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失恋から早く立ち直る方法

「失恋からなかなか立ち直れません」

この様な相談をされる事が多い。

どうやら、相談に来る方達は、失恋の記憶を忘れる方法が知りたい様だ。

しかし、記憶を消すというのはなかなかできる事ではない。

今回は、記憶が消えるわけではないが、心が楽になる方法を伝授する。

この方法を実践して、失恋の辛さを和らげてほしい。

忘れようと思うと逆効果⁉︎

私のnoteでは度々述べているが、人の脳には忘れようと思うほど、逆に記憶に刻み込まれるというなんとも不便な機能が備わっている。

これを皮肉過程理論という。

すなわち、皮肉な事に忘れ様と考えるほど、その物事が頭から離れないなるのだ。

怖い番組を見た夜を思い出そう。

眠るために、怖いシーンを忘れようと自分に言い聞かせるが、その度に怖いシーンが頭に浮かぶだろう。

これが、皮肉過程理論である。

本当に忘れている事というのは、忘れてることすら忘れているものなのだ。

失恋の記憶も同じで、無理に忘れようとするのは逆効果だとわかるだろう。

では、一体どうすれば良いのかを次に解説する。

痛いけどすぐ治る塩塗り療法

忘れようと思うほどに思い出してしまう、人間の脳の機能はお伝えした。

では、失恋から早く立ち直るにはどうすれば良いのだろうか。

方法はとても簡単。

失恋のエピソードをひたすら話す事である。

こ本当は忘れたい事なのにあえてその事について話すこの手法は、塩塗り療法と呼ばれる。

傷口に塩を塗る様に辛い作業という事である。

しかし、脳は話せば話すほど、「なんかもういいや」とその物事について考える事に飽きるのだ。

だからこそ、結果的には早く立ち直る事に繋がる。

この手法の面白いところは、話す相手は人間でなくても良いという事だ。

例えば、ぬいぐるみでも構わないのだ。

これであれば、人には話したくないエピソードにも使えるとは思わないだろうか。

一般的に、失恋から立ち直るのは女性の方が早いというイメージはないだろうか。

それも、この塩塗り療法の効果だと考えられる。

比較的、女性の方が失恋についての話を友達同士で行う傾向がある。

男性は、自分の心の中に失恋エピソードを留めておく人が多いのだ。

その為、女性の方が失恋から立ち直りやすいという印象になるのだ。

そもそも、話す事には心を浄化する作用があると言われている。(カタルシス)

その様な観点からも、塩塗り療法は効果があると言えるのではないだろうか。

話す=ガス抜き

日本人は、自分の悩み事を隠す傾向にある。

だからこそ、一人で悩み、周りが気がついた時にはもう限界を迎えていたという事も少なくない。

風船に空気を入れすぎると破裂する様に、心も悩みの許容範囲が決まっている。

適度にガス抜きをしてあげる事が、心の破裂を防ぐのだ。

そのガス抜きの方法は、人によって違うはある。

自分なりのガス抜きの方法を探してみよう。

そして、塩塗り療法の様に、自分の辛い経験を言葉にする事も、立派なガス抜きになるのだq

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