職場で嫌われたら

中途採用がますます盛んになるこれからの時代。新しい職場になじんでる人もいれば、人間関係で心にモヤモヤとした気持ちをかかえている人も少なくはないと思います。

今日は職場で嫌われて悩んでしまう無駄な時間を少しでも軽減できるようなお話を書くことができたらと思っています。

実は、私も今、60歳の女性の方から絶賛嫌われ中です。嫌われているというよりも毛嫌いされています。私が電話で得意先と話をしていると耳をふさがれたり、避けられたり、話ののけものにされたり、重箱の隅をつつくようなことをいってきたり、以前は結構精神的にまいってました。ハラスメントそのものでは?と憤りも覚えたこともありましたが、今はその方が私のために嫌うということに多大なエネルギーを使ってくれて、気の毒にさえ思えます。また、本当に嫌いなら、無関心を貫くと思うのですが、私のすべてに反応してくるので、むしろ実は私のこと好き?という感情も在るのかなと冗談を思えるところまで心が回復しました。(笑)

なぜ?

それは、相手が解決する課題と自分が解決する課題を明確にし、自分が改善するべきとこだけに集中。相手の課題を考えることは不幸な人生に足を突っ込んでしまうことだということを何度も自分に言い聞かせたことに秘策があります。

つまり

相手の課題; 私を嫌うということ。過去の相手の傷や、相手の嫌なところを私の言動の中に垣間見れるなど、私を嫌うことそのものは嫌う人の心の問題であり、相手が向き合うべき課題です。私は、神様でないので相手の心を救うことができません。相手に好かれようと努力してもどこかで自分が無理して多大なストレスを抱えることになります。

私の課題:相手が人を嫌うのも理由があると言うことを理解し、相手も苦しんでいるということを理解すること。相手からの嫌がらせは、相手の心の苦しみであることを自分の心の中で理解すること。命に関わるときは警察に相談したほうがいいが、それ以外は相手を理解してあげ受け流すこと。これが私の課題である。

そして、相手の課題に足を突っ込み、嫌われるのは自分が悪いからと思うのは、間違った認識で、不幸な人生になってしまうということを意識すること。適度に距離を置き、境界線を踏み越えないように注意して生活すること。これが私ができること。

どんなに嫌われても、暴力を振るってきたり、実害がない限りスル~し続けていると、人間が毛嫌いする動物としての本能が、客観的に見えてきて、私を嫌う相手が、私のために生きるエネルギーを多大に使ってくれてありがとうという気持ちにさえなってきます。

万人にとって解決法になるか分からないけど、嫌われて悩んでいる人の心が少しでも楽になればなと願っています。

ではでは。

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