語学学校の選び方
みなさん、こんにちは!
海外大学付属の語学学校から海外大学で勉強した私が語学学校の適切な選び方を今日は紹介したいと思います。(英語圏のお話です...)
一般的に語学学校とは海外からきた英語が母国語としない外国人に対して英語のクラスを提供する学校のことでその多くがプライベート(民間)のスクールになると思います。日本にある留学エージェントでも山のように紹介してあるので正直行ったことがないと何がよくて何が悪いのかということがわからなくなってしまうと思います。
そこで今日は語学学校を選択する際にどこをみれば良いのかということを経験からご紹介致します。
何を目的にするのか
「英語を喋れるようになりたい」「海外大学を卒業したい」「ワーホリのための英語力が欲しい」などそれぞれ人によって語学学校で学ぶ理由は違うと思います。しかしこの部分を明確にしておかないと自分の役に立たない学校で学んでしまうことになり、多額のお金と時間を失うことになります。
「海外大学で勉強したい」「英語を使った仕事がしたい」という方
上記の方は私なら「大学付属の語学学校」をオススメ致します。その理由は大学付属の語学学校の場合、提供する内容が非常にアカデミックな内容になるからです。
どういうことかと言いますとなぜ大学付属の語学学校が存在するかというと、語学学校を卒業した生徒を大学でネイティブスピーカーと学校生活を送れるくらいのレベルに育てるためです。
そのため授業でも論文形式のレポートやアカデミックなプレゼンテーション、ディベートといった大学向けの勉強を中心として行います。民間の語学学校に比べて英会話といった日常生活で必要な語学力を身につけるという目的の学校ではないので本当にその学校に行きたいのかということを「目的」から考えてみましょう。
大学付属語学学校の基本的スケジュール(例)
Reading&Writing Class (週10時間)
このクラスでは基本的にアカデミックな内容の教科書を読んで理解できるようになることと、アカデミックな英語論文が書けるようになることを目的として設定されているクラスです。宿題も比較的多く、論文の構成など非常に大学に進学してから役に立つ技術を教えてもらえます。
Listening&Speaking Class (週10時間)
このクラスでは大学のクラスに向けてのプレゼンテーションやディベート、会話の練習をするのが主なタスクになります。クラスメートと協力してプレゼンテーションを作成するなどチームワークが必要になるので絶対的に英語を喋る機会が増えますし、自分の意見を伝えて相手の意見を聞いた上で妥協点を見つけるという一見簡単なようで難しい仕事を英語で練習することができます。
Project Class (週5時間)
このクラスでは文法のポイントを学んだり、プレゼンテーションをしたり、テーマをもとにディスカッションするなどタスクは多岐に渡ります。ここでは他のクラスに比べてアカデミックな内容な少なくはなりますが非常に役立つ授業です。
「英語を喋れるようになりたい」「ワーホリのための英語力が欲しい」という方
国籍比率
クラスの国籍比率というのも語学学校では非常に重要となります。人間というのは弱い生き物で同じ国籍や言語を喋る人が周りにいれば英語を伸ばすために学校にきているにも関わらずどうしても簡単な母国語を喋ってしまいがちになります。なので少数の場合は良いですがあまりにも国籍比率が偏りすぎている場合は気をつけましょう。
事前にメールや電話、ネットなどで情報を得ておくと実際に学校に通ってからのミスマッチを減らすことができます。
先生の質
先生がどの程度の経験があるかというのも非常に授業の質に関わるので重要なポイントです。私たちが日本語のネイティブスピーカーではありますが日本語の文法をうまく理解せずに自然に喋っているのと同様に「喋れること」と「教えれること」というのは全くの別物です。
なのでいくら沢山ネイティブの講師がいるからといって質が保証されているわけではありません。本当にESL(English as Second Language)の学位や資格を持っているのか、文学や語学などの関連する学位を得ているのかというのを必ず確認しておくようにしてください。
終わりに
今日は「語学学校の選び方」について書かせていただきました。
このブログのもう一つのテーマである「家族」について亡きがんと闘った母と家族の実話を経験をもとに書きましたのでご興味ある方は下のリンクからぜひご支援のほどよろしくお願い致します。
Have a good day!!
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