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私の好きな人。


私の好きな人は、

笑った時に目尻に皺ができる人。

少し変わっているとことろ。

でも、仕事にすごく真面目で、頼りになる人。

優しい人。

ずっと隣にいたいって思える人。



私は、いつも片想い。

自分から行動することが怖い。

嫌われるのが怖い。


自分に自信がない

周りの人といつも比べて、無理と決めつけてしまう。

でも、誰にも取られたくない。

ずっとそばにいたい。隣にいたい。

こんなことを頭の中で考えながら過ごす毎日。

正直疲れた。好きでいるのはもうやめよう。何度も思った。

でも、無理だった。

好きという気持ちはそう簡単にはいなくなってくれない。

そんな時ある一冊の本を読んだ。

Uruさんの”セレナーデ” という短編集だった。

この本の中に出てくる不老不死のお話。

人は、限りある命だからこそ一日一日を大切に生きていくことができる。

もしも永遠の命を手に入れたのなら、”特別な何か”が

”特別”ではなくなってしまうのではないか。

そう考えると、この限りある私の人生、好きな人に出会って一緒に時間を

過ごすことは私にとっての最大の”特別”に過ぎない。

もしも、”永遠に生きられる命” と、 ”限りある命” のどちらかを選ぶことが

できたとしたらあなたはどちらを選びますか。


「ただいま」「おやすみ」「ありがとう」と言える幸せ。
食べることのできる幸せ。
好きな人と、会えることの幸せ。

これはきっと、限りある命の中で生きている私たちだからこそ
感じることができる感情だと思っています。そして、その幸せに気づくことができる。

いつか散ってしまう桜のように人間の命というものは
儚いものなのです。

”幸せになるために生まれてきたんだから、好きな人と一緒にいなさい”

”大切なことなんかわかってくるんだから、好きなことをやっていきなさい”

”やりきれなくなった時はこの空を見上げてやさしかった頃のことを思って懐かしくなったら幸せだって言って笑っていなさい”

”逢いたくなってたまんなかったら寂しいよって言って戻ってきなさい”

玉置浩二さんの「しあわせのランプ」という曲の歌詞です。
この歌を聴いた時に、ふと撮った祖父母が浮かんだ。


とても素敵で、真っ直ぐなこの歌のようになれますようにと。


2022.8.15



p.s.

もしも大人の夏休みに自由研究があったなら何をしようか。
私は、日本人が話すときに、悪いことをしてないのに謝る理由を研究したい。

”すみません。”今日はもう遅いのでここらへんで。






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