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拙い短歌

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俵万智さんの短歌集「サラダ日記」に傾倒した時代がありました。 noteでも素敵なクリエイターさんの短歌の、あの短い文字間に繰り広げられるドラマに心打たれています。 無知で拙く…
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#短歌

山あいの 高速道路 目の端に 山桜あり 此処も彼処も

山あいの 高速道路 目の端に 山桜あり 此処も彼処も

車を走らせていると
ふと目に付くようになった山桜の木。

ああ、やっと来たか春。

と思わせてくれる、嬉しい光景です。

四季のある日本で「春」とは、待ち侘び焦がれていた季節といえるのでしょうか。

以前、咳止め薬として山桜が伐採されていたような記憶があります。

病院で処方されたもので、実際に飲んだ事もあります。

山の中にひっそりと息づく山桜は、春にならないと気づく事が難しいですね。

出来れ

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寒さむさむっ かんのもどりか みぞれ降る「温風の 当たるところで 猫蕩ける」

寒さむさむっ かんのもどりか みぞれ降る「温風の 当たるところで 猫蕩ける」

雨かと思っていたら、霙。
車の窓に張り付いては消える。

「温風の 当たるところで 猫蕩ける」
短歌っぽいものができたぞ。

全国的に、寒さむさむっ、だそうですね。
風邪引かないようにあったかくしましょうね。

何故か俳句のようなものが書きたい

何故か俳句のようなものが書きたい

何故だかわかりません。

会社からの帰宅時、カラスが大事そうに千切れたビニール袋の箸切れを加えて移動を繰り返していました。

遠すぎて写真がなかなか撮れなかったけど、これを短歌か俳句にしたい、と思ってしまいました。

「やいカラス 気に入ったのかその袋 遊びたいのか 持ち帰りたいのか」

カラスは人様の生活に危害を加える代名詞のように感じます。

私も、カラスに大きな身体で近くを翔びかすめられると

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