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知の整理術

いつも見に来ていただきありがとうございます!
わが家では2週間に一度、市の大きな図書館にいって本を借りてきます。
目的は、自分が本が好きだからと子供に本が好きになってもらいたいからです。
そして今回借りてきた本の中で、自分が深く共感した本を紹介していきます。
「知の整理術」です。

Amazonの埋め込みはいらないです。すみません。。


本のあらすじ

著書においては、学びや学習をテーマにして書かれていいます。
勉強へのアプローチや考え方、アイデアの出し方等参考になるものが多いと思います。
冒頭での、一所懸命、必死で頑張っているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつの方が強いという言葉に凄く共感したのでこの本を借りてきました。
ことわざで、好きこそ物の上手なれというように、好きな事をしている状態の人は非常に強い状態になっています。
ですが、なんでもかんでも好きでいれる事は、現代の日本ではありえません。

好きでもないこと、興味もないことにはどうしたらいいのか?
という問いに、自分がどんなに面白くなさそうな物事でも、それを面白がっている人が沢山いる。
その面白がっている人を見たりフォローしたりすることでその世界の空気を掴むことが出来る

私も、仕事の中で興味がわかない分野やなんか気が乗らない分野とかあったりします。そういう時にどうやって勉強したり、積み重ねていったりしたらいのか迷っていました。ただむやみやたらに勉強したとしてもキツイだけなので、まずは興味を持たせる段階を大切にしようと思いました。

記憶までのショートカット法

著書では記憶の仕方を以下の図のように定義しています。

先ほど、興味を持つにはどうしたいのか記載しました。
それで、読むという事、覚える事は以下のように書かれています。

・知識をかき混ぜるように読む
正確すぎる記憶というのはあまり役にたたなくて、曖昧な記憶の方が実用的である
漫画とか読みやすいものでもいいから、最低3冊は同じ種類の本を読む

・牛の消化みたいに覚える
期記憶はなかなか長期記憶に変わらないので、牛のはんすうみたいに繰り返しながら消化する

私と考えている事とよく似ているなと思いました。
私なりの勉強の方法は、理解するためのノートをExcelで増やして、出来ない事を覚えるというスタンスです。
理解するためのノートを作っていく上で何度も何度もExcelがアップデートされていい感じに出来上がっていきます。
その理解するためのノートを作るときは沢山の本を読んだり、自分なりに考えたことをまとめる方法です。
テストだとすると点をとれるようになるために繰り返します。

記憶を強めるテクニック

・ノートを読み見返す

ノートは頭の中の内容をとりあえず紙に移動させることで一時的に頭をらくにしてやるためのもの。
短期記憶を空っぽにすることで、集中力や作業効率がたかまる

ノートを取っただけでは長期に記憶につながらない

ノートを何度も読みなおす必要がある

学校教育でよくある黒板の書き写しは私は意味がないと思っています。
なぜなら、黒板の板書は先生の記憶やノートの書き写しであって、自分の頭の中ではないから。
教育本来の目的である「教え育てること」と考えると、なんか意味合いが違うのではないかと感じます。
そのため、本当に使える知識を身につけるためには、自分の頭で考えてノートを書いていく必要があると思います。
そしてその知識を使えるようにするために、何度も何度も繰り返し修正して、修正して使える知識にしていく方が、よっぽど効果的です。
それこそ、綺麗に板書を写したノートよりも、無茶苦茶なノートの方が価値があると思います。

この方法を中学生くらいまでの時に知れたら良かったなぁと後悔!
私は、子供の頃「ちゃんとしなさい」と言われましたけど、「勉強しなさい」とは言われませんでした。
後悔したとはいいつつも、今40歳超えても生きて行けるので前を向きます。

アウトプットは最大のインプット

どうすれば他人に伝わる説明になるかを考えていいると、自然に頭の中が整理される

人に教えると自分が一番の勉強になる

ブログを書くと頭がよくなる

自分の脳の拡張ツールとして書くことが重要である

効果
①脳内記憶の装置の拡張
②他人に教えると理解が深まる
③他人からの反応で知識が深まる

私も、noteを書き始めた事によって気がついた事があります。
・今まで、当たり前のようにわかっていたと思っていたことが、ぼんやりとしかわかっていなかったことに気がついた
・noteを書くことで、見えている文字の他にアイデアみたいなものが浮かんできた。

読むだけでは分からない、書き手の変化というものを感じています。
そして駄文でも、こういう風に考えたらいいのかとか?仕事中でもnoteで書くとするともう少しわかりやすい方がいいかとか感受性というものがよくなったような気がします。

2種類の練習

何かをうまくなるためには、結局何度も練習を繰り返すしかない

①出来ないことを出来るようにする
②意識的に出来る事を、無意識に出来るようにできるようにする

勉強だと
①知らないことをしる
②ただ知っているだけの知識を、自由に応用いて使いこなせるようにする

天才といわれる人は、大体ものすごくアウトプットの量が多くて、その中でも駄作を沢山つくっている

一部の読んで分かる人以外は、知識を定着させるには繰り返ししかない事を再認識(分かっていたけど)しました。
よく勉強法とか言われる事あるけど、アウトプットするまでも段階ですので、いかにアウトプットの為のインプット繰り返すのかが重要なんだと思いました。
物事を勉強する時に、理解しやすい事と理解しにくい事があると思います。
理解しにくい事に対して、粘り強く繰り返しるしかなく、近道や裏技なんてないと再認識しました。
ただ、いきなり覚え始めたりせずにすれば効率は良くなると思います。

まとめ

読みやすく、著書の書かれている事を自分に環境に落としこんでみると、効果は大きそうな本だと思いました。
本好きで書店でも働いて自分が見てもいい本だと思いました。
特にベストセラーでもない本だと思いますが、おすすめです。
私がこの本の存在を忘れないようにしっかりとnoteに書き留めておきます。

もしよろしければスキやフォローよろしくお願いいたします。

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