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【東野圭吾】俺的ベストバイ:犯罪小説の巨匠に捧ぐ

東野圭吾といえば、日本を代表する犯罪小説作家の一人であり、その作品は多くの読者を魅了し続けています。彼の作品は緻密なプロット、意外性のある展開、そして心理描写の巧みさで知られており、何度読んでも飽きることがありません。

ここでは、私自身が東野圭吾作品の中でも特にお気に入りの作品をピックアップし、その魅力や読書体験について語っていきたいと思います。彼の作品は多岐にわたるため、どの作品を選ぶか迷いましたが、心に残る物語や独特の世界観を持つ作品を厳選しました。それでは、東野圭吾の魅力に触れながら、彼の作品の中から私のベストバイを紹介していきます。

流星の絆 (講談社文庫)

流星の絆 (講談社文庫)

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。

その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

紹介文

 東野圭吾作品をはまったきっかけの作品、復讐と兄妹の幸せどっちをとるのかという葛藤、また物語の伏線に気づいたときの感動を教えてくれた最初の作品。

 小さな行動が物語の結末につながっているからしっかり読みなさい。というメッセージが詰まっている。

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

殺人した兄を持つ弟の「殺人者の家族」としての今後の生活と苦悩を描いた物語。
罪を償えば世間は許す方向に向かう。しかし周りの環境生きていく中では許してくれることはあるのか?そして家族からの許し、信頼を取り戻すためにはどれだけの選択を迫らる。

武島剛志と直貴は二人きりの兄弟だった。

弟の大学進学のための金がほしくて、剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪を犯してしまう。

服役中の剛志から直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。

しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。

ある職場で疑いをかけられ、倉庫に異動させられた直貴のもとに現れた男性は、「差別はね、当然なんだよ」と静かに言うのだった――。

年月が流れ、家族を持った直貴は、ついにある決意をする。

人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。

紹介文

秘密 (文藝春秋)

秘密 (文藝春秋)

妻と小学生の娘が事故に。妻の葬儀の夜、意識を取戻した娘の体に宿っていたのは死んだ筈の妻だった……切なさ溢れる長篇ミステリー

紹介文

妻への愛、娘への愛どちらを夫は選択しなければならないのか?またどちらの選択が正しいのか?を読破後にじんわりと切ない気持ちを強く残させる。

 それから妻目線での夫としての私、しかし体は自分のお腹を痛めた娘でありその成長が自身の体で感じるようになり、心も変化を感じるのか?

 そして最後の決断が選択がとても心を痛ませ、そして考えさせる楽しさを教えてくれた作品。

ミステリ系が苦手の人はこれをおすすめします。絶対読んで後悔はしないものです。

加賀シリーズ

悪意 【講談社】

悪意 【講談社】

人はなぜ人を殺すのか。
東野文学の最高峰。

人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。

逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。

超一級のホワイダニット。
加賀恭一郎シリーズ

紹介文

殺人作品=殺すうえでの動機で「その場面に立ったら殺してしまうかも?」と少しは同情する作品が多いと思う。その根底が覆される、タイトルの「悪意」がぴったりだなと思わせてくれるまたタイトルの重要性を教えてくれる。
 この作品を読むとほかの作品を読んだときに

「あー今回の作品はタイトルの深みがなかったなー」
「このタイトルでいいの?」

タイトルだけで小説は楽しめるということを教えてくれた。
※一個前の作品も読破後にタイトルだけで時間が取れる最高の小説 「秘密」

赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

「家族」の物語。
犯罪を越えた本当の闇。

この家に隠されている真実は彼らの手で解かれなければならない。

ひとつの事件から見える家族の肖像。
二日間の悪夢と孤独な愛情の物語。

加賀恭一郎シリーズ

紹介文

 それぞれが「家族」のために行動するお話、息子とコミュニケーションをうまく取れない両親とその実母とも殺人を発生した後の物語。

 物語の主人公である加賀が真相を突き止めていくほど読者の心を少しずつ締め付けていくじわじわ結末へ行くほどつらくなってくる作品。 

 過去は戻れない今を大切に家族を大切にというメッセージが伝わる。

私が彼を殺した 新装版 (講談社文庫)

私が彼を殺した 新装版 (講談社文庫)

読者が探偵となって犯人を見つけることができるのか?

小さな伏線を見逃すな!
ヒント:殺人が起こった時の前後の話しを消して単純に読み飛ばしてはならない。

結婚式で、男は死んだ。
あなたは犯人を推理できるか。
「東野圭吾からの挑戦状」

☆☆

著作国内1億部突破
東野圭吾だから書ける
超絶技巧ミステリー

☆☆☆

男の庭先で、裏切られた女性が自殺した。
すでに別の女性と婚約していた男は
死の事実を隠して結婚式へ向かい、最中に殺害される。

動機のある容疑者は三人
――婚約相手の兄、恋人を盗られた男、元交際相手の女。
推理の鍵は、死因の毒入りカプセルが何処から現れたか。

あなたは加賀刑事が導く真実に迫れるか。

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どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)

どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)

犯人を見つけるためには冒頭で存在する伏線を見逃すな!

ミステリ界にケンカを売りたかった ――東野圭吾
ミステリファンが驚愕した伝説の作品

☆☆☆

兄は復讐を決意した。
刑事はその企みに気づいた。
二人の対決の行方は?

☆☆☆

「お兄ちゃん以外、信じられなくなっちゃった」
電話は切れ、妹は殺された。
愛知県交通課の兄・和泉は、
犯人への復讐を決意し、現場の証拠を隠蔽する。

容疑者は元恋人の男と親友の女。
決め手が見つからないなか、

練馬署の加賀刑事だけは兄の工作を嗅ぎ取る。
あなたに真相が見抜けるか。
究極の”犯人当て”小説。

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あなたが誰かを殺した【‎講談社】

あなたが誰かを殺した【‎講談社】

★★★ミステリ、ど真ん中。★★★
最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。



閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。

――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。

紹介文

加賀シリーズの最新作で高評価が多くついてる作品。

 東野圭吾作品の俺的ベストバイの紹介でした。他作品も面白い小説があるので高評価が多かったときは追加で紹介するのでよろしくお願いします。

 また、ほかの小説の紹介もしているので私のプロフィールから記事を参照ください。

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