【東野圭吾】俺的ベストバイ:犯罪小説の巨匠に捧ぐ
東野圭吾といえば、日本を代表する犯罪小説作家の一人であり、その作品は多くの読者を魅了し続けています。彼の作品は緻密なプロット、意外性のある展開、そして心理描写の巧みさで知られており、何度読んでも飽きることがありません。
ここでは、私自身が東野圭吾作品の中でも特にお気に入りの作品をピックアップし、その魅力や読書体験について語っていきたいと思います。彼の作品は多岐にわたるため、どの作品を選ぶか迷いましたが、心に残る物語や独特の世界観を持つ作品を厳選しました。それでは、東野圭吾の魅力に触れながら、彼の作品の中から私のベストバイを紹介していきます。
流星の絆 (講談社文庫)
東野圭吾作品をはまったきっかけの作品、復讐と兄妹の幸せどっちをとるのかという葛藤、また物語の伏線に気づいたときの感動を教えてくれた最初の作品。
小さな行動が物語の結末につながっているからしっかり読みなさい。というメッセージが詰まっている。
手紙 (文春文庫)
殺人した兄を持つ弟の「殺人者の家族」としての今後の生活と苦悩を描いた物語。
罪を償えば世間は許す方向に向かう。しかし周りの環境生きていく中では許してくれることはあるのか?そして家族からの許し、信頼を取り戻すためにはどれだけの選択を迫らる。
秘密 (文藝春秋)
妻への愛、娘への愛どちらを夫は選択しなければならないのか?またどちらの選択が正しいのか?を読破後にじんわりと切ない気持ちを強く残させる。
それから妻目線での夫としての私、しかし体は自分のお腹を痛めた娘でありその成長が自身の体で感じるようになり、心も変化を感じるのか?
そして最後の決断が選択がとても心を痛ませ、そして考えさせる楽しさを教えてくれた作品。
ミステリ系が苦手の人はこれをおすすめします。絶対読んで後悔はしないものです。
加賀シリーズ
悪意 【講談社】
殺人作品=殺すうえでの動機で「その場面に立ったら殺してしまうかも?」と少しは同情する作品が多いと思う。その根底が覆される、タイトルの「悪意」がぴったりだなと思わせてくれるまたタイトルの重要性を教えてくれる。
この作品を読むとほかの作品を読んだときに
「あー今回の作品はタイトルの深みがなかったなー」
「このタイトルでいいの?」
タイトルだけで小説は楽しめるということを教えてくれた。
※一個前の作品も読破後にタイトルだけで時間が取れる最高の小説 「秘密」
赤い指 (講談社文庫)
それぞれが「家族」のために行動するお話、息子とコミュニケーションをうまく取れない両親とその実母とも殺人を発生した後の物語。
物語の主人公である加賀が真相を突き止めていくほど読者の心を少しずつ締め付けていくじわじわ結末へ行くほどつらくなってくる作品。
過去は戻れない今を大切に家族を大切にというメッセージが伝わる。
私が彼を殺した 新装版 (講談社文庫)
読者が探偵となって犯人を見つけることができるのか?
小さな伏線を見逃すな!
ヒント:殺人が起こった時の前後の話しを消して単純に読み飛ばしてはならない。
どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)
犯人を見つけるためには冒頭で存在する伏線を見逃すな!
あなたが誰かを殺した【講談社】
加賀シリーズの最新作で高評価が多くついてる作品。
東野圭吾作品の俺的ベストバイの紹介でした。他作品も面白い小説があるので高評価が多かったときは追加で紹介するのでよろしくお願いします。
また、ほかの小説の紹介もしているので私のプロフィールから記事を参照ください。
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