#18【これから先生になるあなたへ】「根回し」できてる!?
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、会議に提案などをする時には、事前に関係する先生に根回しして話を通しておこう!」
です。
教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄
【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や1〜3年目の若手の先生に向けて、自分の失敗談などもふまえてお伝えできることをまとめていきたいと考えています。
メインの2つの会議
職員会議
職員会議は、学校職員のみんなが参加して行う会議です。
校長や教頭からの指示伝達がされたり、各分掌からの提案があったりします。
学校全体のことなので、関係する先生も多くなります。
職員会議に資料を提案する前には、企画委員(校長、教頭、教務、各学年主任、など)で、資料の読み合わせが行われます。
学年会議
学年会議(学年会)は、それぞれ担当の学年の先生たちで集まって行う会議です。
学年の行事や学活などの共通授業のネタなど、実質的に学年の運営について話をするのが学年会です。
実際に一番必要なことを話し合うので、内容が濃くて多岐にわたります。
また、生徒の様子などの共有が行われたりで、結構時間がかかります。
関わってくる先生の把握
さて、前回の記事でも少し触れましたが、若手の先生にとっては先輩の先生がどんな人かは気をつけておきたいところです。
どんな先生とコミュニケーションをとっておく必要があるか、をチェックしておくことは大切です。
私自身、先輩の先生と話すのは苦手でしたが、よりスピーディーに仕事を進めるためにもコミュニケーションに時間をかけておくべきだなと思いました。
そこで、今回の話題の中心でもあり「根回し」が重要です。
私も初めの頃は苦手でしたが、自分の提案をスムーズに受け入れてもらうためには根回しが必要です。
根回しとは、
を言います。
年数が少し経ってくると、自分から提案をしなければいけない場面が出てくると思います。
そこで、自分がなぜしたいのかという理由は考えていても、それが普通と違うとまわりの先生がなかなか賛同してくれません。
ですが、ほとんどの先生は「子どもたちにいいもの(体験)を」というマインドで仕事をしています。
なので、自分が「こんな想いでこの提案をしたいんです!」というものが見えれば、先生たちも提案をすぐに反対してきません。
ただ、想いを伝える場が会議の最中だと、先生たちもその場で意見をどんどん言ってきてしまいます。
なので、会議の前に「今度の会議でこんな提案をしようと思っていて、何かアドバイスなどあったらください。」的な根回しをしておくことが大切です。
アドバイス(まとめ)
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、会議に提案などをする時には、事前に関係する先生に根回しして話を通しておこう!」
です。
先生たちは基本的に「子どもにいいものを」と思っているので、色々と意見をくれます。
ただ、それが会議中だと大変になってしまいます。
そうならないためにも、事前に関係する先生に話を通しておけば、第三者の視点で提案の確認もでき、会議もスムーズに進行していくはずです。
少し面倒くさく感じるかもしれませんが、若手の先生で会議に提案する資料があるときはぜひ「根回し」してみてください!
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