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40年分の経験値があるからこそ分かることもある!

40歳目前でヨガインストラクターデビューをした私。スタートが遅過ぎたかもと少し恥ずかしい気持ちもありました。しかし実際に活動をしてみて、この年齢からのスタートでよかったと思えた3つのことをお話します。

【理由】
① キラキラ女子、キラキラ世界に惑わされない。
② 女性の身体の変化はジェットコースター。
ゆらぎ世代の現状をリアルタイムでお伝えできる。
③ 頑張らないことを許せる。

まず①ですが、若い頃の私は、とにかく人と比べては羨んだり落ち込んだり…感情のコントロールがきかずに、すぐにウキキー💢!となっていました。
ヨガインストラクター=細身で体が柔らかくて食事を生活もヘルシーでキラキラ生活!そんなイメージを持っていた当時の私がインストラクターになっていたら、キラキラ女子に憧れ、嫉妬し、最終的に落ち込んでいたと思います。表面だけに囚われ、裏での努力や背景があることに考えが及ばずに、とにかく羨ましい!と。
時がたち、酸いも甘いも知り、何一つ思い通りにならない子育てと、自分の事以外でのゴタゴタに振り回される日々。お陰様でタフな忍耐力がつき、何も起こらないことが一番幸せであり、毎日心穏やかに過ごせることを願う私は、目に見えるキラキラ世界にざわつくことも無くなりました。

②のゆらぎ世代とは、若い頃には無かった心と体の変化を感じ始める時期のこと。女性は閉経を挟んだ前後5年、つまり10年間が更年期となります。人により時期も症状もバラバラですが、特に40歳以降はホルモンバランスも崩れ、心身ともにジェットコースターのような状況だったと仰る先輩方も多いです。現に私も、20代、30代では無かった体の変化を感じています。ヨガに来られるお客様は若い方ばかりではありません。同世代や年配の方は体の悩みを抱えている方も多く、そんな方々の悩みに少しでも寄り添えるのは、自分も不調と向き合う状況に差し掛かっている現状があるからだと思うのです。


③ですが、ここで言う「頑張らないこと」は、諦めたり逃げたりすることではなくて、「無理をしない」ということ。虚弱体質な私ですが、若い頃は人並みにパワーもやる気も満々!憧れのヨガのアーサナ(ポーズ)があり、練習し過ぎで怪我をする。こうなりたい!のゴールに向かって、最初から飛ばしすぎて疲れてしまう。でも諦めたくない!また体を酷使して痛めたり体調を崩したりの繰り返し。体の土台が出来ていない状態で、がむしゃらに動くことほど危険なことはないのですが、あの頃の私は何も分かっていませんでした。40年間、自分の体と付き合って、ここまではOK、これ以上はやめておこうと選択出来るようになりました。なるべく整った状態でヨガをしたいし、心も身体も心地良い状態の雰囲気は、きっとお客様にも伝わると思います。怪我だらけ、体調不良のインストラクターなんて嫌ですよね 

これが、アラフォーデビューで良かったと感じた3つのことになります。但し、これはあくまでも個人的な意見のため、一般的ではないかもしれません。
それでも、今後ヨガや健康系のインストラクターを目指す方などの参考になれば幸いです。


次回は、【フィットネスジムから学ぶ、継続することの難しさ】をお話したいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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