもつ親に認められることは、とても大きな意味があると思います。

難しくなさそうなことですが、我が家では苦労しました。

子どもは点数が悪いと、ネガティブ思考にはまり込み、何を言っても無駄でした。

「頑張ったね」と声をかけると、

『頑張っていないから結果が出ないんだ』
『結果が出なければ全ての頑張りが無駄になった』
と言い張りました。

これには閉口しました。

ポイント3:親は「子どもの受験」に入り込まず、「見守り」に徹する

親は子の勉強に口出ししない、手を出さない。

放置せず、しっかり見守る。

学習は塾の先生の指示に従って進める。

わからないものは塾で聞くか、個別指導。

こうすれば、 親子バトルとも無縁の「平和な」受験生活が送れます。

親が試験を受けるわけじゃないので、自分がわかっても意味がないと思います。

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