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ダイエットと組み合わせて行うと良い3つのポイント



ダイエットにおいて食事以外に重要なものとは 

ダイエットにおいて食事以外に重要なものとは
ダイエットを行う際に、食事やカロリー制限と組み合わせて行うと、より効果的となる3つのポイントがあります。
ここからは、ダイエット中の運動や水分補給、ストレスについて、どのように考えたらよいのかを詳しくみていきましょう。

1. 有酸素運動 

ダイエットでは、食事に気をつけることに加え、運動をするとよいといわれています。
どのような運動をするとよいのでしょうか。

運動には、有酸素運動と無酸素運動があります。

有酸素運動は、糖質・脂質をエネルギーとして使う際に酸素を使う運動です。筋肉への負荷が軽く、エアロビクス・ヨガ・水泳・ジョギング・ウオーキング・サイクリングなどがあてはまります。

無酸素運動は、酸素を使わない運動で、短距離走・筋力トレーニング・重量挙げなどの瞬発力を使う運動です。筋肉に疲労物質(乳酸)が溜まりやすく強い負荷がかかるため、長時間続けることができません。

脂肪を使い始めるのは、運動開始20分以降のため、有酸素運動の方がダイエットには向いているといえるでしょう。

2. 水分補給  


成人の体の60%は水分です。
水分摂取が不十分な場合、体の5%の水分を失うと脱水症状や熱中症の危険があります。

普段の生活では、汗や排泄物、呼気、皮膚、自然に蒸発するなど、約2,400mlの水分が失われているため、食事や飲料水から失われた分の水を摂取する必要があります。

暑い日や運動などで大量の汗をかいたときや、ダイエットで断食をしたときには普段よりも多くの水分を失います。大量に汗をかいて「喉が渇いた」と感じるときは脱水が始まっているサインです。こまめに水分を補給することが大切です。
食事からは1日に約1,000mlの水分を摂取しているとされているため、食事を抜いた分の水約1,500mlを飲むとよいでしょう。



3. 我慢しすぎないこと 


ダイエットのために食べたいものを我慢し続けていると、慢性的なストレスを抱える場合があります。

そのとき、体はストレスホルモンを出し、脂肪を蓄えようとするため、食べる量を減らしていても痩せにくくなるのです。

このような状態で、ストレス発散のために甘いものを食べたり、大量に食べたりすることでさらに肥満につながります。

食べたいものを我慢せず、摂取するエネルギーの総量を減らす方法なら、ストレスを感じにくく継続しやすくなり、ダイエット成功後のリバウンドも防げるでしょう。
(1話の断食の説明を思い出してみてください。)


 無理なく健康的な食事でダイエットしよう


ダイエット中は単に体重の変化や体型の変化を見るだけではなく、栄養や水分摂取、ストレス、運動、エネルギー量などさまざまな点に注意を払う必要があります。
ストレスや体調不良により継続が困難になり、リバウンドしてしまえば、せっかくの努力も水の泡です。栄養素が偏っていない健康的な食習慣と適度な運動を習慣化して、無理のない健康的なダイエットをしましょう。


◆ 参考にした国内外のサイト・論文 ◆

  1. 厚生労働省 e-ヘルスネット|エアロビクス/有酸素運動 

2.厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動 2023年 

Jequier E.(2010). Water as an essential nutrient: the physiological basis of hydration.Eur J Clin Nutr, (64), 115-23.

Sawka MN, (2005). Human water needs. Nutr Rev, (63) S30─9.

3.厚生労働省:e-ヘルスネット|ストレスと食生活


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