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【7】4ヶ月間の週1営業「かいなの日」営業終了編

こんにちは☺︎

かいなです

埼玉から鹿児島に移住して1ヶ月後に
営業をスタートした「かいなの日」のことについて今まで書いてきましたが

今回はなぜ突然、4ヶ月間で営業を終了することになったのかを書いていきたいと思います!

営業スタート前の話
営業中の話
そもそも「かいなの日」とは?
が気になる方は下のマガジンにある記事を【1】から順に読んでいただけるとわかるので是非覗いてみてください!

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前回内容つづき

鹿児島のメディアにも出させていただいて
勢いこのままに5ヶ月目も張り切って営業だー!というタイミング。

次回営業はどんなロールキャベツソースを作ろうか…
まだまだ作りたいロールキャベツソースが山ほどある…

ゆず味噌ソースか季節的にとうもろこしのクリームソース作ろうと思うんだけど、どっちがいいかな?」

と、この時「かいなの日」の助っ人をしてくれていた従姉妹に話していたタイミング。

そんなタイミングに
まさかのアナフィラキシーになってしまった私。

私は埼玉から鹿児島に移住する時に
「ロールキャベツを看板メニューとした無添加の飲食店を鹿児島で営みたい」
という目標を持って移住してきました。

なぜコストも手間もかかる無添加なのか…

それは自身がアレルギー体質であることがひとつの理由です。(毎日エピペンを持ち歩いて、毎日薬を飲んで症状を抑えて生活するのが私の日常)

私が持っているアレルギーはざっとこんな感じ

現在
・ハウスダスト   ・ダニ  ・蛾  ・カビ
・イヌ     ・ネコ  ・花粉
・ポリエチレングリコール(この子が1番厄介)

幼少期
・卵    ・魚    ・牛乳

一般的なアレルギーはほぼコンプリートというところでしょうか

今回、この中のアレルギーに反応してアナフィラキシーになってしまいました…

4年ぶりのアナフィラキシーだったうえに、1人でいる時になってしまいプチパニック。
(自身のアレルギーをなめてはいけないと改めて思い知らされました…)

頭皮まで全身に蕁麻疹が一気に広がり
気道が炎症を起こして呼吸が苦しくなって…
4年前のアナフィラキシーの症状と凄く似ていたので

やばい、アレルギーだ
と、とっさに埼玉にいる母に電話をかけました
(すでに喉が腫れてうまく声が出なかったので、自分で電話して救急車を呼ぶことができなかった)

電話に出た母。

私が喋らずにいたことでアレルギーだと察して母もプチパニックになりながらも救急に連絡をしてくれました。
(この電話に母が出ていなかったらと思うと今でもゾッとします、居場所はなんとか必死に伝えました)

その後持ち歩いていたエピペンですぐに自己注射。(この時には全身が痺れて立てなかったので近くにあるカバンに必死に手を伸ばしてエピペンを取り出して最後の力を振り絞って自己注射しました、手が届くところにカバンを置いていたことが幸いすぎました)

救急車到着までは近くにいた方が駆けつけてくれ
「大丈夫だからね!救急車くるからね!」
と私のことを見ていてくれました。

この方のこの言葉を聞いた瞬間
症状が和らいだわけではないのに
「救急車くるんだ!助かった、、」
と不思議と凄くホッとしたんです

言葉の力ってすごい、

その後鹿児島市内の病院に搬送され、搬送された2時間後には症状は落ちつきました
(母、救急車到着まで私を見ていてくれた鹿児島の方、病院関係の方、助けてくださって本当にありがとうございました)

症状が落ち着いた時に私が最初に思ったこと

それは
「かいなの日の仕込みしなきゃ」
「次回営業の分のロールキャベツ作らなきゃ」
でした。

私はロールキャベツの神にでも取り憑かれているのでしょうか…笑

でもそれくらいこの時は、自分の身体のことより次回以降の「かいなの日」の営業のことで頭がいっぱいでした。

「かいなの日」をやれることが
ロールキャベツを作れることが
それくらい楽しかったんです。

結果としては、ドクターストップがかかり
「かいなの日」を突然終了することになってしまいました…
(営業を続けたい気持ちの方が強かったので悔しくて、アレルギーなんかに負けてないでよ!自分の身体しっかりして!って気持ちでした)

突然、営業を終了することが決まった時
唯一心残りだったのが、今まで「かいなの日」を支えてくださったみなさんに直接感謝の気持ちも何も伝えられなかったこと。

少しでも感謝の気持ちが伝わる方法がないかと考え、営業前に作った看板に営業終了のお知らせと手紙を貼ることに。

全然こんな紙じゃ伝えきれない…
悔しすぎる…

4ヶ月間の「かいなの日」で
鹿児島の温かい方に沢山出会いました

4ヶ月間という短い間だったにもかかわらず
何度も足を運んでくださった方が何人もいました

仕込み朝早くて大変だろうから甘いもの食べてね!と毎週差し入れを持ってきてくださって、沢山話を聞いてくださったエリカさん

15週連続来てくださって、毎回ロールキャベツを食べたあと幸せをありがとうと言葉で伝えてくださったソラさん

ロールキャベツを凄いスピードで美味しそうに食べてくださって、どこまでもロールキャベツ食べにいきますと伝えてくださったフジタさん

素敵な笑顔で毎回気さくに話しかけてくださって、ロールキャベツの料理教室があったら是非いきたいですと伝えてくださったシュリさん

営業を始めてすぐ認知度がない中、私のインスタの投稿を見て「かいなの日」を見つけてくださって、宣伝してくださって、温かく私の話をいつも聞いてくださったアヤミさん

鹿児島移住のことを書いた私のnoteを元々読んでくださっていて、日曜日休みがなかなかない中でも実際に足を運んでくださったメグミさん

私のThreadsの投稿から「かいなの日」を知ってくださって、同じ他県からの移住者で興味があって来ましたと伝えてくださって、いつも気にかけてくださったスズキさん

お子さんがアレルギー持ちで家で作るご飯に気を遣っているから無添加のお店が鹿児島にもっとあったら助かると伝えてくださったカキモトさん

ロールキャベツが完売して一度お断りしてしまったにも関わらず、次の週に取り置き予約をしてもう一度足を運んでロールキャベツを食べに来てくださったソノベさん、ダイチさん

私と同じアレルギー体質で日々悩まれていて、無添加のお店を鹿児島に作ってくれることを願っていますと伝えてくださったカミゾノさん

わー!止まりません!

「かいなの日」に足を運んでくださった、いつもお世話になっている鹿児島移住の先輩の皆さん

知名度がない私のロールキャベツを見つけてくださった鹿児島の皆さん

「かいなの日」のことをこう振り返ると
本当に沢山の方に支えられていたのだなと…

皆さんとの時間が鮮明に蘇ります

皆さんの温かさに営業中、何度も救われました

皆さん元気してますでしょうか?
私はもうアレルギー症状も落ち着いて、じっとしていられないくらい元気に皆さんと同じ鹿児島で生活しています!

そして私1人で手が回らない時
助っ人として支えてくれた
サキちゃん、まっつー、従姉妹の3人

3人のおかげで「かいなの日」の営業を毎週無事に終えることができてました。
私のわがままな指示にも文句一つ言わずに動き回ってくれた3人。沢山助けてもらいました。3人がいない私1人の営業ではこの「かいなの日」は絶対にできなかった。大きな感謝を送りたいです。本当にありがとう。

まだまだ止まりません
営業中、きっと私がバタバタしてて
気を遣って話しかけずにメモを残してくださる方もいたり…

洗い物をしてる時に気づいて
助っ人の方と一緒にじーんとなりました、
このメモを書いてくださった方と再会できるように
頑張ります

この「かいなの日」での時間で
鹿児島の温かい皆さんに出会えたこと
大きな喜びです

移住したばかりで知り合いも全然いなくて、鹿児島の土地勘もなくて、分からないことばかりの私の「かいなの日」を4ヶ月間も支えていただき、本当にありがとうございました!

絶対にまた皆さんと再会できる場をつくります

絶対にまたロールキャベツ作ります

そして何より
埼玉から移住してきたばかりの私にこんな素敵なチャンスをくださって、環境を整えてくださった喫茶あさひやさん

本当に本当に感謝しています

今これを読んでいる鹿児島の方!
鹿児島市城南町にある喫茶あさひやさんに是非行かれてください!
絶対ですよ!!!


鹿児島に移住してよかったー!!


これからの私のロールキャベツ情報は
インスタで発信していきます!
覗いてくださったら嬉しいです◎


では、またね!

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