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夏目漱石 夢十夜

以前にも投稿したのですが、私は夏目漱石の夢十夜が大好きです。
無性にその文章を読みたくなる時があり、定期的に再読してます。
昨日も読んだのですが、一体何回目になるのかわからないです……。 

そして何故こんなに魅かれるのか自分でもよくわからないのです。

そもそも夢十夜は、話のすじもなければオチもない、意味のわからない(失礼…)不思議な夢のお話じゃないですか。そして、夏目漱石の作品の中では、ひときわ異彩を放っている存在のように思うのです。異色の作風といいますか。
(私の個人的な意見です)

 夏目漱石は夢十夜を執筆するに当たって、どんな思いがあったのでしょうね。

そして物語にでてくるキーワード、
「百年」という期間は、作者の中でどのような意味を持つのでしょうね。

ちなみに私にはさっぱりわかりません。(こんだけ読んでおいて??笑)

文学部で学ばれた方は、作者の生涯や時代的背景も含めて、その作品の持つ意味を理解されてますよね。更には色んな側面から作者が伝えたかったことを考察なさいますよね。
本当に凄いです。私は感覚的にしか文学をキャッチ出来ないところがあるので、心底尊敬してしまいます。

それにしても、著作権が切れるほど月日が経ってもなお読者を魅了する文章を生み出せるなんて本当にすごいことです。

この作品の幻想的な世界観は、不思議な魔力を宿していますね。
わたしはその魔法の虜になったひとりです。

読んでいただきありがとうございます。
皆様の幸運を心からお祈り申し上げます。




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