山岸綾人

本をつくる会社で働いています。シェア型本棚の棚主をしています。日々の感想や本の考察など…

山岸綾人

本をつくる会社で働いています。シェア型本棚の棚主をしています。日々の感想や本の考察などを記しています。

最近の記事

お笑い芸人のプロデューサー化

お笑い芸人のyoutubeチャンネルが人気です。芸人がYoutubeをはじめたことで芸人にどのような影響があったのかを考察します。 ネタの試行回数の増加 ネタを披露し、視聴者の反応を伺う機会が増えたと考えられます。Youtubeチャンネルは、基本的にその芸人が好きだったり関心がある人が見るものです。挑戦的な試みがしやすくなったと考えられます。その結果、テレビのコンテンツとの差別化もしやすくなったでしょう。 Youtubeで受けたネタをテレビや劇場で試すこともできるように

    • オリンピックから学ぶ

      ①アスリートから学ぶべきこと パリオリンピックの熱戦がつづいています。①私はアスリートから競技に対する姿勢を学び、②自分自身をアスリート化したいと考えています。③そのための具体的な方法を考察して,ご紹介します。 この記事では、①アスリートから学ぶべきことについて記します。 体調管理 一流アスリートが、競技に臨む姿勢は会社員にとって非常に参考になります。まずは、体調管理です。栄養バランスに配慮した食事を食べて競技に臨んでいます。お酒の量も、適切な量に配慮しています。 練

      • 自己紹介その2

        10年ほど前から武道をはじめました。現在まで稽古をつづけています。 武道だけではなく、武道から派生した各種身体操法や健康法、トレーニング法に関心があります。 生体力学や生理学、解剖学などの身体に関する科学にも関心があります。このNoteでは、その見地から身体に関するエッセイやトレーニングに関する考察、批評その他雑文も記しています。 よかったら読んでみてください。

        • 能力の哲学

          ある能力を支えている前提があります。たとえば、野球選手が、ファンや裏方さんのおかげで活躍ができたと感謝を述べることがあります。ファンのおかげでチャンスで集中できたり、裏方さんのおかげで質の高い練習ができることが活躍につながっているというのです。ファンや裏方さんは、野球選手のハイパフォーマンスを支えている一因といえるでしょう。  では、このような「能力の前提」には何があるでしょうか。思いつくままに列挙してみると、体調、知識、経験、人間関係、金銭などがあります。仕事やスポーツな

        お笑い芸人のプロデューサー化

          哲学者を人間性から理解する

          児玉聡先生の『オックスフォード哲学者奇行』を読んみました。以下ではその感想を記していきます! 人間関係は思考に影響する  アンスコム、ヘア、ライルなどのイギリス哲学の重要人物たちが、たがいにどのような人間関係を結んでいたかが鮮やかに描かれています。 この描写を読んで思ったのは、「人間関係は思考に影響する」ことです。哲学という抽象的な概念を扱う研究でさえ、他の研究者との関係で方向性が定まることがあります。周囲の人の考え方を知らずに自分のものにしているのかもしれませんね。

          哲学者を人間性から理解する

          日々の運動習慣をつけるには?

          運動したいけど、なかなかできない。。そう考える人は多いかもしれません。私は社会人で、武道の習い事を続けています。稽古のために日々の生活に運動習慣をいれようと工夫を続けています。 固定観念を崩す 運動習慣をつけるうえで重要なことは、「運動」についての固定観念を捨てることです。筋トレをするためには、ジムに行かなければならない。散歩するためには、ウォーキングの時間を取る必要がある。水や着替えなどの準備が必要だ。スポーツをするには、チームに入る必要がある。 これらは、すべて運動

          日々の運動習慣をつけるには?

          「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」感想

          話題の書籍,三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか(以下本書)』を読みました。 この本は、いくつかの「概念」が共感を読んでいるからこそ売れているのではないか、と思います。この本で書かれている「概念」をいくつか紹介し、この本の魅力や意義を考察したいと思います。 この記事は内容の紹介は含まず、本を読んだ人向けに書いています。ただし、未読の方でも読める内容になっています。また、私なりのまとめ方をしていて、本の内容と齟齬がある部分もあるかもしれませんがご了承ください

          「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」感想

          自己紹介

          出版社で編集の仕事をしています。東京の某所にあるシェア型本棚の棚主もしています。このアカウントでは、読んだ本の感想などを呟いていきます。

          転職活動記

          0.転職のきっかけ 勤めていた会社が倒産の危機に陥り、転職活動を始めた。12月ごろ。会社は出版系。私は、当時新卒1年目。会社の給与の支払いが遅れるようになっていた。転職先が決まらないまま辞職することを選んだ。 1.転職活動の方法 リクナビとマイナビに登録し、100社以上申し込んだ。書類通過率は20%といわれているが、私もそれぐらいだった。前職の経験や大学の研究などを生かせる職種・業種を中心に探した。  さらに、転職エージェントを2社使った。使ってよかった。まず、面談を通じて

          転職活動記

          レイヤー構造

          坂口恭平の偉大な発見。各レイヤーを確保すること。レイヤーごとにいい循環を作り出すこと。レイヤー相互の循環はスパイスのようなもの。

          レイヤー構造

          今後の人生でやりたいこと

          ・投資 ・貯金 ・論文を書く ・教育に携わる ・トレーニングを続けて達人を目指す ・パートナーを見つける ・地元に何かの貢献をする ・お世話になった人たちに恩を返す

          今後の人生でやりたいこと