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準備期間はどのくらい?社会人の留学

「27歳までに二人で海外移住」が目標の社会人カップル、彼女のナナです🐣
留学すると決めた私たちが、準備にかかった期間について更新します。
(2023年6月16日 更新)

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かかった期間、結論。

結論から言うと、私たちの準備期間は「1年3か月」です!
2023年秋入学を予定しており、2022年の初夏には留学を決意して動き始めていました。
この準備期間を振り返ってみた感想は「ちょうど良かった」。あと少しでも短かったら結構バタバタしたかなと思います。

もし語学力があり、やりたいことが明確で、奨学金なども必要ない場合は、半年前くらいまでギリギリ大丈夫かもしれないです。多分。

どのような準備があるか

具体的にどのような準備があるか、そしてそれぞれにどのくらい時間がかかるかを書いていきます。※あくまで私たちの経験談です。

やりたいこと決め・大学リサーチ

私たちは、まずはやりたいこと(=なぜ留学するか)を考えて、受験したい大学やプログラムを検討しました。具体的なプログラム内容を見て、やりたいことを振り返ってブラッシュアップし、更に調べて、学費などの条件がマッチするか考えて、最終的に出願先を決めていく、というような進め方です。

国・地域選びに関する記事は過去に書いたものがあるので、合わせて読んでみてください。

大学出願

わたしたちはヨーロッパの一部の大学にしか出願していないので、留学先で人気のあるアメリカ・カナダ・オーストラリアなどのスケジュールとは異なるものだと思います。

秋学期の開始が8〜10月で、出願締切は1〜6月とバラバラでした。また、わたしの受験している大学院と、彼氏のジュウが受験している大学によっても締切が異なります。受験締切を複数設けているプログラムや、奨学金付き受験は早めに締め切るプログラムもあるため注意が必要です。私たちはスプレッドシートやカレンダーで重要な日程を管理しています。

6月に受験して10月に入学のものもあるため、他の準備に時間がかからない方はギリギリで間に合うものもあると思います!

奨学金

奨学金もいつか記事にまとめられたらと思いますが、国内のもの・各国政府のもの・大学のものと種類があります。大体が1年に1回の募集なので(時期はそれぞれ違います)、締切は早めにチェックしておいた方が良いです。また、応募に推薦書1〜2通が必要な場合が多いので、推薦書を書いてくれる人へのお願いも早めに動いておいた方が無難です。

語学学習

日本国外で日本語で授業をしている場所は無いので、プログラムの履修言語を学習しておく必要があります。多くの人にとって英語やドイツ語かなと思います。出願のタイミングでは、語学試験や出願書類、面接などに必要となります。

ジュウの場合は、留学を決めた2022年の夏から英語の勉強を始めました。具体的には語学試験の目標スコア取得のために平日仕事終わりや、土日に時間を作って勉強しました。詳細な勉強プラン、結果は別の記事で書きます!

まだあまり語学力がない場合は、スクールに通うか、時間をかけて勉強するか。そのために必要な時間もスケジュールに折り込みましょう。

語学試験

留学の場合、語学力を証明するための試験結果を求められることがほとんどです。英語の場合はIELTSやTOEFLなどを受験することになると思いますが、プログラムによって求められるスコアが異なるため、大学リサーチの段階で調べておきましょう。

私たちは留学を決めたタイミングでDuolingo English Test(→IELTSやTOEFLのスコア換算でどのくらいか分かる)を受けて語学力の現在地を確かめました。また、奨学金応募に必要だったため、早い段階でIELTSも受験しました(受験記録)。
ジュウはSATも受験したので、もし需要があればこちらも記事にまとめられたらと思います🐣

お金

何かとお金のかかる留学ですが、どこに何年行くか・奨学金を狙うかどうかによっても必要資金は全然違います。私たちは、奨学金が取れなくても行ける場所があるように、大学リサーチのタイミングで必要資金を計算して貯金を開始しました。
わたしたちみたいに給料の低い新社会人の段階で留学を目指す場合、特にお金の問題はシビアだと思います。様々な節約術を生み出したので、またの機会にお伝えさせてください!

退職

社会人留学ならではですが、退職手続きも抜かりなく進めましょう。職場によっては引き止められたり、考え直すよう言われたりすることもあるようなので、辞めるタイミングは決意をもって雇用主に伝えましょう!
わたしたちは、地元から上京して働いているため、入学の3か月前には退職して実家の家族と時間を過ごしてから渡航しようと話しています。

雇用契約によって異なるかもしれませんが、1か月前には退職届けを出す必要があるみたいです。ただ、会社への影響もあるので、隠す必要が無ければもう少し早く上司に伝えても良いと思います。

私たちの場合のスケジュール

さて、準備項目をざっくりとお伝えしましたが、参考までに私たちがどの時期に
何をしていたか、まとめてみました。

〈2021年〉

・うっすらいつか海外に行く可能性を考え、ジュウは英語学習を開始していた。

〈2022年〉

・春ごろ:本格的に海外渡航を検討し、ワーホリvs留学で悩んでいた(参考
 └ 同時に、やりたいことを内省していた
・6月:手段を留学と決める
 └ 大学と奨学金のリサーチを開始し、北米豪の学費と生活費の高さに絶望
 └ 語学力の現在地点を知るためにDuolingo test受験
・9月〜:受験したいプログラムや奨学金の応募準備をすすめる  
 └ 奨学金に必要な推薦書のため、指導教官に依頼
・10月:IELTS受験  
 └ 無事に直近で必要なスコアは取得
・11月:一部プログラムの応募受付が開始し、受験モードになる
 └ ひたすらmotivation letterの執筆と添削 
・12月:SAT受験

〈2023年〉

・2月:1月に応募締切が多くバタバタしたが、2月は意外とやることなし  
 └ 急に暇になり、noteの更新を再開する(笑)
・3月:書類の結果が出始める
 ┗ 書類選考のみのプログラムは合格/不合格の通知
 ┗ 健康診断や面接対策の本格化
・4月:退職手続き、ウェブ試験、適性試験、面接試験
 ┗ 数学のウェブ試験や、面接試験は、ほとんど3月下旬〜5月下旬に実施
・5月:ナナは結果が揃う。ジュウは引き続き結果待ち
・6月:ジュウも結果が揃う。ビザ申請など、渡航準備の本格化
・9月:入学&授業開始!

2023年6月16日最終更新。
(予定)になっている項目は、追々更新します。

自分でどうにもならない日程は早めに押さえとく

冒頭で、わたしたちは1年ちょっとの準備期間はちょうど良かったとお伝えしましたが、トラブルも発生しがちなので可能な限り余裕を持って進めるのがベストです。

例えば、IELTS受験申込に必要なパスポートの期限が切れており、出願締切に間に合わないのではないかとバタバタしたこともありました。
※海外渡航を少しでも考え始めたらすぐパスポート更新しましょう(ジュウ)。

また、私たちのように仕事をしながら準備する場合、本職の都合でスケジュール通り進まなかったり、ストレスが溜まって思うようにやる気が出ないことも往々にしてあります。

語学学習や貯金などは、自分の頑張り次第である程度コントロールできるものですが、大学側のスケジュールなどは早めに確認しカレンダーに刻み、死守できるようにしましょう。あまりにもタイトなスケジュールの場合は、翌年の受験に後ろ倒して、ゆっくり準備するのが個人的にはおすすめです。

以上、本日は社会人留学に必要な準備期間について書きました🐣 参考になれば嬉しいです!


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