家から2番目に近い公園の地面には小さい蓋があり、それを開けると蛇口が付いていた。私は街が水に沈むのを見たくて、5時のチャイムが鳴った後、誰もいない公園で蛇口を思い切り捻って帰った。朝、蝉が鳴いていて、蓋の中の蛇口からハンドルは無くなっていた。その時安心した自分を今も飼っている。
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