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映画を通して社会問題について考える

”Mankind must put an end to war, or war will put an end to mankind"

皆さんはこの言葉を聞いたことがありますか?

この言葉は、アメリカ合衆国第35代大統領のJohn F. Kennedyの言葉です。

この文を和訳すると、
"人類が戦争に終止符を打たなければ、
戦争が人類に終止符を打つことになる”という意味になります。

もし、人間がこのまま戦争をし続ければ、
この言葉通り人類はいつか本当に滅亡してしまうかもしれません。


2023年10月7日イスラエルとパレスチナのハマスによる
ガザ戦争が始まり、毎日のように、テレビや新聞で戦争の犠牲者数やその遺族がお墓の前で泣き崩れる様子を目の当たりにして、私は居ても立っても居られない気持ちになりました。
朝起きて、朝ごはんを食べて、学校や会社に行って、友達と他愛もない話で笑って、家に帰って、家族と夕食を食べて、温かい布団で寝る。
そんな日本という平和な国に住んでいる私達にとって、当たり前の日常が
同じ地球に住む約8500km離れた場所で暮らす人々にとっては、決して当たり前ではないことに、衝撃と強い憤りを感じました。

なにか私にできることはないだろうか。たとえ微力でも、なにか社会や平和のためにできることがあるのではないか。

たくさん悩んだ末に私が考え付いたのが、「事実を知る」ということでした。

私は高校1年生の学習体験旅行で、鹿児島県の薩摩焼の陶芸家である15代当主の沈壽官さんの講演を聞かせていただく機会がありました。
豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに、朝鮮から日本に拉致された方の子孫である
沈壽官さんは、「平和」というテーマで私達にお話をしてくださいました。
そのお話の中で、沈壽官さんは「私達がするべきことは加害した歴史を
学ぶことと、相手を認めることであり、国家や民族の互いの違いを認め、その違いを受け入れ、更にその違いを楽しむことが大切です。」とおっしゃっていました。

多くの人は、自分が他人から受けた被害や犠牲ばかりを記憶に留め、
自分が他人にしてしまったことはあまり語らなかったり、隠してしまったりしてしまいがちです。
勿論、後世に戦争で被った被害を伝えることも大切ですが、
自分たちが犯してしまったことについてもしっかりと向き合い、
同じ過ちを二度と繰り返さないようにするために、
後世に語り継いでいくべきだと思います。

その上で、自分ができることは、戦争だけではなく世界中で起きている
問題に対してアンテナを張り、自分から積極的に知り、真実を学ぶことだと思っています。
私は、自分が学んだ世界中で起こっている課題を、
皆さんと共有して、皆さんが少しでも社会問題に興味や危機感、使命感などを持っていただけるように、
この記事で、その社会問題をテーマにした映画を交えなから紹介したいと思います。




ここまで、貧困や差別などの社会問題を紹介してきました。
気になった社会問題の映画などがあったら、是非視聴してみてください!
映画を観ることで、その時代やその社会問題の背景などを、
更にリアルに感じることができると思います。

また、社会問題に対する皆さんの意見や、
映画の感想や考察などコメントしていただけると嬉しいです。
(今後の励みになります!)

最後に、
今世界中で起こっている社会問題や戦争が一日でも早く
解決し、全世界の人々が平和への道を共に歩める日が来ることを
心から祈っています。

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