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【GENT'S STYLE】オークションの愉しみ MP-55ライカの真価とは?ライツ・フォトグラフィカ・オークション LEITZ PHOTOGRAPHICA AUCTION

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新製品にはない希少性を求めて、時計、車と高騰が続くヴィンテージ・オークションだ が、カメラも例外ではない。 これは世界的な傾向で今後も加速していくと思われる。

今回は先日開催された世界最大のヴィンテージカメラのオークション「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」と、落札された1957年製シリアル番号「MP-55」の「Leica MP Black Paint No. 55」、そして誰もが参加できるオークションの愉しさを紹介しよう。

「なぜ、ライカは高いのか?」

数年前、ライカカメラ本社に取材に行き、上級副社長であり、技術・オペレーション担当のステファン・ダニエル氏にインタビューさせ て頂いた。

その時、誰もが抱く疑問を率直にインタビューした。

ダニエル氏は16歳でライカに入社し、その半生をライカに捧げた、生粋のライカファンでもある。その答えが見事だった。

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