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炭酸刺繍マガジン

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架空の詩集「炭酸刺繡」をテーマに詩を募り、まとめています
運営しているクリエイター

#私の作品紹介

祝「炭酸刺繡」完成 詩の募集、終了しました ご参加感謝

架空の詩集「炭酸刺繡」を編さんする名目で、詩を募っています 炭酸刺繡という言葉から連想した詩を、作ってみませんか? (ソーダや手芸、食べ物の詩である必要はありません) 「炭酸刺繡」とは… 架空の詩集の表題 わたくし藤家 秋の小説「Re:逃走癖女神」の主人公/元天才詩人が、挫折を経て10年ぶりに発表した復帰作のタイトル 字面と音が、気に入っております 参加のしおり ・「炭酸刺繡」というワードから連想した詩を、ご投稿ください ・新作・無料記事限定 ・できれば500字以内で

炭酸刺繡 many thanks ふぃなあれ

コラボ詩の延長でゆるゆると始動した、炭酸刺繡・編さん企画 創作意欲をくすぐるなにかが、このコトバにはあったようです 「炭酸刺繡がきっかけで、はじめて詩を書いた」とおっしゃるかたも多く、うれしい驚きでした おかげさまで、世界にひとつのしゅわしゅわ詩集、完成いたしました! みなさんの支えをひしひしと感じた、半月でした <有終の美を飾ってくださったかた> *黒豆柴さん ほのぼの炭酸刺繡 *歩行者bさん 青めいた視線の先は *秋川めぐみさん 水玉を捕まえなきゃ *BRIL

空に炭酸で刺繍をしたら【藤家秋さん「炭酸刺繍」】参加記事No.2

いわばおかわり🍚的な記事です。藤家さんの企画告知記事は👇 子供の頃から大事にしていた 一冊の絵本 その1ページが 真っ白になっていた 文字はどこ?絵はどこにいったの? 物語は消えてしまったの? 悲しくなって 空を見上げた 見上げた空には  思いがけぬ光景が 拡がっていて  わたしは息を飲んで見つめていた 青空も雲も 空から差し込む光すらも 全部 炭酸色の刺繍でできていた 嘘のような 夢のような 信じられぬ 憧れていた そんな景色が拡がっている あの子は今 何をしてい

炭酸刺繍 第十伍集 宝塚うぃるきんそん

炭酸刺繡もいよいよ最終日 しゅわしゅわマラソン(だったの?)も、ゴールが近づいてまいりました 4/28(日)23:59のラストまで、さわやかに駆け抜けましょ~♬ 運営さんも言ってますよ?眠っている下書きを、今こそ解き放つとき…! 「宝塚うぃるきんそん」 藤家 秋 WILKINSONって 刺激強め 研ぎ澄まされた キリッとクールな 外国TANSAN かと思いきや 発祥は 宝塚 JAPAN 英国人WILKINSON氏 鉱泉発見 瓶詰めして 販売 TAKARADUKA MINE

炭酸刺繍幻想

弾ける泡沫は玉響に ふるえる大気圏を抱き    百舌は泣く 失われた約束の梢に早贄を刺し  モンスーンを従え 蝶がカルビン回路を巡る  吐き捨てられた孤独を集め 夜の帳がおりる 流れる泡沫に ストラディバリが泣いている  風には千の跫音があり 海に千尋の聲を掬う ぷらあんよわあんと糸遊はのどけき光の戯れ 鉄の壁に凭れて聴こう 遠き約束の子守唄を 移ろう泡沫は パウル・クレーの素描に遊び 蝋石の線路は消され、鯨の影は銀河を彷徨う ひねもすたゆたう春の海に信天翁は凪を縫う 天

ぬるくなったビール | 炭酸刺繍

真夏の午後を通り過ぎた先 深い痛みを覚えてしまった 二度と味わうことはないと そう言い聞かせておいては 瞬く間に思わず目がくらみ 一つの泡沫におぼれてゆく 過ぎ去ってしまった時間は 二度と取り戻せやしないと いつだったかそう口にした あなたが置いていったもの ガラス製のジョッキの中に 飲み干し損ねたほんの僅か 輝きがとっくに消え失せた そこには酸いも甘いもなく これからの未来を暗示する ような抜け切った苦みだけ 記憶の底に焼き付いたまま 大人

おつかれさま

つかれて帰ってきたわたしに ねこが言う おつかれさま 恥ずかしいのか わたしのほうを 見ないで言う おつかれさま わたしは ねこに近づき ねこを ぎゅうっとした 強く 強く ぎゅうっとした 強く 強く ひたすら強く やめたまえ やめたまえ ねこが言った やめない やめない まったく 困ったヤツめ はやいとこ ごはんの支度をしないか その前に わたしにも言わせてよ いつも わたしのこと待っていてくれて ありがとう おつかれさま 恥ずかしいのか ねこは 何も

#炭酸刺繍に詩でも参加してみる。

秋さん、#炭酸刺繍、最後は詩で参加させてくださーい!🙋 ふつふつ 湧き出でて ぷつぷつ ワタシをくすぐる シュワシュワ キラキラ ワタシを包む もこもこ やわらかそうな雲 ふさふさ 緑の天然刺繍 チクチク 果て無い海は 無数の波縫い 炭酸刺繍 そのやさしさで ワタシを癒やす ここから弁明⇩ 温泉の中でも特に好きな炭酸泉と、 先日行って感動した、空と日本海、木々の緑を一望できるスーパー銭湯の湯船からの光景をブレンドして詩にしてみました。 一応、 炭酸泉=炭

炭酸刺繡 | 深夜のコーラは罪の味

リア: 藤家 秋さんの「炭酸刺繍」がとても楽しそうだったので、『アジャイル開発物語』連載を中断して飛び入り参加です! 藤家さん素敵な企画をありがと~♪ 詩の前後に小話入れたら、500字超えちゃった........ ごめんなさい!(汗 ▼ 以下の詩(?)は、こちらのサイドストーリー的な位置づけだよ! ❖ S-topia社 アプリ開発チームのオフィス ❖ リア すべてのチェックが終わったね。 もうあとは明日のアプリリリースを待つだけ! エンジニアA 本当によかった..

【詩】炭酸刺繍 ブレーメンの音楽隊

🌈「詩」ブレーメンの音楽隊一匹のロバ、家を出て旅立つ 新たな生活を求め、ブレーメンへと向かう 途中で出会ったのは、一匹の犬 二匹は仲良く、一緒に旅を続ける 次に出会ったのは、一匹の猫 ロバと犬に加わり、音楽隊が形成される 最後に加わったのは、一羽の雄鶏 四匹は一緒に、ブレーメンへの道を進む 夜が来て、森で休む、小さな家を見つける 中には泥棒が、宝物を囲んで笑う 四匹は計画を練り、一緒に歌い始める 大きな騒音で、強盗は逃げ出す 朝が来て、家は彼らのものに 音楽隊のメ

炭酸刺繡⑦

ストローのスロープぬければ サファイアさんざめく泡の森 なんにもしない日曜日 縁にたむろう陽の温み 光の波にたゆたいて きみの泡つぶまわってた 逍遥つらなる水のはて ぼくはきみを追いかけて 雲にまぎれる高みまで めぐりめぐりてうたかたの ぼくの瞳をおどろかす きみの布帛のすきまから ももいろすこし見えたから かきわけかきわけ泳いだら きみはパチンときえちゃった 慟哭もゆる水のもにて かぎりないはるの日の終わりに 藤家 秋 さま よろしゅうおた

炭酸刺繡 第十四集 いちごフラペチーノ

コホン…ご報告いたします 炭酸刺繡マガジン、総記事数が100を突破いたしましたあ!! 終盤戦で急きょ追加作品を送ってくださったかたも多く、感謝の気持ちでいっぱいです!みなさんの創作意欲がはじけた結果ですね うれしい悲鳴です 「もうひとしゅわ吹かせてやろう」と闘志に火がついたそこのあなた 4/28(日)23:59しめきりギリギリまですべり込みOKですよ~ よろしくお願いいたします(キリッ) 「いちごフラペチーノ」 藤家 秋 ポップコーン ポップアップショップ ポッピングシ

誘ってみたいの

となりの席の女の子を誘ってみたいの 放課後 誘ってみたいの 歌は下手だけど カラオケに誘ってみたいの あんまり行ったことないけど ファミレスに誘ってみたいの 噴水のある大きな公園に誘ってみたいの 評判のかき氷屋さんに誘ってみたいの あんみつを食べに誘ってみたいの めずらしい絵本が置いてあるお店に誘ってみたいの 遊園地の中にあるゲームセンターに誘ってみたいの 特に買う予定はないけど ショッピングモールに誘ってみたいの 路地裏の雑貨屋さんに誘ってみたいの ア

【詩】炭酸刺繍 地球は青かった

🌈「詩」地球は青かった青く輝くこの星で、 僕らは息をして、夢を見る。 地球の微笑みに包まれて、 希望の朝がまた来る。 だけど見えない傷もある、 隠された地球の嘘。 僕らの手で癒やせるかな、 忘れ去られた約束。 地球の汗、地球の涙、 見過ごせないサイン。 この美しい星を守るため、 今、立ち上がる時。 緑の大地、青い海、 全てが息づいて、生きている。 でも地球の痛みを感じて、 僕らは何を変えられる? 小さな一歩が未来を変え、 地球の笑顔を取り戻す。 共に歩むこの道で、