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テスト投稿です!
初めまして、趣味で男子バレーボール鑑賞をしている者です。初投稿はなぜ僕がバレーボールを好きなのかについて話したいと思います。お酒を飲みながら、そしてバレーボールを観ながらの長話になりますが、どうぞお付き合いください。
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バレーボールは。皆さんご存じのとおり、強烈なサーブから始まり、それをレシーブし、セッターがトスを上げ、スパイカーがブロッカーの間から思いっきり打ち込む、という迫力のあるスポーツです。そして、皆さん体育でバレーをした経験があるかもしれませんが、プレーはいたってシンプルです。
 かの有名なサッカーでは、足の甲や足の外側を使ってボールを蹴り進みます。広くフィールドを見て時にはボールをキープし、また思いっきり蹴りだして相手の裏に回る。なんと立体的で複雑な動きでしょう。素人の私たちからしたら真似っこなんて到底できないし、経験者の彼らはとてもかっこよく見えますね。
しかしバレーボールはどうでしょう。まず一本目、レシーバーは絶対に指を組んでアンダーパスの形をとります。そして二本目、セッターは絶対にオーバートスをします。三本目、上がったトスに対してスパイカーが行う行為は大体決まっています、そう、スパイクですね。バレーボールは自陣のボールを三回触るまでに相手コートに返さなければならない。また、ボールとの接触時間はコンマ数秒、まさにワンタッチでしか触れません。このルールに縛られたバレーボールのプレーは結局とてもシンプルなものになりました。この三回のタッチという制限、そしてネット、大きな球、このシンプルさがバレーボールを特徴づけるポイントといえます。
ここまで聞くと、こんなシンプルな競技楽しいのか、観てても面白くないとなってしまいます。しかし、ちょっと待て、実際のバレーボールはもっと複雑だし、大きく点を取られたり逆に大逆転したり観ててワクワクするじゃないか。そうです、バレーボールのプレーはこんなにもシンプルなのに実際はより複雑で観てて飽きにくいでしょう。それは、バレーボールには1つ、カオスを生み出す大きな仕掛けがあるからです。ローテーションです。
ローテーションとは、サイドアウト(相手のサーブ時に得点を取ること)を取るごとに円を囲むように配置された6人のスタート位置を時計回りに1つ移動させることです。なので味方がサーブの時に得点しても6人の位置は変わらないままです。つまり得点をし続けている限り、ローテは変わらないことになります。実際の試合ではお互い点を取り合うので、それはもうぐーるぐる、どちらかが25点取るまでぐるぐる回ります(プロの試合では大体3,4週くらいは回ります)。一つ一つのローテは守備力も攻撃力も大きく異なります(その理由はまたいつか)。6人いるのでローテは全部で6種類。6ローテもあればどうしても強いローテ・弱いローテが存在します。そして相手のチームも強いローテ・弱いローテを含む6種類のローテ。もし、お互いの基本的な力が同じくらいのチームがぶつかった場合、なにがその勝敗を分けるのか。そう、その通り、ローテーションです。片方が弱いローテの時、こちらが強いローテを当ててしまえばそれだけでほとんど勝つといっても過言ではありません(過言です。現実はそんなに上手くはいきません)。それどころではありません。たとえ相手が強いチームであろうが、自分の強いローテを維持し続けることができれば簡単に勝つことだってできます(過言です)。そう、バレーボールの本質というのは、強いローテーションをいかに続け、連続得点を取るかという所にあるのです。
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長々と話をしていましたが、僕が思うバレーボールの姿がどんなものかよく伝えられていると思います。しかし、バレーボールというのは悪魔です。今まで何人もの人々が魅入られ、命を懸け、生命を削られている…。こんな僕も実はバレーボールがより広く深く楽しまれるために体を乗っ取られかけています。みなさんも決して深みにはまることが無いよう、注意深く楽しむことをお勧めします。
いずれ僕が目指しているスポーツの在り方、そのために今頑張っている事についてお話ししたいと思います。ぜひ見ていただければ幸いです。では!

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