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「子供が欲しい」がわからない理由

昔「リア充爆発しろ」みたいなのあったじゃないですか。
あれ、本当にわかんなかったんですよね。いや、ノリで「リア充爆発しろ」って言ってたことは全然あったけど、全く本心ではありませんでした。

別に私が絶えず彼氏がいたとかでは全然なかったんですが、「カップルが羨ましい」というのが本当にわからなかった。
だって、街ゆくカップルを見かけたとしても、その誰だか知らない彼氏のことを私が好きなわけではないから、羨ましいとは思わなかったんです。
その彼氏が私の好きな人とかだったら話は別ですが。

同じように、「早く結婚したい」っていうのもなかったし、結婚した友達が羨ましいとかもあんまりなかったです。「友達が別のステージに行った」みたいな焦りと寂しさはあったかもしれないけど、嫉妬はなかった。その友達の夫を私が好きなわけではなかったので。

「リア充爆発しろ」も「早く結婚したい」も意味は全然わかるんです。「誰かに選ばれた実感が欲しい」「誰かに選ばれている人が羨ましい」という。

でも、「彼氏or彼女」や「夫or妻」のポジションに誰かが代入されればそれでいいのか?誰かが入ったとしても、望んでいることを与えてくれるとは、限らないのでは?
そんな疑念はずっとあったと思います。


で、最近気づきました。私の「子供が欲しい」とは思わないところも、この話と地続きであると。

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子供を持たない選択にまつわるあれこれ、夫婦二人での暮らし、地方と東京を行ったり来たりする生活などにつ…

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