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Barで使える心理学


みなさんはBarに行った事があるだろうか。

私はお酒が大好きでBarによく足を運ぶ。

何より、私はコミュニケーションの修行のためにBarに足を運んでいた経緯もある。

Barには様々な年代、職種の人が訪れとても勉強になるのだ。

そして異性の出会いの場でもある。

今回は、Barで使える心理学を少し紹介してみようと思う。

相手の興味を探る

Barの醍醐味の一つは、見ず知らずの人との出会いである。

しかし、誰かと話したいと思っていても何を話して良いかわからないという方もいるだろう。

そんな時こそ、“観察”である。

例えば、相手の持ち物や身に付けているものをよく観察してみよう。

注目しやすいのが、腕時計だ。

最近はスマートフォンが主流になっているが、腕時計をしている人はまだまだ多い。

腕時計をしている人がいたら、「お洒落な時計ですね」という会話をする事が出来る。

自分の身につけている物を褒められて嫌な気持ちになる人はいない。

この様に褒められると、その腕時計にまつわるエピソードを話してくれる人も多い。

そうでなくても、「時計がお好きなんですか?」という話題へと広げる事も出来るのだ。

腕時計に限らず、この会話の手法は使える。

相手の身につけている物には、その人の興味があるものが隠れている可能性が高い。

靴にこだわりがある人、スマートフォンのカバーに描かれたキャラクター、身につけているピアス...

それらの相手のこだわりを見つけ出し、褒めてあげる。

それだけで相手はあなたに好印象を持ち、その後の会話もスムーズにいくだろう。

相手との親密度を計る

今回の記事を読んでくれている方の中には、Barでの出会いを求めている方もいるだろう。

そんなあなたに使えるのが、グラスで相手との親密度を計る方法である。

人は親しい人にほど身体の距離を近づけたいものである。

そのあたりの話はこの記事でも詳しく述べている。

この記事で述べていることも、今回の話に応用出来るので、一読頂きたい。

しかし、Barでは基本的に座っている事が多い。

そんな状況で、相手との身体的な距離感を計るのは少し難しいかもしれない。

そのため、Barではお酒のグラスを使って親密度を計るのだ。

まずは、あなたがお酒を呑む。

そして、あなたがグラスを置くときに、先ほどよりも相手のグラスの近くに置くのだ。

相手がそのグラスを遠ざけたら、まだその距離を許してくれるほど、親密ではないといえる。

むしろ、グラスをそのままの距離にしたり、近づけてくる様であれば、あなたと相手との親密度も高いと言えるだろう。

せっかく意気投合したため、連絡先を知りたいと焦ってしまう事が多い。

しかし、一度立ち止まってグラスで今の親密度を探る。

連絡先を訊いても良いかどうかは、それから判断しても遅くはないだろう。



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