虚弱体質改善のカギは胃腸だった!!
「腸が元気なら風邪をひかない」
「健康体は全て腸から始まる」
「腸は第二の脳である」
現代は様々な乳酸菌や腸内環境を整えるための広告や商品を目にします。腸を整えることは健康へ繋がることが大分認知されていますが、昔はそこまで有名な話ではありませんでした。現に私も、その事実を知ったのは10年ほど前のことです。その頃、自然豊かで空気の綺麗な関東の田舎町に住んでいました。相変わらず “虚弱体質なのに運動好き” な私。次男が幼稚園に入ったこともあり、ヨガ以外にも体を動かす時間を増やそうと、ランニングを始めたら風邪をひき、友達と遊びのテニスで走り回ったら風邪をひき、子供の風邪も毎回うつり…。
きっと、年齢とともに体力が落ちているせいだと思い、更に運動をしてまた風邪をひくの繰り返し...。
20代の頃から、「これを摂取したら元気になれます!」系のサプリは手当たり次第試していました。にんにく系やビタミン系、もろみ酢や野菜等々。どれも効果は感じるものの、風邪ひきはおさまらずに、更に事態は悪化していきます。丁度その頃から、生理前にも風邪をひくようになっていました。つまり、1か月に1度は風邪をひいている状態になり、流石に「昔からそうだったし仕方ない」と言っている場合ではなくなりました。でもどうすればいいのかも分からない。これ以上何に気を付ければいいんだろうと落ち込んでいました。そんな時にたまたま何かの媒体で目にした
【腸が元気なら風邪をひかない】の文字。
「え???腸?風邪と関係があるの?」
と呆然とする私。それが本当だったら、なぜ誰も教えてくれなかったの?最近分かったの?今までの30年間は何だったの?と頭の中はプチパニック状態。そういえば幼少期から胃腸は弱かったし、具合が悪くなる=嘔吐するは常にセットでした。風邪というよりも、症状はいつも高熱を伴う胃腸炎のような感じで、お医者さんも「お腹の風邪」と表現していました。大人になっても、風邪とは別に年に一度は胃腸炎になり、ワンオペ育児でのそれは、とてもとても辛いものでした。
そんな私の虚弱体質は胃腸も原因だったのかもと、今よりも情報量が少ない中で、むさぼるように調べたのを覚えています。そして調べていくうちに、花粉症の改善にも効果的な乳酸菌があるとのこと... 「花粉症!?」と、これにもビックリ!!花粉量が全国の県庁所在地NO.1の場所だったこともあり、長男は花粉アレルギー症状が出ていたので一緒に乳酸菌を摂取していくことにしました。
体質改善には時間がかかるものだし、薬のような即効性もありません。とにかく、続けることが大切です。相変わらず風邪をひきつつも日々乳酸菌を摂取し続けて3年が過ぎたころ、私の月1回の風邪ひきは2.3か月に1度程度になり、長男の花粉アレルギーの症状はすっかり出なくなっていました。
それからも、時期や体調により乳酸菌の種類を変えつつ摂取を続けていきました。そうしていくうちに、風邪ひきは半年に1度となり、1年に1度となり…
なんと、コロナが始まってから1度も風邪をひいていません!!
(2022年8月に家庭内感染でコロナにはなりましたが 笑)
いわゆる、幼少期から繰り返す、嘔吐を伴ういつもの風邪を年単位でひかなかったことなど、人生で初めてなのです。もちろん、コロナ禍でのマスク着用や人混みや外出を避けていたことも要因ではあると思いますが、健康体な人にとっては当たり前のことかもしれない、“風邪をあまりひかない”ことが自分の身に起こるなんて!!!本当に信じられません。
私は人生で2度死にかけました。これに関しての説明は割愛させていただきますが、毎朝目覚めて起き上がれることは当たり前ではありません。動いたり食べたり怒ったり笑ったりできるのは、元気な状態だからです。風邪をひかない生活は元気な証拠であり、私にはこの上なく幸せなことです。40代を迎えて色々な衰えは感じるものの、私の身体は今が一番健康体だと思います。
現在は乳酸菌だけに頼ろうとせずに、自分でも気を付けながら生活しています。体の外側も内側も冷やさないこと、特に内臓を冷やさないように、冷たいものはなるべく避けています。昔は毎日アイスを食べ、冷たいビールを流し込んでいました。そんなことでもビクともしない健康体な方もいるので羨ましくもありますが、私の場合は命取りになるのでもうあの頃には戻れません。
とにかくできることをコツコツと、今後も「腸が元気だと風邪を引かない」生活を心掛けていこうと思います。
次回からは、腸のしくみやヨガが腸に与える影響など、私が勉強をして得た知識をお話ししていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)