osarucoffee

osarucoffee roasters合同会社代表。 経営、焙煎、日々の徒然なる事。

osarucoffee

osarucoffee roasters合同会社代表。 経営、焙煎、日々の徒然なる事。

最近の記事

コーヒー技術論①

コーヒーにおける技術は側面的ではなく非常に多面的であります。 そもそも、技術とは何か?という定義づけから話しましょう。 常日頃に非常に技巧を感じられる物や作品、見た目に対して「技術が高い」と表現される事が多いです。 私はその「技術」を「基礎要素が身についている」と考えてます。 基礎要素、つまり基本が身に付いていないと失敗の原因が理解できず、常に失敗するかマグレ当たりまでやるかな2択になります。 「成功は運、失敗は原因がある」と野村監督の言葉ですが、失敗原因を知るためにも基礎が

    • これから私がやっていく事。できなかった事。

      理念である「癒しと赦し」は自分自身がクリスチャンである事からのスタート。 信仰の大きな行動理念を実現、体現、体験を与えれるようになりたいという思いからきています。 そして飲食業自体が人間の三大欲求の一つを満たされる凄く大きな事業であるという自負、また、食事時はどのような人間も解放されないといけないという思いがあるからです。 と、偉そうに言ってますが 僕自身はできてませんね。 スタッフの失敗に対して激怒したり、ご存知の通り怒りっぽいオーナーです。ごめん。 前店長の退職理由もほ

      • 皆んなへの御願い。

        いつもオサルコーヒーで働いていてくれて有り難う。 皆さんのお陰で過ごせてますし、お客様も喜んで頂いてます。 本心は店にいつも居てみんなと、お客様と会話をして行きたいけど、私自身が外でのやることが増えてなかなかコミュニケーションが取れていないのが情けないやら寂しいやらで。 まぁ、皆んなが優秀だから私が外に出れているということなんで、これからも宜しく御願いします。 この場では日頃の業務マニュアルとは違う内容、思いを載せていきます。 理念の本質と本音みんなも知っている osaru

        • 我武者羅だった日々

          オープンしてからは、まぁ、「思ったより人が来ない」という問題点が大変多くありました。 やるまで色々調べ物やフィールドワーク、色んなお店の人のお話を聞いたりして「自分ならもっとできるな」とか「俺、上場企業の営業してたし、上手くいくよ」とか、色々根拠無い自信というよりバカ妄想が強すぎる中でのギャップは厳しく、大変苦労できました。 イベント組んだり、イベント出店したり、3年目の時は3ヶ月休まず営業もしました。 ある時それが原因で鬱状態(あくまで常態でして、そこまで重く無い常態でした

        コーヒー技術論①

          オサルコーヒーのこれから

          オープン時は本当に色々苦渋を飲みましたが、「苦渋を飲んだなぁ」という記憶しか無く具体的には忘れています。 苦労自慢したく無いんです。この場もあくまでコンセプトと店柄を伝えれたらなという気持ちで始めました。 今や5名のスタッフに恵まれてます。まだ頑張りますけどね。 僕はスタッフの為に動きます。だってみんな好きだから。

          オサルコーヒーのこれから

          オサルコーヒーの始まりから今まで③

          独立しか無いにしても、資金もなけりゃコンセプトも無い。あぁ、どうしようと思っていた矢先に先輩からマルシェなどのイベント出店をしてみてはどうかというアイデアを頂きました。 マルシェ出店ならテントと道具だけで行けると言われたので、恐る恐るスタート。 最初の出店は本当にちびるかと思うほど怖くて緊張してましたが、お客様からのご注文と感想を頂くと無くなりました。はやく始めればよかった。 様々なイベントに参加させて頂き、様々な出会いも頂きました。 イベント出店の間の唯一のストレスは「お

          オサルコーヒーの始まりから今まで③

          オサルコーヒーの始まりから今まで②

          電気が走ってから、コーヒーを仕事にしたい!また電気を走らせたい!という想いが日に日につもり、仕事に熱が入らなくなりました。前職では、まぁオジサンの武勇伝です実績はすこしありました。なかなか頑張ってたんですけど、頑張れなくなりました。 もうニッチもさっち行かなくなり、勢いで辞め、勢いで大坂の地元の珈琲屋で働きましたが まぁ、使い物にならないダメさ。 飲食店勤務経験もなく、27歳の中途半端な年齢でしかも鈍臭い、非常にキツかったです。僕も、その周りの人も。 スペシャルティコ

          オサルコーヒーの始まりから今まで②

          オサルコーヒーの始まりから今まで。①

          2012年、私はある浄水器メーカーの営業をしておりました。 日本中に支店がある会社でして、出張は非常に多くて3ヶ月に一回の全体会議の時に家に帰るような毎日、それまでは全て出張先に滞在でした。 コーヒーは好きでした。特にセブンのコーヒーが。 あと、眠気も覚ましてくれるので好きでした。 その程度でしたよ。 ミーハーな出会い 上記の雑誌、casaのコーヒー特集を読みながらオシャレな気分に浸るのが好きでして、「東京いったらここ行こう」とか考えながら。 で、掲載店のある店にいける機会

          オサルコーヒーの始まりから今まで。①

          自分の気持ち出したくて。

          2016年8月22日に大阪、難波でosarucoffeeを開業し、自由気ままにやってました。お金はありませんでした。 自分だけの自由な場でしたが、スタッフを雇い出してから、そのスタッフが能力が高くてどんどん良くなってきました。 そして今や6人のスタッフを見ています。 法人化もしました。 店も、SNSも、自分だけものものではなくなりました。 自分だけの場を取り戻したくて。なんともネガティブな理由である。 けど、スタッフのお陰で時間や外へ出る機会が増えて自分の考えをどんどん出す

          自分の気持ち出したくて。