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【旅行hack】遠足気分で海外へ。荷物を少なく済ませるコツ

投稿:016
【記事の要約】
海外旅行にキャリーケースは付きもの?
そんなことないない!
私はいつも通勤用バックパック1つで行きます。
実際に、
フランス(7日間)
ベルギーとオランダ(7日間)
ベトナム(8日間)
タスマニア(7日間)など身軽に行ってました。
荷物を少なく済ませるポイントをまとめたので、
皆さんの参考になれば嬉しいです。

記事の文量が多めなので目次から必要な部分だけ読んでくださいませ〜

本記事のポイントは以下の通り。
・海外旅行での移動を少しでも楽にできるヒント
・バックパックだけで海外旅行に行くメリット・デメリット
・荷物を減らして快適に過ごす工夫


海外旅行で負担なく移動したい!


皆さんは旅行するとき、いつもどのぐらい荷物を持っていきますか?
特に飛行機での移動を伴う場合、キャリーケースを使う人も多いでしょう。
しかし、キャリーケースはいろいろと詰め込める一方で、
サイズによっては不便を感じることもしばしば……。

どうにかならないものかと考えた末に、1つの方法に辿り着きました。
それは、バックパック1つで旅に出ること!
しかもただのバックパッカーではありません。
その容量は30~40リットル。つまり通勤通学用サイズです。
「ちょっと遠足に行ってきます」って感じの装いで海外に行っちゃう。

バックパック1つで移動することにはメリットとデメリットがあります。
それぞれ順を追って説明していきますね。

メリット一覧
・とにかく荷物が少なくてすむので移動が楽、機動力が上がる
・思わぬ事故を避けられる(キャリーケースにまつわるトラブル)
・空港で荷物を預け入れる手間や費用、受け取る手間がかからない

デメリット一覧
・自分で衣服を洗濯する手間がかかる
・100mlより多量の水分を持ち込めない

バックパックだけで移動するメリット

まずはメリットから詳しく見ていきましょう。

1.とにかく荷物が少なくてすむので移動が楽、機動力が上がる

これがとにかく1番大きなメリットです。
重たいキャリーケースをガラガラと引かなくてすむ。
キャリーケースには機内持ち込みできるサイズのものもありますが、
海外旅行に行く場合、大型サイズを預入荷物にすることが多いのでは?
しかも、重量が預入制限ぎりぎり(23キロ程度)になると重くて堪らない。
重く、大きくなるほど引きずる音もうるさいし、階段が現れたら絶望。

電車移動中はスペースを取るので周囲に気を遣うし、停車するたびに滑る。とにかく面倒くさい。乗り降りの際には人にぶつからないか心配だし。
渡航先ではヨーロッパの石畳のようなゴツゴツした道にも遭遇します。
それが上り坂だった日には、キャリーケースを握っていた手が
腱鞘炎になってしまうのではないかと思うほど痛む。

こうした面倒くささからフリーになれるのがとにかくいい!
これだけでも価値があると思います。

2.思わぬ事故を避けられる(キャリーケースにまつわるトラブル)

移動中、キャリーケースでひやりとすることもあります。
歩いていて他人にぶつかったり、逆に他人からぶつけられたり、
エスカレーターからキャリーケースを落として、最悪他人にけがをさせてしまう可能性もある(長いエスカレーターの上から猛スピードで落ちていくキャリーケースを見たことがありますが、まさに凶器そのもの)。

また、荷物の扱いが雑な海外の空港もあります。
バゲージクレームから出てきた荷物が破損していたなんてことも。
渡航先に到着して早々、荷物が壊れていたら気分が台無しです。
最初から持ち歩かなければそのような心配も無用です。

3.空港で荷物を預け入れる手間や費用と受け取る手間がかからない

預入荷物は当然ながら出発前の預け入れと、到着後の回収が必要です。
空港が混み合っていれば手続きに時間がかかりますし、
到着後に荷物のために待機しなければいけないのは時間がもったいない。

LCCをはじめ、一部の航空会社では預入荷物に追加料金を支払う必要があり、時間の面でも料金の面でも足を引っ張られるような気持ちになります。
これも持たざることによるメリットと言えます。

バックパックだけで移動するデメリット


一方でデメリットなり得る部分は以下の通りです。

1.自分で衣服を洗濯する手間がかかる

キャリーケースに入れていく物は人それぞれ異なりますが、
かさばる物の代表は衣類ではないでしょうか?
今回紹介する方法では衣類を滞在日数分持っていきません。
お洒落を楽しみたい方にはデメリットとなる部分です。

お洒落は我慢してもいい!という方への解決策は以下の通り。
衣類に関しては特別なこだわりがなければ、
「速乾性がある」
「汚損、破損しても構わない」
「耐久性があって温度調節しやすい」
ものがいいと思っています。

海外では土足と上足(靴を脱ぐ場所)の区別をしないまま使用される場所(空港や公共交通機関の椅子など)が多いです。
「そこに足のせる?」っていう使い方をしている人をよく見かけます。
日本国内に比べ衛生的とは言えない環境が"通常"で、
油断するとスリをはじめとした犯罪に遭遇しかねません。
そんな状況で観光地を巡るなら
実用性を重視したほうがいいのではないでしょうか。

滞在日数によりますが、例えば、1週間滞在するなら
3日分の衣類(トップスや下着など含む)を持参して2日目の夜、
シャワーを浴びる前後で下着類を中心に洗濯します。
洗剤は100ml以下の容器に入れて持ち込んだものを使います(後述)。
そのサイクルを繰り返せば滞在中着回せます。
あるいは4日分の下着と3日分のトップスを持参して
4日目の夜に一度洗濯をすれば、帰国までの間、
比較的清潔な衣類を着用できます。

部屋に備え付けのハンガーがなくても、
100均で携帯できるトラベル用ハンガーを持参すれば便利です。 
ヨーロッパに多いですが、部屋にタオルウォーマーがあれば大当たり!
夜に洗った洗濯物を温かいパイプとパイプの間に通して放置しておけば、
遅くとも翌日の夕方までにはカラッカラに乾いています。
旅行者にとっては超有能な設備です。

2.100mlより多量の水分を持ち込めない

海外旅行において避けて通れないのが、このルールです。
出国する際も必ず引っかかります。
保安検査場を通過して機内に持ち込める(=海外に持って行ける)液体は、
100ml以下の容器に入れた上で、
透明のビニール(ジップロックなど)でまとめているものに限られます。
ですから、国際線の保安検査場のゴミ箱に中身が入ったままのペットボトルが捨てられていたり、
捨てるのがもったいないと思うあまり、その場で中身を飲み干そうとする人の姿も珍しくありません。

地味に重要なポイントは、「100ml」とは持参した液体の総量ではなく、
個々の容器で100ml以下の液体であればいいという点です。
私は上述した洗濯用液体洗剤、消毒液、目薬、歯磨き粉チューブなどをいつも携行して保安検査場を通過します。

ということで、日本から100mlより多く液体を持ち込みたい。持参したお酒などを楽しみたい方にとってはデメリットになり得ます。

それでも容量が心配な人のために

お土産や想定外の荷物をどうしてもまとめられない場合に備えて、
一時的に持ち運び容量を増やせる、折りたたみ式エクストラリュックを持参することをおすすめします。
容量はメインのバックパックよりも少なく、機能的にもシンプルですが、
少ない荷物で事足りるツアーや街歩きにも活躍する優れもの。
ぜひ小さく折りたたんで一緒に連れて行ってあげてください。

ちなみに、今回のバックパック1つで帰国すると荷物の少なさからか、
たまに税関で呼び止められます。「荷物はそれだけですか?」って(笑)

ということで、今回はいかに荷物を少なくするかの旅hackでした。
どうかよい旅を!

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