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受け継ぐバトン。

ここ数年、誕生日の日に
必ず読む本がある。

喜多川泰氏の「運転者」である。

読了後、
すべてのことに感謝する感覚が鋭敏になり、
先人、ご先祖様のおかげで今の自分があることを再認識し、
そのうえで今の自分と対話でき、
そして明日への活力が沸き起こる。

その効用を与えくれる本ゆえ、
私の誕生日に行う儀式のひとつとなっている。

「それぞれの時代に生きた人が、延々と続く命の物語の一部を精一杯、自分の役割を果たすように生きてくれたから、次の世代は、前の世代よりも<いい時代>に生まれ育つことができるようになる。そして今あなたが、その命の物語というバトンを受け取って生きているんですよ」

「運転者」 喜多川泰氏  P169

「そこにあなたが生まれ、そしてほんの百年ばかり生きて死んでいく。そのときです。あなたがその物語に登場したときよりも、少しでもたくさんの恩恵を残してこの物語を去る。つまり、あなたが生きたことで、少しプラスになる。それこそが、真のプラス思考だって言えるんじゃないかと思うんです」

「運転者」 喜多川泰氏  P178

45歳の誕生日に想う。

過去から譲り受けたもの。
未来から預かり受けたもの。
それが現在。

受け継いだバトンを次の世代に渡す中で、
より良い社会にするために今を生きよう。

与えていただいたこの命、
この身体、この時を精一杯生きよう。

この一年を最高でハッピーにしよう。

その決意を胸に歩んでいこう。

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