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ブライダル業界と少子化の要因を具体的に考えてみる

ブライダル業界の現状について個人的に興味がわき色々と調べてみた結果を主観的な考えで書きたいと思います。
あくまでも主観的です。


ブライダル業界の現状

テイクアンドギヴ・ニーズ様の報告している決算説明資料の中で、自分が探していた具体的な数値があったので画面コピーを2枚貼り付けます。
(当方はテイクアンドギヴ・ニーズ様とは関係はございません)

出店 テイクアンドギブニーズ 2024年3月期2Q決算説明資料


出店 テイクアンドギブニーズ 2024年3月期2Q決算説明資料

1枚目の画像は、婚礼件数月別推移です。
見てわかる通り、コロナ禍前の水準から右肩下がりの状況が続いています。
ここからわかることは、当たり前ですが、結婚する人が減ったという事です。
コロナ禍において、行動制限や飲食制限をした影響が、もろに結婚に影響しています。言い換えると、行動制限をした結果、人と人が接触する機会が減った事が多いと私は思います。会社の飲み会、友達との食事会、知り合いとの会食、コロナ禍では激減しています。
その中でブライダル業界は結婚する人が減って、結婚式する人も同時に減っていますが、大事なのは、コロナ禍が住んだと思われる2023年以降も、回復の兆しは見えてきません。
結婚する人が少なくなれば、子供の出生数が減るのは当たり前だなと思いました。
2枚目の画像は、テイクアンドギヴ・ニーズ様の2024年3月期2Qの時点での結婚式の施行組数です。結婚式数が戻り始めたと思った結婚式数が、当期では減少しています。昨年度は、コロナ禍のリベンジ需要かはわかりませんが、ちなみに2019年9月時点(半期)での
■結婚式数(対コロナ前比)
2020年2Q 2024年2Q  増減   増減率
6073件  ⇒4899件  ▲1174件 ▲19.3%


という結果になっています。売上高についてはインフレの影響でカバーできる部分もあると思いますが、そもそも、結婚式需要が回復していない(少子化で減少傾向)状況です。
厚生労働省の数値とブライダル業界大手の数字がリンクしていることがわかります。

少子化の要因

私は、少子化についてはフラットな考え方です。決して少子化が良いや悪いというよりも、少子化の要因を知ることによって、今後、日本という国、大手企業がどのように方針を決めていく事に興味があるだけです。

では、少子化の要因は非婚化や結婚する人が減った事が傾向としてあります。
じゃあなぜ、婚礼数が減少してきたかが、様々な要因があると思います。
私は、何個か思いつくことを書いてみます。
・手取金額の減少
・教育費の負担
・価値観の多様化
・余暇の充実
・働きすぎ問題

上げればきりがないと思いますが、一番大きいなと感じるのは価値観の多様化だとおもいました。結婚しなくもていい、子供がいなくてもいいという考え方が社会に受け入れられていることだと思います。
お金の問題も含めて価値観の多様化だと思います。

若い人が行動する起点はスマホだと思う。若い人が、検索で「結婚しないくてもいい」とか「子供つくると大変」とか検索すれば無限に記事が出てきます。こういう事が、結婚しないや子供つくらないという価値観が出来あがるじゃないのかな。

少し前に書いた、私の記事です。少し私の考え方が変化しているかもしれませんが、ご参考ください。






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