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呼吸と体が感じている感覚に注意を集中する

〜全体を意識するために〜

前回までボディースキャンについて述べてきました。

今日は
自分の呼吸と、自分の体が感じている感覚に注意を集中する大切さ』について。

自分の活動や行為に
注意を集中する事によって、

自分の見方が広がり、
自分自身に対する理解を深めるチャンスが増えます。

例えば
何かを行っている時、

集中力が無くなり
別の何かが気になって集中出来ていない事があります。

目の前の事から得られる
大切な事が見えなくなり

過去や未来に囚われてしまい、
今という瞬間に留まれなくなるかも知れません。

ここから逃れるには、

「今この瞬間に集中」して

「ありのまま」を受け止めること。


私達が過ごしているこの世界は、

肉体の内側・外側を問わずに、
常に変化しています。

だからこそ、
「こうあるべき」という固定観念や
自分の思い込みに気付き

手放していく必要があります。


ヨガ哲学では
この世界は全て繋がっていると説きます。

呼吸が穏やかなら

穏やかさが自分の内側にある。

穏やかさを持っている全体としての
自分を体験する為には

先ずは意識を向けやすい、
一部分から集中していく方法が良いですね。

自分の呼吸と、
体の一部、例えば腿裏が感じている感覚に注意を集中します。

腿裏に直に触れてみて下さい。

腿裏からのメッセージを受け取る事が出来ます。

そうして体の各部位に意識を向けていくと、

全体としての繋がりが生まれます。



体からの声に耳を傾けていれば

自己観察力も高まります。


日常生活で、
感情に身を任せず
穏やかな状態を保つ為には、

穏やかな時の身体の感覚と感情を、
自分の中に結び付けておく事が大切なのです。

どんな事が起こったら穏やかになるのか?

どんな事が起こったらイライラするのか?

ここを意識して行動して、
自分を客観的に把握しておけば

どんな事が起こっても

その感覚を取り戻す事が出来る。


その感覚が

自分の中に常に存在している事に
気が付けば、

どんな場所にいても

どんな問題に直面しても

穏やかな気持ちを
もたらしてくれるのです。


今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊🙏

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