つっきー

アラサ〜会社員。新卒でITメガベンチャーに入社後、web編集や番組企画制作をやったのちに転職、副業でコラムや脚本を書いて暮らしています。今は長野にプチ移住してリモートワーク中。noteではそんなくらしのエッセイを更新中。 https://twitter.com/olunnun

つっきー

アラサ〜会社員。新卒でITメガベンチャーに入社後、web編集や番組企画制作をやったのちに転職、副業でコラムや脚本を書いて暮らしています。今は長野にプチ移住してリモートワーク中。noteではそんなくらしのエッセイを更新中。 https://twitter.com/olunnun

    マガジン

    • 子ども部屋ねーちゃん日記

      「コロナから疎開する」という名目のもと、ほんとは家賃節約と東京からの一時的脱走のために「実家リモートワーカー」となったアラサー会社員の日記。子ども部屋おばさんならぬ子ども部屋ねーちゃんとしての日常。

      • 子ども部屋ねーちゃん日記

    最近の記事

    • 固定された記事

    「ご自愛する」という戦い方

    私はハードワークが好きな若者だった。 大卒で「忙しい」「激務」と言われる業界に入って4年、「生活」らしい生活をないがしろにして最近まで過ごしてきた。 深夜まで働いてタクシーで帰るとき、車窓から見える誰もいない街は嫌いじゃなかったし、仕事仲間と夜更けに飲むビールは美味しかった。 社会に自分のやるべきことがあり、ちゃんと必要とされていて、そこに身を投じる毎日は刺激的だ。文句も愚痴ももちろんあるけれど、それすら上がり下がりの激しい毎日を演出する要素の一部のように感じていた。

      • 有名企業のサラリーマンを辞めて労働を週3日にすることにした

        2022年末で会社を辞めた。 正確には1月まで有給消化期間なのでまだ辞めてはいないのだが、クリスマス前に都内のオフィスに最終出社をして、PCと社員証を返却してきた。帰り道、PCが入っていないカバンの身軽さと一緒に、ほっとした気持ち、これからのことを考えると少し心が肌寒いけれど、同時に地に足がついた気分もしているような、ないまぜの感情が湧いてきた。東京駅のグランスタで寿司とビールでひとり打ち上げをしてから新幹線で長野へ帰った。ビールは大きな仕事を終えたあととはまた違う味がした

        • 突然の"家庭内別居"体験

          体調を崩したときのこと。 なんか風邪かな〜という予兆から本格稼働までが速かった。押し寄せる喉の痛みと寒気。 どこからもらってきたのかと直近の行動履歴をさらいつつ、まだ頭が働いているうちにAmazonで吸うタイプのゼリーを箱で注文した。しばらくこいつが主食となる。 夫には薬やのど飴などを買ってきてもらったあと、うつさないよう生活エリアを分けて過ごすことにした。私が寝込んでいる寝室から夫がよっせよっせと布団を運び出し、別室に敷く。 いつも家の中ではだいたい同じ部屋で過ごして

          • 売れっ子になった同級生の話

            高校の同級生がとあるジャンルでめちゃくちゃ売れっ子になっていたことを知った。 久々に会った地元の友達と飲んでいたところ、「ところで、どうやらあの子がいまめちゃくちゃ売れてるらしいよ」と教えてもらい、ググってみてびっくり仰天。すごく有名なアレを教室の端にいたあの人が作っていたらしい。マジか!やられた! 本人はプロフィールをあまり詳細に明かしていないのですごくボンヤリした説明になってしまうのだが、「その業界のちょっと売れてる人」どころではない、世代を代表するレベルまで行ってい

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 子ども部屋ねーちゃん日記
            つっきー
            ¥300

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            夫に姓を変えてもらった話

            11月22日、いい夫婦の日はとくに何をするでもなくいつも通りに過ごした。 我々夫婦は結婚記念日が11月16日で、お祝いらしきことはそのタイミングでやるため、6日後にあるいい夫婦の日はぬるっと過ぎる感じになる。22日は二人で鍋をつつきながらサッカーワールドカップを見て終わった。 早いもので結婚して一年が経った。 一年前婚姻届を出したとき、夫は名字が変わった。妻側の姓への改姓である。 「変わった」というと自然にそうなったみたいだけど実際は「変えてもらった」のほうが正しい。

            地方移住と寂しさについて

            東京での一人暮らしを辞めて長野に戻ってから早くも2年が経とうとしている。 当初はパンデミックが収まったらまた東京で暮らすつもりでいて、次に住むなら文京区がいいな〜などとSUUMOを物色していたのが、ひょんなこと(マッチングアプリ)から長野で今の夫に出会い、さらにひょんなことから結婚に至ったため、どっぷり長野県民としてやっていくことに相成った。「東京独身一人暮らし」から「地方の人妻」へ、わずか一年の間の華麗な転身であった。 このあいだ久々に仕事で東京に行って(会社は変わって

            冬季うつ迎撃作戦 俺・冬の陣

            昔から冬が苦手である。 何が嫌ってまず「暗い」のが嫌。 10代の頃は冬の部活(女子バスケ部)が本当に嫌いだった。ただでさえこれから走らされるのが嫌なのに、朝練のために起きた時の空の暗さに絶望したし、放課後練が始まる時間にはすでに日が沈んでいてやはり暗い空にまた絶望したものである。私の場合、日が短いと本当に気分がノってこないため全てが終了してしまうのだ。情緒が野生動物のそれなのである。 さらに言うまでもなく「寒さ」 もクソである。 冬は体が冷えて体調も崩しやすく、元来血行

            つっきー自己紹介&ライターお仕事まとめ2022

            2021年は私生活がゴタつき散らかしていたので仕事のまとめ記事を作れていなかったのですが、ありがたいことに大した営業活動もしていない私に依頼をくださる人が割といらっしゃいました。神はわりといる。そんな神向けに、「ちょっとこいつに仕事を依頼してみるか」と思った時に参考にしていただければ幸いです。 ↓直近一年以前のまとめはこちら 自己紹介93年生まれの会社員。新卒でITメガベンチャーに入社し、美容系ウェブ編集とライター、媒体のSNS運用などを担当。その後ネット配信の番組企画制作

            「安全なキャリア」なんて存在しない荒波で

            この文章は、panasonicとnoteで開催する「#この仕事を選んだわけ」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。 「この仕事を選んだわけ」を書いてくれないかと言われて、声をかけてもらえて嬉しい反面申し訳ない気持ちである。 私は何者か?というと「新卒でIT業界に入ってめちゃくちゃに働いた末に体を壊して休職したり転職したりして今は地元に戻ってリモートワークをし、たまにコラムを書いているアラサー」といったところ。なにかの領域で活躍しているサラリーマンでも

            ピアノの先生との思い出

            木曜日が好きになれない。 木曜日は「ピアノ教室にいく日」だったからである。 幼稚園のときに友達が習っていたから真似してやりたいと自分で言い出して習わせてもらっていたくせに、私はちっともピアノに向いていなかった。 コツコツ練習する、とか、譜面通りに弾く、とかが元来苦手な子どもだったのだ。 しかしピアノという楽器は好きだったので、アニメの曲を適当に弾いたり、課題の曲を好きに変えたりして弾いて(そのくせのだめカンタービレのような天才というわけでは全くなく)、よく親に叱られた。

            マガジンの方に書いたかえる、無事産卵しててうれしかった(2匹いたらしい)

            謎の柑橘『チャッピーポドロ』

            実家に大きな柑橘系のくだものがある。 いただきもののそれはダンボールいっぱいに入っており爽やかな匂いをさせているのだが、なんというくだものなのかわからない。 いただいた母もなんという名前だったかど忘れしたらしく「ラッキーポメロだったかハッピーポメロだったか……なんだったかしら」という始末。 母と妹と私は毎日のように名前のわからない巨大な柑橘類をパクパクたべながら、それのなまえを適当に言い合う。

            かえるの恩返し

            母がかえるを助けたという。 庭の池で、網に引っかかっていた瀕死のひきがえるを見つけ、網を切って放してやったらしい。 (家の池には金魚がおり、時折やってくるシラサギが金魚を捕食しつくして絶滅に瀕した悲しい過去があることからサギよけの網が被せられるようになったのだ) 救出劇以来、庭の池からは時折ゲコゲコと奴の鳴き声が聞こえる。どうやら息災のようである。 昔から我が家の池には大量のひきがえるが年一でゲコゲコ押し寄せてきてゲコゲコ産卵し、大量のおたまじゃくしが孵って小さいかえる

            走馬灯にむかって歳をとる

            ひとつ歳をとった。 そのこと自体にはとくに感慨も焦りもなく、いつもどおりの日常が続くのみである。 けれども今年は家族に好きなご飯を作ってもらい、町の美味しいワイナリーのワインを開けてもらい、私と家族が日本一美味しいと思っているケーキ屋さんのケーキを食べて、東京の大好きな花屋さんからブーケを贈ってもらった。いろんなところで出会った人たちがくれたお祝いのメッセージを読んだ。 少し奮発して、お婆ちゃんになってもつけられるピアスを買った。 生きるほどに大切な場所も人もものも増え

            妹と昼ごはんの話

            実家で家族と暮らしながらリモートで働くのもすっかり日常になりつつある。 最近の変化は、妹が昼ごはんを作ってくれるようになったことだ。 ひとり暮らしでリモートしていたときは、昼は食べないか、パンか何かをかじるかという終わった食生活をしていた私にとっては大変ありがたい。 妹の仕事は比較的時間に融通が効くというものの、彼女の手際には目をみはるものがある。

            こぶしの人、さくらの人

            この記事はマガジンを購入した人だけが読めます