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長男が突然うつ病に7~藤川理論その3~

こんにちは、ももママです!今日も、息子のうつ病治療における大きな転機となった藤川徳美先生のアプローチについて、皆さんに詳しくお話しします。

4ヶ月前、息子は毎朝起きるのが困難で、悪夢に悩まされ、呼吸困難を訴えるなど、うつ症状が非常に重かったのですが、藤川理論に基づいた治療を始めてから少しづつ良くなってきています。現在、息子は学校に通い、勉強にも積極的に取り組んでいます。この変化は本当に私たちにとっても息子にとっても奇跡のような出来事でした!!

※以下は、ももママが熟読した藤川徳美先生の書籍です。
①ももママお勧め
「うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!」→藤川理論について、最初に読むべき本です。先生の書籍の中で第1巻的な存在で、読みやすい内容となっています。

1.藤川理論とは?(前回の復習)

藤川先生の理論の中心は「質的栄養失調」の解消です。多くの日本人が糖質過多でタンパク質、鉄、ビタミン、ミネラルが不足していると指摘しています。息子の場合、特にタンパク質と鉄の摂取を行っています。

体重1kgあたり1.5~2gのタンパク質を摂るようにし、特に消化に良いWPIタイプのホエイプロテインを日々の食事に取り入れました。最初は体が受け付けなかったものの、タイプを変えることで摂取が可能になりました。

鉄不足についても、藤川先生は特に注目しており、うつ病やパニック障害の多くが鉄不足によるものと指摘しています。

フェリチン値、つまり体内の鉄貯蔵量を示す指標が非常に低い患者さんが多く、息子もその一人でした。フェリチン値が20と診断され、重度の鉄不足とされた息子は、キレート鉄のサプリメントの処方を受けました。


2.藤川理論による糖質過多の解消について

◎そもそも糖質とは?糖質過多になるとどうなるの?

糖質は私たちの食事で非常に重要な役割を果たしている成分ですが、砂糖だけが糖質ではありません。パン、ごはん、麺類、果物、そしてもちろん甘いお菓子など、多くの食品に含まれています。

これらは日常的に私たちの主食として摂取され、エネルギー源として体を動かすのに必要です。

しかし、糖質を摂りすぎると、糖質を分解しエネルギーに変える過程で、ビタミンやミネラルが大量に消費されます。

これらの栄養素は、体の免疫機能を支えたり、骨を丈夫にしたりするなど、他の多くの重要な役割を果たしています。糖質を過剰に摂取すると、これらのビタミンやミネラルが十分に摂れず、その結果、体のさまざまな機能に必要なビタミンやミネラル不足となると先生は主張されています。

◎負担のない糖質制限のやり方

藤川理論では、プロテインの摂取と同時に糖質制限をします。まずは、プロテインを一日20g×2回(朝、晩)を継続すること。プロテインが飲めるようになったら、糖質制限もセットで開始します。

いきなり全部糖質を制限するのではなく、できる範囲ではじめるのが藤川先生が推奨されているやり方です。例えば、いつも食べているお菓子やジュースを控える、白米や麺類、パンの量を半分に減らすなどです。

この場合、糖質を控えた分、肉や魚、卵、チーズを食べるとお腹がすくことは少なくなります。
そして、食事でタンパク質をしっかりとる、プロテインを規定量摂取すれば、なぜか今まであれだけ欲しかった糖質の欲求がなくなってきます。

実際に私も、息子もこの方法ではじめましたが、今まで毎日食べていた間食(スナック菓子、チョコレート、アイスクリームなど)が欲しくなくなりました。結果として、高たんぱくな食事をすることで、糖質制限が楽になります。そのため、藤川理論では、プロテインの摂取と糖質制限がセットになっているそうです。

ここまでのおさらい

藤川先生の理論の中心は「質的栄養失調」の解消です。質的栄養失調とは「①糖質過多+②タンパク不足+③ミネラル不足(鉄等)+④脂肪酸不足+⑤ビタミン不足」です。今回は、①について詳しく説明しました。

②、③についての詳しい説明は、前々回配信の「長男が突然うつ病に5」、前回配信の「長男が突然うつ病に6~藤川理論その2~」に詳しく説明していますので読んでいただけると嬉しいです!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回は、④、⑤の解消方法について、詳しく解説したいと思います。
また見てね~ももママより🍑


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