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鳥取にお金のめぐる財団をつくりたい

鳥取県でNPOを経営しているゲンヨウです。メインは若者の社会参画を増やす活動を中心に、外部人材(長期インターン・複業・ボランティア)のコーディネートをしています。今日は、地域に新しいチャレンジがうまれる仕組みの話です。

1.全国コミュニティ財団協会の休眠預金事業に採択(内定)されました

https://www.cf-japan.org/wp-content/uploads/2024/05/CFJ_kyumin2023-grant_List-of-adoption.pdf

全国コミュニティ財団協会の休眠預金事業に採択(内定)されました。3年かけて地域のチャレンジの背中を押す仕組みに挑んでいきます。

コミュニティ財団とは、財団法人をつくり寄付などを集めて地域に資金循環を生み出す組織です。鳥取の近くだと、雲南市の”うんなんコミュニティ財団(雲南市)”だったり、岡山市にある”みんなでつくる財団おかやま”などがあります。基礎自治体単位で活動しているところもありますし、県域で活動しているところもあります。一定地域というのがポイントです。

2.若者のチャレンジへの資金と伴走支援の提供を広げたい

鳥取で22歳に創業して23年間事業してきました。基本的には大学生が地域に関わるということを続けています。この間、若者の意見を施策に活かしたいとか、「若者は…」という話は何回かブームのようにはなっていましたが、なかなか継続が難しかったです。

いろんな事業の組合せの中で、NPOとして事業収益の一部を若者の活動に投資する(例えば、農村まで行くレンタカー代金を支出する)というカタチをとってきました。

人口減少のタイミングで、いろいろな自治体さんから「若者参画について」というテーマでご相談をいただくことが増えてきました。ここで民間の支援の流れも作っておけば、よい続け方が模索できるのではないかと思ったのです。

3.不安もあるけど最後のチャンス

コミュニティ財団の話は、以前から伺っていました。最終的には公益財団法人にすることで寄付控除がつくので、なかなか大変な道のりというのはわかっていました。

正直、休眠預金のプロジェクトに関わるのが大変という気持ちもありますが、僕が創業した頃の応援者も70-80代でバトンをもらって渡す最後のチャンスではないかと思ったのです。

託された(と勝手に思ってる)からには、ちゃんと繋ぎたい。そんな思いがあります。

4.まだまだお話を聞きたい

今回の申請で、若者のチャレンジはわかるけど地域課題の解像度を上げて欲しいというコメントをもらっています。

そのために、しばらくはお話を聞かせていただきたい。声をかけさせていただくので、地域の話や、僕らの企画の話についてご意見もいただきたいです。

まだまだヨチヨチですが、新しい仕組みに挑むこと、一緒に楽しくやっていきたいので声掛けもお待ちしています。

応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。