中川玄洋@NPO法人bankup

鳥取県でNPO法人bankup(学生人材バンク)を経営しています。 「おもしろがろう鳥…

中川玄洋@NPO法人bankup

鳥取県でNPO法人bankup(学生人材バンク)を経営しています。 「おもしろがろう鳥取」 鳥取を面白いことを仕掛けやすい街にするため若者、人材の視点で大学生と地域の接点づくり、若者のシゴト創りを伴走型で支援しています。

マガジン

  • コーディネーターのチカラ

    人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。

  • とっとりコミュニティ財団

    若者のチャレンジを応援する新しい仕組みをつくろうと思っています。 鳥取県を中心とした動きです。 地域ではコミュニティ財団と呼んだりします。 そんな動きについていろいろ書いていくマガジンになります。

  • とっとりコミュニティ財団スタートアップ事業の軌跡

    • 11本

    bankupでは、2024年度から3年間かけて、鳥取県域のコミュニティ財団の設立と助成事業実施に取り組んでまいります。

  • 子育てのつぶやき

    子育てネタを書いていきます。 (1)子供たちと接して感じたこと、思ったこと (2)保育園や小学校の役員運営のこと (3)教育ハックとか、面白い方法について だいたい、この辺について書いていこうと思います。

  • 集落の経営ノート

    鳥取の農村地域に住んでいます。そこから見える地方の集落の持続的な在り方について考えた記事をまとめていきます。

最近の記事

初めての企画は当事者目線で

鳥取でNPOを経営しているげんようです。若者支援の枠組みをコミュニティ財団を通して作ろうとしています。今日はプレイヤーとして始める時のことについて。 1.大学生が地域で企画をやるとなった話まちなかの仕事で、ある会議にお誘いを受けました。会議では大学生も参加者にいて、大学の授業の一環で自分たちで企画を通して町の課題解決の一歩に挑もうとしていました。それ自体は良いことだなと思って聞いてました。 そこでは親子向けのイベント、少子高齢化に対応した企画などが提案されていました。なん

    • 若者支援の経験の棚卸

      鳥取でNPO法人bankupをやっている、中川げんようです。コミュニティ財団への道、じわじわ進んでいるのですが、記事が1か月半ぶりくらいで申し訳ないです。もう少し定期で書けるように時間を確保します。 舞台裏は、いろいろヒアリングさせてもらったりあった方にお話しさせてもらったりしています。 1.若者支援の流れは何度か経験しててめちゃめちゃ個人的な視点ですが、20年も大学生×地域をやっているので、若者支援というか施策に若者目線や若者の社会参画のブームは定期的にやってきている感じ

      • 人とコトをつないで仕事を創る

        鳥取県鳥取市でNPOを経営する玄洋です。土日は湘南でメンター役でした。メンターとは指導者・助言者という言葉だそうで、各地のコーディネーターの先輩役として、話を聞いたり、自分の経験を話したりする役割です。 1.ローカルベンチャーラボとはローカルベンチャーラボというNPO法人ETIC.が行っている地域で新しい事業にチャレンジする人たちに半年間伴走するプログラムです。 僕は昨年度からラボでゼミをもって全国で挑戦する後輩たちにお話をさせていただく立場になりました。壁打ちやくという

        • 自治体と民間の協働

          鳥取県でNPO法人bankupを経営している中川玄洋です。といいつつ和歌山・大阪に出張できています。防災系のプロジェクトの伴走支援者としても動いているのですが、そちらの仕事です。今回は、地域のプロジェクトの初動についての壁打ちと現地訪問です。 1.自治体と民間が一緒にやる→協働協働という言葉を聞く場面はNPO界隈では増えてきたと思います。シンプルに表現すれば”一緒にやる”ということなのですが、これがなかなか難しい。 自治体が担ってきたことを民間がやる場合も、協働と言われるこ

        初めての企画は当事者目線で

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          11本
        • コーディネーターのチカラ
          176本
        • 子育てのつぶやき
          59本
        • 集落の経営ノート
          34本
        • バンクノート
          34本

        記事

          交通手段の確保と運転

          鳥取県でNPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。天気が良い日はドライブとか良いですね。鳥取は春が天気がよく過ごしやすいのでドライブにはお勧めです。僕らは農業系ボランティアをずっと送ってきています。特に農繁期に依頼が多くなるので、春は出動回数が増えます。今日は、そんな運転に関することを書きます。 1.地方では車がないといけない現場が多い僕は静岡県沼津市から大学進学で鳥取県鳥取市に生活拠点を移し、そのまま起業しています。結婚を機に、鳥取市でも中心地まで車で20分くらい

          交通手段の確保と運転

          チャレンジのハードルをさげる工夫

          鳥取でNPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。ゲームは説明書を読まずに始めるタイプでした。説明書を読む人、とりあえず動かす人、いろいろいますね。今日はそんなチャレンジの初期のハードルをさげる工夫について少し書きます。 1.チャレンジには個人差がある10代後半になると、その人の経験値などに差があるのでチャレンジ一つとってもかなり個人差が出てきます。隣の人に話しかけるというのがチャレンジという人もいれば、大勢の前で話すのがチャレンジなる人もいます。 人は自分の経験値

          チャレンジのハードルをさげる工夫

          チームで動くときに主体性を維持する大切さ

          鳥取でNPO法人bankupをやっている中川げんようです。今日は記事の時間が遅くなりました。毎日書いている人、すごいですね。日々、若者のチャレンジの目線で気づいた事をつらつらと書いていきます。 今日は、チームでプロジェクトを動かしていく上で、参加メンバーの主体性を維持することについて書いていきたいです。 1.大学生・高校生のプロジェクトはバトンリレー大学生・高校生の地域プロジェクトが継続していくときに、同じ学生が関わるとしても、卒業という限界値があるので大学生でも最長4年

          チームで動くときに主体性を維持する大切さ

          教育は主目的ではないが成長する機会とは

          鳥取でNPO法人bankupを経営している中川げんようです。主に若者の社会参画の場づくりを中心に事業を行なっています。前回の記事ではチャレンジを投資として見て欲しいという話をしたのですが、教育的効果について少し言語化に挑んでみたいと思います。 1.チャレンジを通して成長していく若者たち先日、農業系の学生プロジェクトがお世話になっている人と、プロジェクトについて振り返る機会がありました。大学の研究の一環で調査協力についていったときの話です。 農業系のプロジェクトは”米作りを

          教育は主目的ではないが成長する機会とは

          若者のチャレンジを投資と考える

          鳥取でNPO法人bankupをやっている中川げんようです。今回考えている財団の軸は”若者のチャレンジ”にしています。僕も22歳(大学院1年)で活動を始めて、20数年。若者とは言えない年齢になったのですが、歩いてきた道や自分の周りを起こった事実から”若者のチャレンジ”は大切だと実感しています。今日は、そんな若者のチャレンジを、社会への投資として考えてみることについて書いてみます。 1.自分の通ってきた道を若者のチャレンジと捉えた場合を振り返ってみる。僕が今日まで続けられている

          若者のチャレンジを投資と考える

          地方において担い手が限られる背景

          鳥取でNPOを経営しているゲンヨウです。今年度は、地域に新しいお金のめぐる仕組み(コミュニティ財団)をつくるために動いています。その中でNPOを20年、地域でプレイヤーをやっている立場から気づいた事も書いていきます。 1.人口減少社会に突入なわけで僕が鳥取県に来た時は人口60万人の鳥取県という感じで覚えていました(平成10年の人口は614,418人)。現在(令和6年)は532,494人です。約13%の人口が減っています。日本で一番人口の少ない県なのは、ずっと続いていますが、

          地方において担い手が限られる背景

          地域課題の理解を深める

          鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。前回の記事でコミュニティ財団についてやっていくぞという事だったので、今年は、その動きについても記事にしていこうと思います。 1.地域へのヒアリングをしています今回のコミュニティ財団設立に向けての動きは、休眠預金事業という助成金を活用しています。そこの事業に機会をいただいて、まずは地域の現状を把握する時間にさせてもらっています。 そんな中で、地域のいろんな方にお話を聞いてます。もともと本業でいろんなプロジェクトに関わっているので、そこでも

          地域課題の理解を深める

          鳥取にお金のめぐる財団をつくりたい

          鳥取県でNPOを経営しているゲンヨウです。メインは若者の社会参画を増やす活動を中心に、外部人材(長期インターン・複業・ボランティア)のコーディネートをしています。今日は、地域に新しいチャレンジがうまれる仕組みの話です。 1.全国コミュニティ財団協会の休眠預金事業に採択(内定)されましたhttps://www.cf-japan.org/wp-content/uploads/2024/05/CFJ_kyumin2023-grant_List-of-adoption.pdf 全

          鳥取にお金のめぐる財団をつくりたい

          掃除と祭り

          鳥取でNPO法人bankupを経営するゲンヨウです。今日はGW、鳥取市内でも様々なイベントが行われています。鳥取駅内も吹奏楽が流れ、駅前広場にはキッチンカーが並び、サンロードにはJAZZ、本通りは歩行者天国、川端通りもイベント・・・すごい人です(みんな今までどこにいたんだ(笑)) 今日は、鳥取環境大学の新しい授業で、5人の大学生と一緒に街歩きをしていました。普段は人が少ない中心市街地なので、『ここまで人がいるのは珍しいよ』とコメントを入れながら歩きました。 ”まちの賑わい

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          卒業生のみんなへ(2023年度)

          朝晩の寒さはありますが、少しずつ春に近づいていると感じる日々ですね。鳥取市でNPOを経営するゲンヨウです。若者×地域のプロジェクトをいろいろやっています。 3月は巣立ちの時期、卒業生を送る時期がやってきました。今年も3年生を中心に計画してくれて追いコンとして実施でした。これなかった学生、二次会から合流組などもいたので、ここにお祝いの言葉を残しておこうと思います。今年は最初の挨拶だから難しかった~。 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとう! 毎年言ってますが、新歓で顔をあわせた

          卒業生のみんなへ(2023年度)

          若者向けの中間支援を続けることの大事さ

          鳥取県でNPOを経営するゲンヨウです。主に若者×地域の文脈で企画を作って実施していくことをやっています。今年は、高校×地域について僕らの役割を広げられないかという仕掛けをやっていたので、その辺の共有をしていこうと思います。 1.関係する場の整理(1)若者にチャレンジの場を(県政) 若者にチャレンジの場を作ろうという施策を今年は鳥取県庁とやっていまして、”とっとり若者活躍局”という事業で補正予算を活用し(選挙年度なので当初予算は骨格予算でした)夏から始まってました。メンバー

          若者向けの中間支援を続けることの大事さ

          バタバタの新年(2024年1月)

          おはようございます。一年のはじまり、じっくりと進めることできずあっという間に月末になってしまいました。鳥取でNPOを経営しているゲンヨウです。元気です。 年末年始は実家の静岡県沼津市に帰省してたのですが、年始から能登の後方支援をしたり、土日は大学生の企画のサポートで雪山に上がったりと、ノンストップで一週間が進み月末に。自分自身の振り返りも次年度の話もどっしり腰を据えて考える余裕なく今に至ってます。 ⒈能登半島地震の後方支援一昨年から災害時の地域中間支援組織の役割について、

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          バタバタの新年(2024年1月)

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