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悩み多きあなたに贈る「毎日がもっと楽しくなる」3冊

みなさんは今、幸せですか? 答えに詰まったあなたは、本のチカラを借りてみてはいかがでしょう。ここで紹介する本は、悩める女性にそっと手をさし伸べてくれる心強い味方。温かいコーヒーでも飲みながら、ぜひそのチカラをチャージしてください。

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①いつまでも古びない「心のバイブル」

置かれた場所で咲きなさい

まずご紹介したいのは、言わずと知れたダブル・ミリオンセラー置かれた場所で咲きなさい』。著者の渡辺和子さんが亡くなって3年が経ちましたが、いまだに多くの読者に読み継がれています。

心がくじけそうなときは、ぜひ次の言葉を思い出してください。きっと、明日を生きる勇気が湧いてくるでしょう。

「結婚しても、就職しても、子育てをしても、『こんなはずじゃなかった』と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で『咲く』努力をしてほしいのです。

どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために」(本書より)

②もう誰にも振り回されたくない!

人とモノを自由に選べるようになる本

まわりに流されてばかりでは、「置かれた場所」で花を咲かせることはできません。「好きなときに、好きな人たちと、やりたいことができる毎日」を手に入れたいなら、自分の手ででつかみ取る必要があります。

人とモノを自由に選べるようになる本』は、「仕事もない、収入もない、特技もない、自信もない」という状態から、イメージコンサルタントとして独立し、みごと大輪の花を咲かせた吉原珠央さんの「マイルール」を集めたもの。

その内容は、「無理にポジティブにならない」「人脈は広げるな」「ネガティブな視点にこそヒントがある」「『~しなければ』という考え方を捨てる」など、一見、世間の常識とは異なるものばかり。まわりに流されていては、絶対に出てこない発想です。

本書のルールを実践して、誰にも振り回されることのない「自分の人生」を取り戻しましょう。

③それでも「介護」はやってくる

老いた親を愛せますか?

そうは言っても、生きていればさまざまな困難が待ち受けているもの。とくに「介護」の問題は、誰もが避けて通ることはできません

アドラー心理学の権威で、ベストセラー『嫌われる勇気』の著者としても知られる岸見一郎さんの『老いた親を愛せますか?』は、「これからの親とのかかわり方」を考えるうえで外せない一冊です。

岸見さん自身も、ご両親の介護を経験した当事者。それだけに、「親が過去を忘れてしまったら、新しい関係を築けばいい」「理想の親ではなく、現実の親を受け入れる」「『ありがとう』といわれるより、自分から『ありがとう』という」といった、ひとつひとつのメッセージが胸に迫ります。

本書を最後まで読めば、「老いた親を愛せますか?」という問いに、きっと胸を張って「イエス」と答えることができるはずです。

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仕事、恋愛、結婚、子育て、介護……。生きている以上、悩みは尽きません。問題は、その悩みに振り回されて生きるのか、それとも悩みを糧として生きるのか。ここで紹介した本を読んだあなたは、きっと後者を選ぶに違いありません。

みんなにも読んでほしいですか?

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