見出し画像

はじめまして、GG(仮)はじめました

GG(仮)? はい、GG(仮)です。
何それ? はい、会社でもなければ組織でもなく、メンバーの所属部署はバラバラ、経歴もバラバラ、得意分野もバラバラなクリエイターやプランナーが集まった、半歩未来のアイデアをβ版というカタチにして世の中に発信していく東急エージェンシーのプロジェクトです。

GGというのは、「いい試合だったよ、おつかれ!」の意のネットスラング「gg」(good game)から取っていまして、(仮)はβ版やプロトタイプを指す意味合いでつけています。いろいろと(仮)なものですから。

ただ、この(仮)というのをチーム名につけるくらいなので、私たちメンバーの頭の中ではとても重要なキーワードになっていて、『今日は、明日のβ版』というスタンスに立ち、活動コンセプトも『当たり前を、明日の嬉しいにシフトする』というものです。

世の中の「そういうもんだよね」と「〇〇だったらいいのに」との間にある見えない“クレバス”に、広告会社ならではの鋭い“問い”を差し込む。

その問いを、どれだけシャープにできるか?それがチームの生命線であり、「いまある技術」を駆使してクレバスを渡る『価値の橋』を創り出して世の中を嬉しい方向へとシフトする。そのβ版を、身軽にクイックにカタチあるものとして生み出し、広く世の中に情報発信していきたいと考えています。
そして、この活動をデザインテックパートナーとして株式会社コネル(Konel Inc.)のみなさんがバックアップしてくださっています。とっても心強い!

画像2

さらに言うと、うちの会社は、“実験・実践・実現 for Amazing Experiences”というスローガンを掲げていることもあり、こうした活動に関して偏西風的に追い風が吹いているということも環境的に恵まれている要因だと思います。

そんなGG(仮)ですが、ここでメンバーについて簡単に触れてみたいと思います。

2018年クリエイター・オブ・ザ・イヤーのメダリストであり、海外広告賞の審査員も務める生え抜きコピーライターの四番・ライトの矢谷暁くん。

リアルとデジタルを横断した場の仕掛けづくりからコンテンツ開発まで、広い守備範囲でマルチな才能を発揮する一番・センターの山田潤くん。

赤坂の地下で銀行キャッシュディスペンサーの回線ケーブルを掘っていたガテン系テックプランナー六番・キャッチャーの井倉大輔くん。

コピーライティングからデジタルプロモーション、TVCMまで個人メドレーで泳ぎ切る競泳インターハイ出場の三番・ショートの三輪和寛くん。

痛風にも負けず、ゲーム開発からカレーレシピの開発、アニメキャラとのコラボ企画までこなす金髪の多機能プランナー二番・セカンドの佐々木剛哉くん。

「メンタルトレーニング指導者」の資格を持ち、かつての古き良き業界文化を今に伝えるチーム最年長ディレクター九番DHの小池康裕。

といった具合に、冒頭で書いた通り所属部署もバラバラ、経歴もバラバラ、得意分野もバラバラなクリエイター/プランナーの集まりです。そんな中で唯一共通していることは、活動コンセプトである「当たり前を、明日の嬉しいにシフトする」という想い…というか野心。それと自分たちが向かうべき方向感と存在意義の認識かなと思います。

デジタル化に伴う社会のフラット化と第四次産業革命の大波。欧米のGAFAM、中国のBATHに続けと、それらの波に乗ったニュービジネス・スタートアップの隆盛と加速度的に進む社会の構造変革とVUCA時代の到来。

あいやぁーエラいこっちゃ・・とか言いながら、硬直化した既存の事業構造や広告ビジネスのフレームの中だけに居たのでは、まったくもって立ち行かなくなるのは火を見るよりも明らか。
いま私たちが要求される仕事の分母も明らかに拡大・ボーダーレス化している自覚があります。それは未来のデザインを要求されているとも言い換えられるわけで。

このような観点から言えば、ずっと前から言われていることではありますが、ビジネスとクリエイティビティとの距離がもっと近づくべきであり、広告会社としての事業ドメインの根の張り方というのも、そうした方向に向かう(向かわざるを得ない)のは必然だよね、と。

データマーケティングによる正解のコモディティ化が訪れたとき、広告会社の人間である私たちの資産であるはずの“クリエイティビティ”というものの使い方が広いか狭いか、言い換えれば新しいか古いかで、これからの自分たちの生死が決するっていうことを、GG(仮)のメンバーは意識的か無意識かは別にして、確実に自覚しているわけなんですね。

だからこそ、仕事の分母を「ブランドコミュニケーション」ではなく「ブランドソリューション」へ、さらに「社会や生活のソリューション」に広げないといけない。そしてクリエイティブという服をさっさと脱ぎ棄て、クリエイティビティという服に衣替えしないと絶滅してしまうと。(10年前にカンヌがメッセージを発していたはずなんですけど)

きっと服を着替えるだけで、アウトプットが変わるはずなんです。広告をつくるのではなく装置をつくるようになる。それはメッセージではなく体験であり、企業のマーケティングではなく社会のモジュールであると思います。

そんなことを考えている連中がGG(仮)でありまして、これからこのメンバーで開発したプロトタイプの紹介記事や今の当たり前を明日の嬉しいにシフトするような様々なアイデアの種を発信していこうと考えていますので、
なんかおもしろそうだとか、ちょっと話を聞いてみたいとか、そのアイデアに乗ってみたいとか、一緒に何か取り組んでみたいとか、そんなようなお声掛けをぜひともいただけたら、私たちメンバーはとても喜びます

明日の共創パートナーさんと出会えることを楽しみに日々知恵を絞り悪戦苦闘して参りますので、今後ともGG(仮)をよろしくお願いいたします。

GG(仮)は、明日のβ版を一緒に開発する仲間を募集しています。
一緒になにかやってみたい!という方も、ぜひご連絡ください。

ご連絡・お問い合わせはこちら▼
ml_tag_gg@tokyu-agc.co.jp


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?